よく口が悪いと言われる私ですが、基本人と話した時は異常な程の反省と自己嫌悪をしています。自意識過剰だと言われれば、まあそうなんでしょうね。大体、昔から人の顔色伺って生きてくれば大半はそうなると自分は思いますよ。

さて、これについてそんなに深く話すつもりはないですが少し見ていってもらえたらと思います。まず、会話ってすごく難しいんです。会話というか世間話、雑談そういう類いのもの全部。こういうものって気軽に出来ると思いがちですが実はかなり頭を使っているというか、フル回転させてる感じですかね…。相手の言ったことに対して自分が返した言葉は良かったのか悪かったのかと延々と考えてしまうんです。でもこれ、言ってしまうと良いとか悪いとかそんな基準ないんですよね。ただ、自分が捉え方を間違えてしまうと最悪喧嘩にもなりますからね、要注意です。まあこれを繰り返しているのが自分なわけですが…。

ひたすらネガティヴな感情に支配され、身動きが出来なかった私ですがある人に言われたことをきっかけに少しずつ気持ちに変化がでてきます。言われたその時は何で私の気持ちを分かってくれないんだ！と憤り、泣きわめきました。自分を否定してくる者は全て悪だと認識していたため素直に受け止めたくはなかったんです。それでもその相手が大切な人だったから、冷静になって考えました。

その人は優しい人で、意図的に人を傷つけるような人ではなかったし興味がないことには一切関わらないような人でした。だからこそ、私に対して放った言葉っていうのは私のことを思ってのことだったのだと気付いたんです。このままじゃ良くないと感じ、はっきりと言ってくれたのだと思います。

それからの私は心がすっと軽くなり、多少気持ちが落ち込んでしまっても自分の中で整理することが出来、ネガティヴな気持ちを外に出すようなこともほとんどなくなりました。まあ、ほとんどなくなったと言っても親しい友達や大切な人には少しは出してしまうのですが…これでも成長した方だと思いますね。

自分の中で一度整理をして、前を向くことって大事だと思うんです。そうしないと人ってだんだん腐っていきます。人に悩みを相談することは良いことですが、毎回ネガティヴな発言を繰り返していては自分で落ち込ませているようなものなので状態は良くなりません。さらには人に嫌な思いをさせることにもなります。私はここが分かっていませんでした。自分がどれだけ落ち込んでいようと周りには影響ないと思っていましたから。そりゃ責められもします。

私は今でもネガティヴになることが多いですし、体調もよく崩します。それでもあの人の言葉を思い出しては気持ちを落ち着かせることが出来ています。これからも辛いことや苦しいことも沢山あるだろうけど、自分なりに過ごしていければと思っています。

大切なのは自分らしく、マイペースに