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【虹ヶ咲】サブスク配信中ニジガク単独ライブ映像を楽しむための背景知識【ラブライブ】

この記事の対象者:
異次元フェスなどで最近虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(ニジガク)に興味をもったニジガク初心者
この記事で得られる知識:
サブスク配信中のニジガク単独ライブ映像をより楽しむための基礎知識(ライブ内容ネタバレなし)

異次元フェスをきっかけに、新たにニジガクに興味を持ってくださったPさんやラブライバーさんが増えてくださって嬉しい限りです。
2023/12/23からラブライブ!ライブ映像のサブスク配信が大幅に増えたので、これをきっかけに視聴を検討されているニジガク初心者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。もちろんライブ映像だけを見ても普通に楽しいのですが、個人的にコンテンツライブはそのライブが開催された当時の時代やコンテンツの背景が分かっていた方が絶対に楽しめると信じているので、今回この記事を書かせていただきました。


サブスク配信の基本情報

ラブライブ!シリーズのライブ映像は2022/12/1より一部サブスク解禁されており、2023/12/23に配信映像が追加されました。

対象サービス

  • バンダイチャンネル

  • dアニメストア

  • U-NEXT

  • アニメ放題

基本的にBD収録ライブ映像が配信されていますが、BD特典映像(舞台裏映像など)は配信されていません。

ニジガク配信中ライブ

単独ライブ

  • 2019/12/14-15: First Live “with You”

  • 2020/9/12-13:2nd Live! Brand New Story/Back to the TOKIMEKI

  • 2021/3/20-21:校内シャッフルフェスティバル

  • 2021/5/8-9:3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~

  • 2022/2/26-27:4th Live! ~Love the Life We Live~

※ニジガク出演合同ライブ

  • 2020/1/18-19:LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス

  • 2021/12/31:LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive!2021→2022 ~LIVE with a smile!~

オススメ視聴順

パターン1:ナンバリング順
1st→2nd→3rd→4th→シャッフルフェスティバル
一番シンプルなパターンです。シャッフルフェスティバルは2ndと3rdの間に開催されましたが上級者向けであり、基本的には一番ラストに見るのが良いと思います。

パターン2:アニメを先に見た人
3rd→1st→2nd→4th→シャッフルフェスティバル
アニメを見た人にはまずは3rdライブの視聴をオススメします。その後はナンバリング順が良いと思います。

パターン3:異次元フェスのパフォーマンスがとにかく気にいった人
4th→1st or 3rd→2nd→シャッフルフェスティバル
異次元フェスでニジガクのパフォが好きになった人には、現在に一番近い4thライブの視聴をまずはオススメします。その後はアニメを見たなら3rdを、見なければ1stを次に視聴すると良いと思います。

1stライブ

  • ライブタイトル:“with You”

  • 開催日(2Days):2019/12/14、12/15

  • 会場: 武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナ

  • 出演者:初期9人メンバー

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ライブ概要

本格活動開始から2年3ヶ月とラブライブ!史上最遅でたどりついた初のナンバリングライブです(他ラブライブ!コンテンツの声優活動開始から1stライブまでの期間:μ's→約1年、Aqours→約1.5年、Liella!→約9ヶ月、蓮ノ空→約半年)。
一応ナンバリングライブではない「校内マッチングフェスティバル」は9ヶ月前のステラボールで開催されています(サブスク配信無し)。

当時の状況

当時のニジガクは、3ヶ月前にアプリゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』がサービス開始され、ようやくメインコンテンツを得た状態になったところでした。

スクスタサービス開始まではコンテンツがほとんどなかったので、ラジオやWeb番組などを中心に細々と活動しており、冠ラジオのパーソナリティを決める選挙や毎月のキャラクター人気投票など、キャラ・声優間で露出を争うファン投票が日々行われていました(Pさん向けに説明すると、デレ周年選挙のミニver.が日々行われていた感じです)。

1stライブまでに行われた大きな投票としては、1stライブのヘッドライナーを決める選挙(優木せつ菜が優勝)1人だけアニメーションPV付きシングルが作成される選挙(中須かすみが優勝)があります。

1stライブが開催されたのは、そんな露出機会があまりなく、かつ、キャラ・声優間の人気格差が露骨にファンに分かる時代だったと言えます。
また、ニジガクは他のラブライブ!シリーズとは異なる設定や展開方法であったことから、アニメ化などの将来はまったく確約されておらず、続くのか終わるのかなども含めて今後ニジガクがどうなるかはキャストさんたちにもファンにも分かっていなかった時代でもありました。

視聴前に履修しておくと良いもの

正直1stは未履修視聴で全然OKですが、当時発売済みであった1stアルバム『TOKIMEKI Runners』+2ndアルバム『Love U my friends』を予習していれば完璧です。

ライブのオススメポイント

どのコンテンツライブでもそうですが、始まりのライブは唯一無二であり、それだけでオススメです。
あえてオススメポイントをあげるとすると、アンコールです。アンコールはDay1・Day2ともに視聴することをオススメします。Day1を見たあとにDay2をフルでみるのが面倒であれば、Day2はアンコール前からの視聴でも問題ありません。

2ndライブ

  • ライブタイトル

    • Day1:Brand New Story

    • Day2:Back to the TOKIMEKI

  • 開催日(2Days):2020/9/12(昼・夜2公演)、9/13

  • 会場: 東京ガーデンシアター

  • 出演者:初期9人メンバー+三船栞子

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ライブ概要

2ndライブは1stライブから9ヶ月後に行われ、Day1が昼夜2公演、Day2が別ライブタイトルでの公演とかなり特殊な形態で行われました(Day1のサブスク配信は夜公演のみです)。
またコロナ禍真っ最中であり、当初は有観客での開催を模索されていましたが、最終的には無観客有料生配信での開催となっています。

追加メンバーである三船栞子(小泉萌香)が初めて登場したナンバリングライブでもあります。

当時の状況

1stライブ後の2020年は、テレビアニメ制作が発表され、スクスタも軌道にのるなど、ニジガクが一気に成長する時期となるはずでした
しかし、そのタイミングでやってきたのがコロナ禍でした。他のコンテンツ同様にニジガクの活動は大きく制限されることとなりました。

1stから2ndまでの大きな出来事は時系列順に4つあります。
1つ目は2020/1にラブライブ!シリーズの9周年記念ライブイベント『LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス』に出演したことです。ニジガクにとってコロナ禍前最後の大型ライブイベントであり、μ's・Aqoursと共演することでニジガクがラブライブ!シリーズの一員として認められるきっかけとなりました。一方でこのフェスで無印・サンシャイン!!の正統後継プロジェクト「ラブライブ!スーパースター!!」の始動が発表されたことから異端児としてのニジガクという立ち位置がよりはっきりするきっかけとなったフェスでもありました。

2つ目は前年に投票でグループ分けやグループ名が決まっていた3つのミニユニットによる1stシングルが2020/2にリリースされたことです。

3つ目はアニメーションPV付きシングル制作選挙で優勝した中須かすみのシングル「無敵級*ビリーバー」が2019/7/29に発売されたことです。アニメスタッフ制作のアニメーションが初めて世に出たシングルでもあります。

カップリングの未来ハーモニーは初のアニメーションPVつき全体曲です。

最後は、ラブライブ!シリーズ史上初の追加アイドル「三船栞子」が2019/8に加入したことです。

視聴前に履修しておくと良いもの

無敵級*ビリーバーと未来ハーモニーのPV(↑のリンク)を視聴しておけばOKです。1stと2ndの間で発売されたユニットシングル3枚と3rdアルバム『Just Believe!!!』楽曲まで履修しておけば完璧です。

ライブのオススメポイント

ライブが開催された東京ガーデンシアターはニジガクにとっての聖地お台場にある正真正銘の聖地です。聖地開催ライブであることが最初のオススメポイントです。

2つ目は中須かすみ役の相良茉優さんが「無敵級*ビリーバー」を、三船栞子役の小泉萌香さんが追加メンバーとしての重圧を背負って立ったライブであったことです。

3つ目はDay1とDay2でライブタイトル・コンセプトを変えたことです。他のサブスクライブは正直Day1・2どちらかの視聴で問題ないと思いますが、2ndは両日ともに視聴することを個人的にはオススメします。

最後は無観客ライブでしかできない演出と、無観客ライブという異様な状況に立ち向かった演者たちの雄志です。

校内シャッフルフェスティバル

  • ライブタイトル:校内シャッフルフェスティバル

  • 開催日(2Days):2021/3/20、3/21

  • 会場: ぴあアリーナMM

  • 出演者:初期9人メンバー+三船栞子

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ライブ概要

2ndライブと3rdライブの間にスクスタ1周年を記念して開催されたのが校内シャッフルフェスティバルです(ナンバリングライブではありません)。その名の通り自キャラ以外のソロ楽曲をパフォーマンスするライブでした。披露楽曲はファン投票によって決まっています。

2ndライブとは異なり有観客で行われましたが、着席指定(起立禁止)+声出し禁止のライブでした。三船栞子役の小泉萌香さんにとっては、ニジガクメンバーとして初めて臨む有観客ライブとなります。

当時の状況

2ndライブ後の2020/10-12までにテレビアニメ(アニガサキ)1期が放映されました。アニガサキはその丁寧かつしっかりとして作りと非常にクオリティの高い楽曲PVにより高い評価を得て、ニジガクも一気に人気を獲得しました。また、同期間に各種アニメ関連楽曲のリリースが行われています。

アニガサキ高評価の一方で、アニガサキ1期とほぼ同時期にアプリゲームのスクスタで配信が開始されたメインストーリー2章が大炎上することになります(※アニガサキとスクスタではストーリー展開は大きく異なっており、別コンテンツと考えた方が良いと思います)。
ニジガク初心者の方が今さらこの炎上の詳細について知る必要はない(むしろ知らない方がいい)と思いますが、追加キャラであるランジュやミア、栞子を中心に初期キャラクターも含めラブライブ!史に残る大炎上があったという認識だけは持っておくことが、以降のライブでのMCを理解する上で必要な知識になってくるため、炎上があったことだけ言及しておきます。

視聴前に履修しておくと良いもの

特になし。
個人的には、校内シャッフルフェスティバルは3rdライブのあとに視聴した方が良いと思います。

ライブのオススメポイント

ここでしか見れないシャッフルパフォーマンスです。
誰が何を披露したかは是非ご自身で確かめてください!

Day1・Day2のどちらかだけ視聴する場合は、基本どちらの視聴でも問題ありませんがどちらかというとDay1をオススメします。
また、シャッフルフェスティバルはニジガクを好きになりきった人向けのライブだと思うので、個人的には最後の視聴でも良いと思います。

3rdライブ

  • ライブタイトル:School Idol Festival ~夢の始まり~

  • 開催日(2Days):2021/5/8、5/9

  • 会場: メットライフドーム

  • 出演者:初期9人メンバー+高咲侑

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ライブ概要

アニガサキ1期放映後初のナンバリングライブであり、アニガサキ1期を背負ったニジガク初のドームライブです。P向けに言うと、765での7th、デレでの3rd、ミリオンでの10th Act-3的な立ち位置のライブとなります。

また、アニガサキで「あなた」相当キャラとして登場した高咲侑(矢野妃菜喜)が初めて出演したライブです。

コロナ禍は継続しており、有観客ではあったものの座席は1席あけ、声出し禁止で行われました。

当時の状況

校内シャッフルフェスティバルから2ヶ月足らずなので、その間にニジガクとしては大きな出来事は特にありません。

1つだけ、優木せつ菜役の楠木ともりさんが持病を理由に、以降のライブなどでパフォーマンスを制限することが2021/4に発表されました(後に難病であるエーラス・ダンロス症候群であることが判明し、楠木さんは2023/3に優木せつ菜役を降板することとなります)。

視聴前に履修しておくと良いもの

アニガサキ1期全話。この一言につきます。このライブは絶対にアニガサキ視聴後に見てください。

もし1期全話視聴が面倒な場合は↓の1期ダイジェスト、

もしくはアニメPVをまとめた↓の再生リスト(NEO SKY, NEO MAP!まで)は最低でも予習しておいた方が良いです。

ライブのオススメポイント

アニメ1期を背負ったライブであることにつきます。私自身アニガサキが本当に大好きなので、このライブはめちゃくちゃ大好きです。

スクールアイドルではない立ち位置の高咲侑役の矢野妃菜喜さんが、ライブにどう絡むのかも見所のひとつです。

Day1・Day2のどちらかだけ視聴する場合は、基本どちらの視聴でも問題ありませんがどちらかというとDay2をオススメします。

4thライブ

  • ライブタイトル:~Love the Life We Live~

  • 開催日(2Days):2022/2/26、2/27

  • 会場: 京セラドーム大阪

  • 出演者:初期9人メンバー+三船栞子、ミア・テイラー、鐘嵐珠

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ライブ概要

ニジガク初の東京以外で開催されたナンバリングライブであり、ミア・テイラー(内田秀)と鐘嵐珠(法元明菜)を加えて、現在のスクールアイドル12人体制のニジガクとして初めて披露されたナンバリングライブとなります。

引き続き声出し禁止は継続していました。声が出せない代わりに思いを伝える企画として、ライブタイトルにもなった4thアルバム表題曲「L!L!L!(Love the Life We Live)」の映像に使うメッセージ募集企画「みんなで作るL!L!L! 届けて!あなたのメッセージ♡」が行われました。

当時の状況

3rdライブ以降一番のできごとは、2021/8にスクスタで登場していたサブキャラクターであるミア・テイラー(内田秀)と鐘嵐珠(法元明菜)が正式にニジガクに加入し、現在の12人体制が完成したことです。

楽曲としては、2021/10に4thアルバム『L!L!L! (Love the Life We Live)』が発売されました。ちなみにこのアルバム内のソロ曲は、スクスタ内イベントでニジガクメンバーが映像作品を作る他の部活からプロモーション活動の依頼を受けて出来た楽曲となっており、他のソロ楽曲とはまったく異なるイメージの曲が多いのが特徴です(※プロモ依頼を受けた部活にちなんだ楽曲)。

また、2021/5~2021/10にかけて追加メンバー3人によるユニットR3BIRTHを含めた全ユニットのシングルも発売されています。

ナンバリング以外のライブとしては、初のユニットイベントである各ユニットのライブ&ファンミが2021/10~2022/1にかけて順次開催されました(サブスク配信なし)。詳細は触れませんが、特に2022/1に開催された追加メンバー3人によるユニットR3BIRTHのライブ&ファンミは、もし今後映像化されたら絶対に見ていただきたいと思うほどすごいイベントでした。
また、2021/12/31~2022/1/1にはAqours・Liella!との合同カウントダウンライブ「LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜」に出演し、内田秀さんと法元明菜さんはニジガクとして初めてのファン前でのパフォとなりました。

また前述したスクスタシナリオ炎上事件は1年以上たってもまだ尾を引いており、特に新規参入メンバーを演じる演者さんたちにとっては大きく影を落としている状況でした。

上述した楠木ともりさんの病状も進行しており、この頃にはパフォーマンスがかなり制限されるようになっています。

視聴前に履修しておくと良いもの

4thアルバム『L!L!L! (Love the Life We Live)』と3rd~4thの間に出たユニットシングル4枚

ライブのオススメポイント

ついに12人体制として完成したニジガクのパフォーマンス。特に、追加メンバーである鐘嵐珠役の法元明菜さんやミア・テイラー役の内田秀さんのパフォーマンスやMCは注目ポイントです。

Day1・Day2のどちらかだけ視聴する場合は、個人的にはDay1をオススメします。

最後に

絶賛6thライブ開催中なので(配信あり)、ライブ映像でニジガクに沼った方は、是非6thライブをリアルタイム視聴してください!

また、ライブ映像を見てさらにニジガクへの興味をより持っていただいた方は、ニジガクについて熱く語っている記事もありますのであわせて読んでいただければ幸いです!

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