見出し画像

バイクの整備をしていて思ったこと

最近再び250ccのバイクに乗り始め、いろいろな整備を自分でやっていて気づいたことがあります。

基本的にバイクには大まかにいうと吸気、圧縮、燃焼、排気の4つの流れ(2ストロークエンジンを除く)があり、それぞれの工程を行うために様々なパーツがあります。

何を思ったかそれらのパーツパーツが社会の縮図のように感じました笑

というのも、第1段階の吸気行程にはエアクリーナーと呼ばれる外気からホコリ、ゴミ等の不純物がキャブレター(空気とガソリンを混合して、混合気を生成するパーツ)に入らなくするものがあり、そこから先述のキャブレターで混合気を作り、エンジンの燃焼室に入り、圧縮され、プラグからスパークが飛び、その火花が混合気に着火し、その燃焼爆発によって得た膨張気のちからによってピストンが押し戻され、マフラーから排気されるといった流れです。

これらの工程の一つが多少の不良があっても実際すぐに走れなくなることはないのですが、それぞれの不良がどんどんと他の工程に影響を及ぼすのは確かです。

これはいろいろな業界や考え方に似ていると感じました。というのも、例をあげると先のエアクリーナーボックスのフィルターが摩耗し、ゴミやホコリがキャブレター内に侵入すると、アクセル操作に違和感が出てきたり、もっと悪いと混合気に不純物がはいり、圧縮燃焼段階で燃焼室に傷がついたりもしちゃいます。それが原因でエンジン本体に不調が出始めるなんてこともあるかもしれません。

このように流れの中で小さな不調が、全体の流れにおいて、徐々に大きな問題になっていくなんてことはまさにいろいろつながっているな…と唐突に整備中に思った次第笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?