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オトコの傷はオトコで癒せ!!!-とうとうふられました その4

注:前回記事とは時系列が前後している部分があります。前回の続きというわけではないのでご注意下さい。


オトコの傷はオトコで癒せと良く言うが。
もちろん私も経験的に、それが手っ取り早いということは知っている。

おんな子どもだって、じゅうぶんに傷は癒やしてくれる。
でも、やっぱり私にはどうしても、こういう時はオトコの存在が必要なのだ。

恋愛関係になくても良い。
恋愛感情なんてむしろない方が良い。

性別オトコなら、それだけで良し。笑

こんな時に相手をしてくれそうなオトコに連絡を取る。

今回は時間と思考の隙間を埋めるために、ふたりの男の子にお付き合いいただいた。


まず第一のオトコ。
ものすごく頭が良くて理性的だが、他人の悪口を言う能力は抜群。
私の苦しみに全く感情移入せず、苦しむ私を俯瞰しながら、元恋人の悪口と正論を適切に投げ掛けてくれる。
そして何より、マメ。
すぐにラインの返事が返ってくる。笑

時間と思考の隙間を埋めるのには最適!!


それから。
第二のオトコ。

彼はご近所に住むバイク乗り。
過去に恋人だったこともあったが、今では遠い親戚のような立ち位置。
彼は絶対に私に酷いことをしないし、酷いことは言わない。
フラれた傷を労ってもらうには最適。

そして彼を選んだのにはバイク関連の理由もあった。

なぜなら(元)恋人からのメールに
「バイクの乗り始めはお手伝いさせて欲しい」
との文面があった。
「それはどういう気持ちでの提案なのか知りたい」
と質問をしてみると
「バイクの乗り始めだけ手伝う。その前もそれ以降も会うつもりはない」
との、素っ気ない返事。

…。
えー?
別れた恋人が。
バイクの乗り始めの時だけ、面倒を見に来てくれて、素っ気ない態度で帰って行くって訳??
それ、ただの苦行じゃん…。

なんで私が、そんな目に遭わなければならないのだ??
冗談じゃない!!!

で、第二のオトコに連絡を取ると、快くバイクの面倒を見ることを引き受けてくれた。

まあ、本当はバイクの乗り始めの色々は、自分でも出来るんだけどさ。
そういうの口実に誰かに優しくして欲しいって思う弱い私です。笑

(元)恋人に「バイクの乗り始めは手伝ってもらわなくても大丈夫」とメールを送る。

その時(元)恋人に対して意地悪な気持ちが芽生えたことは否定できない。
ってか、芽生えたっていいよね?
人間だもの。

ちなみにあーちゃんは「『他のオトコにやってもらうから結構です』ってメール送りつければ良かったのに!」と言っておりましたが、まあ、オトナなんで、そこまではね。笑


さて。

家族と友人に傷を癒やしてもらいつつ。
第一と第二のオトコに時間と思考の隙間を潰してもらいつつ。

(元)恋人にフラれた衝撃から、少しずつ立ち上がる私。

まー、こうやって。
家族や友人や男の子たちと。
ゆるゆると過ごしていく人生も、いいじゃないか。

正直。
彼と付き合っていて。
我慢していることは、たくさんあった。

あれもこれも諦めてでも。
彼との未来を手に入れたかった。

まあ。
今振り返ると。

子どもたちが成長して巣立っていき。
定年も遠くない未来だと実感しつつ。
残された時間が長くないことを思い。
人生の終わりが見えてきて。

最後の居場所が。
欲しかったのかもなぁ、私。

だから、あんなに一生懸命、頑張って来たのかも。

自分ひとりで生きていけるような気がしていたけれど。
それでも、それだけでは寂しいと、どこかで思っていたのだろう。

もう一度。
誰かと寄り添いながら生きていこうと思ってた。

その未来が突然消えてしまったことが、苦しかったけれど。

彼じゃなくても、良かったのかもしれないなぁ。

もう少し時間が経ったら。
わたしはまた、最後の居場所を求めて、誰かと寄り添いたいと願うのかもしれない。

頑張らないで一緒にいられる、イザコザしない相手、かぁ…。

いるのか?
そんな相手。

ま、まずは自分のメンタルの安定かな。
オトコとイザコザしない強靱なメンタルを保てる自分、かぁ…。

うっ…。
遠い…。笑

そうして。
メンタルが安定している誰かさんと穏やかな最後の恋を、かぁ…。

うーん、遠い!!!笑

私…。
なんだかんだ。

ジェットコースターが好きなのかもね。笑