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モンスターエナジーの方針転換

2004年くらいにアメリカで生まれ、日本に2012年くらいに上陸したモンスターエナジー。なんかやばそうな飲み物として若い人の間に人気の飲み物。

ところが、最近登場してきた味の名前の傾向から、モンスターエナジーが方針転換をしたように見える。

最近の名前の傾向の変化、それは味名にフルーツの名前を使用するようになったことだ。

前までフルーツを使った味はかなりあったのだが、それらの多くは入っているフルーツの名前が伏せられていた。(例:グレープ味→ULTRA VIOLET オレンジ味→ULTRA SUNRISE)

一方最近の味をあげると
ULTRA STRAWBERRY DREMAS
RESERVE WHITE PINEAPPLE
ULTRA GOLDEN PINEAPPLE
NITRO COSMIC PEACH
というように名前にフルーツが入れられている。

今と違い昔はフルーツの味を伏せて想像がつかない味の名前になっていた。(個人的にどんな味をしているのか気になり、わくわくしていいと思うのだけれど)

このことから、以前までのモンスターエナジーはとにかく果物の名前を伏せることによって他の果汁飲料と差別化をして、「エナジードリンク」という分野の確立をしたかった、という風に見える。

方針転換はなぜ起こったのか?

ではどうして平然とフルーツの名前を入れるようになったのだろうか?

それは、もう「エナジードリンク」という分野の確立が完了してしまったからであると思う。人々の間でエナジードリンクが定着してしまったので、あえて変な味の名前にする必要はなく、どちらかというと増えすぎてしまった商品に消費者にとってわかりやすい名前を割り当てることのほうが大事になったのだ。

そのため、改名されたものもいくつかある
ULTRA GOLD → ULTRA GOLDEN PINEAPPLE
ULTRA FIESTA → ULTRA FIESTA MANGO

このように、モンスターエナジーは安定期に入り、徐々に丸くなってきた。
昔の尖った中二病みたいな雰囲気のモンスターが懐かしいと思う。


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