見出し画像

経済のことよくわからないまま社会人になった人へ

こんにちは。天気で体調が左右する人なので梅雨は気合が入らないですが、今日も頑張ります。

お恥ずかしながら私、経済や政治などなど興味ないことは理系であることを盾にとことん逃げていました。

さすがにそろそろ逃げるわけにもいかない年にもなってきましたから…。

というわけで、今日は解説に定評のある池上彰先生の「経済のことよくわからないまま社会人になった人へ」です。

本書は大きく分けて、「買う」・「投資する」・「借りる」・「世の中をつかむ」・「備える」・「納める」と6つの章で構成されていますので、一章ずつ搔い摘まんでやっていきます。

「買う」


経済は生産者と消費者がいて「お金」が回ることによって成り立っていることはさすがの私でも知っています。
ですが、お金を使わなくてはならない経済だからこそ本当に欲しいモノを吟味する必要があると語り、池上先生は「経済における投票行動」という言葉を使って、消費者の鋭い目、厳しい選択の重要性を語っています。
つまり、商品を買うことでその商品を販売・製造している企業に1票を投じ、人気のない企業は落選していくということです。

私なんかは表面より中身を重視する人なのでブランド品にはあまり興味がありませんが、ブランド品を買うひとはその企業を応援するために買っているのだとしたら尊敬します(笑)

「投資する」

先程の「経済における投票行動」と同じです。

投資にネガティブなイメージを持つ人が一定数いる気がしますが、「買う」ことと根本的には同じです。。

身近な人に投資家がいるので得られる情報がこの本からはなかったので終わり(自己満)

「借りる」

いいイメージのない借金についての章です。
事業を起こす際などは銀行から融資を受けます。これはれっきとした借金ですね。

もちろんお金がなければ消費者金融などで借りることもあるかもしれませんが金利が高いので信用を高く保ち銀行と良い付き合いをするべきです。

「世の中をつかむ」

リーマンショックという言葉を聞いたことのない人はいないと思いますが、自分は詳細を1ミリもしらなかったので勉強になりました。

リーマンショックの始まりはサブプライムローンの破綻らしいです。
サブプライムローンとは、言わば「消費者金融の住宅ローン版」です。
特徴は
・返済能力の低い人でも借りられる。
・ローンを組んでから一定期間は金利が低い。
・家を手放せばローンの返済義務から解放される。
と、おいしい話ばっかりでたくさんの人が食いつきました。

そこに売買の仲介をするブローカーが大量に入り込み、債券を買っては売りの繰り返しでもはや中身もわからない債権がどんどん人から人へと渡っていき住宅バブルが発生しました。

そして住宅バブルが崩壊すると証券は紙くず同然となり、お金の流れがとまり、かくしてニューヨークの株式市場で株価が暴落したというわけです。

超端的に書きすぎて自分がちゃんと理解してるのかすら分からんがあまり興味ないのでこんな感じで(自己満)

「備える」

保険と円を持つリスクについての話です。

円の話はかなり興味深い話でしたので少し書きます。

日々為替は様々な要因によって変動していますので円の価値は一定ではありません。極端に言えば円の価値が0になることだってなくはありません。

つまり円だけを持っていることは多少なりともリスクがあるよね。

この観点でリスク分散を考えるのなら、円が価値を保っている今のうちに財産の一部を外国のお金に換え預金するという手段があります。

でも外資預金はペイオフの対象にならないらしいので慎重に外国の銀行を選ぶべきですね。

このあたりの話はもっと詳しく勉強したいですね。

「納める」

税金の話です。

最近年金問題が話題になっていますが、年金の仕組みを簡単に解説しています。年金機構が資産運用していたり「グリーンピア」の建設をおこなっていたりと、軽く聞いたことはありましたが殆ど知りませんでした。尺的に書ききれないので知らない方は是非よんでみてください(笑)

いつもより長くなってしまいましたが終わりにします。ありがとうございました。

この記事が参加している募集

推薦図書

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?