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IgA腎症の治療 | 扁桃摘出から1年経過に寄せて & 定期検診(退院後319日目)

こんにちは!僕です。

この投稿から遡ること1年前。扁桃摘出手術を受けた日でした。

それから1年、喉のこわばりは若干感じますし、味の濃いものを食べると食後も喉の奥に味がとどまっているような感じは残っていますが、何も問題なく過ごしています。これも時間とともにさらに慣れてゆくのだと思います。

いま1年前の記録を読み返してみると、手術日の記憶はまだ鮮明に覚えてますね。初めての手術で不安はあったのですが、処置さえしてしまえば元気になる自分の姿しか想像できない、仏滅が明ければ大安だの気持ちが強かったので、相対的には前向きだったし、だから術後の経過も良好だったのだと思います。

この数日後、40歳という人生における1つの区切りとなる誕生日を迎えますが、まさかのベッド上、身内の面会も禁止されるという状況でした。周囲からはたくさんの方にお祝いの言葉をいただきとても嬉しかったのですが、いつもと状況が異なっていたので、それでもさみしさの方が勝っていた気がします。

去年は誕生日ケーキが食べられなかったので、自分で売店のバニラアイスで自分をお祝いしていました。

今年も数日後に誕生日を迎えるので、去年の倍以上のパワーで祝って欲しいです、というのは冗談ですが、妻には2年分お祝いをしてもらおうと思っています(笑)。

治療開始して約1年経過した今の状況

蛋白/クレアチニン比の記録と経過です。

2019/12/14:0.16 g/g・gCre
2019/12/28:0.30 g/g・gCre
2020/01/25:0.90 g/g・gCre
2020/02/25:1.30 g/g・gCre
2020/03/21:0.60 g/g・gCre
2020/03/27:0.82 g/g・gCre
2020/04/20:0.52 g/g・gCre
2020/04/25:0.71 g/g・gCre
2020/05/18:1.05 g/g・gCre
2020/05/23:0.83 g/g・gCre
2020/06/01:1.00 g/g・gCre
2020/06/20:0.69 g/g・gCre ← 治療開始直前
2020/07/06:0.67 g/g・gCre ← 扁桃摘出後
2020/07/09:0.34 g/g・gCre ← ステロイドパルス 1クール目終了直後
2020/07/13:0.31 g/g・gCre
2020/07/16:0.17 g/g・gCre
2020/07/20:0.12 g/g・gCre
2020/07/27:0.26 g/g・gCre
2020/09/14:0.18 g/g・gCre
2020/10/03:0.14 g/g・gCre
2020/11/07:0.12 g/g・gCre
2020/12/05:0.08 g/g・gCre
2021/01/09:0.03 g/g・gCre
2021/02/06:0.00 g/g・gCre
2021/03/13:0.05 g/g・gCre
2021/04/10:0.02 g/g・gCre
2021/05/08:0.05 g/g・gCre ← New

基準値の 0.15 g/g・gCre と比べて引き続き安定しています。

もう一つの項目である尿潜血に関しては下記。

【2021年3月】
赤血球:1~4/HPF(基準値は 5未満/HPF)
白血球:1~4/HPF(基準値は 5未満/HPF)
扁平上皮:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)

【2021年4月】
赤血球:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)
白血球:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)
扁平上皮:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)

【2021年5月】
赤血球:1~4/HPF(基準値は 5未満/HPF)
白血球:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)
扁平上皮:1未満/HPF(基準値は 5未満/HPF)

尿潜血も基準値に収まっています。

ということで、引き続き極めて良好な状況が続いています。

新型コロナワクチンの接種にもGOサインいただく

IgA腎症という腎疾患自体はかなり抑えられていますが、免疫抑制剤(プレドニン:ステロイド)を飲んでいる事もあり、万が一の重症化リスクに備え、新型コロナワクチンの接種を受けたいと主治医に相談したところ、いまのプレドニンの量(隔日10mg)であればワクチンの効果を大きく阻害するほどでもないとの見解をいただけました。

基礎疾患ありで申請していたので、通常より少し早く接種券も自治体から届いたので、さっそく接種の予約(ファイザー)も済ませておきました。

副反応がどうでるかが分からないですが、リスクとメリットを天秤にかけた上での判断ですし、万がいち副反応出てもお休みをとれる体勢(会社に感謝)なので、自分で決めた事に対して不安に思っていても仕方ないので、気楽に受けてこようかなと思ってます。

副反応が出ちゃうと定期的な運動も控えないといけないという事の方が、自分にとってはつらいという贅沢な悩みに置き換えています。

話は戻りますが、このペースなら次回の定期検診時にプレドニンがさらに減薬される見込みです。

減薬完了まであと半年ほど。

頑張ろう自分。

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