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プロが考える趣味で写真を撮る人にオススメなセット

今回は本格的に趣味でカメラを始めたい…だけどあんまり予算がない…5万円〜10万円以内で何とか始めたい…という方向けに私も使っているカメラを紹介させていただきます。

もちろん趣味だからといって妥協するわけではないのでご安心を!

カメラを始めようとした時、どこに行きますか?

恐らく殆どの人が家電量販店で店員さんに勧められた機材をひとまず…恐らく殆どの場合入門機をオススメされると思います。キヤノンでいうとx○iシリーズ、x○シリーズ、○000Dシリーズ等です。

予算が潤沢にあって、いろいろ気にしなくていい方はもちろん新品のボディに新品のレンズがオススメですが、今回に関しては、予算をなるべく抑えつつ、本格的に撮影を楽しめるカメラを紹介します。

↓コスパ最強のフルサイズセンサー搭載のボディ↓


2018年現在約13歳のボディ、Canon EOS 5D(初代)

言わずもがな、もう発売から13年も経っているのでほとんど中古品しか出回っていません。

中古での取引価格はヤフーオークションを含めると3万円〜5万円程度

↑5D初代×24-105mm F4L IS USM↑

特徴

・当時のプロモデル
・この価格帯でフルサイズ描写を楽しめる
・記録媒体に優しい1200万画素
・メニューと機能がシンプルなので必要な知識や技術を効率よく身につけることができる

心配事

・モデルによってはミラーが落ちる…
・年数が経っているのでしっかり見ないと速攻壊れる
・修理ができないこともある

↓今でもプロが好んで使う無駄のない最高機↓

Canon EOS 5D mark II

私もお仕事で使っている5D mark II、撮影をする上で機能面、エクステリア全てにおいて無駄がない機体です。

中古での取引価格はヤフーオークションを含めると5万円〜8万円程度

↑5D mark II×50mmF1.8 STM↑

特徴

・今でもプロが好んで使っているコスパに長けるカメラ
・中古で買っても長く使える堅牢性
・市場流量が多いため比較して購入することができる
・初代と同じくメニューと機能がシンプルなので必要な知識や技術を効率よく身につけることができる

心配事

・そろそろ修理できなくなる
・良くも悪くも市場に出回りまくっているのでハズレくじは究極のハズレくじ
・Vlogには向かない

初代からの変更点
画面サイズ、画素数、ボタン、各機能、ムービー撮影機能等々

ムービー撮影機能は今でも現役で使えるほどです。映画のような浅い被写界深度とカスタマイズしてカラーコレクションをイジって本格シネマっぽくもできちゃいます。(AFは効きません)

オススメレンズ

カメラを趣味で始める人に特にオススメなのはこの50mm、俗にいう撒き餌レンズですが、ポートレート、ブツ撮り、風景等など何でも来いなレンズです。

単焦点独特の被写界深度の浅い画はもちろん、人間が対象物を見ているときの画角がこの50mmに近いそうです。

APS-Cだと中望遠気味になってしまうこのレンズも、先のフルサイズであれば本来の画角で楽しむことができます。

↑初代5Dと50mmSTMで撮った写真例

何よりも最安価格で両者とも揃えることができれば初代5Dと50mmのレンズで4万円程度で始めることができます

50mm F1.8 II  販売価格・6000円〜9000円程度

50mm F1.8 STM 販売価格・10000円〜19000円程度

番外編

EOS 1D mark III、IVは報道カメラマンやスタジオカメラマン等に使い古されたものが市場に多く出回っていますが、いい個体を見つけたら最後、わずか10万円程度で30万回〜40万回ほどのシャッター耐久があるので趣味でやっている人には買い替えの必要ないカメラになるでしょう。またセンサーサイズもAPS-H(フルサイズとAPS-Cの中間くらい)と独特なサイズ間、フルサイズ用のレンズの美味しいところ取りができるのとフルサイズではちょっと距離が稼げない?なんて時にもピッタリです。

何よりもいかにもプロっぽい見た目と操作性を10万円前後の価格で体験できるのは贅沢すぎます…

↑5D mark II×24-105 F4L IS USM↑

いかがでしたか?

カメラを始めるとなるとどうしても高額なイメージがありますがこういった中古品をうまく取り入れることで気軽にカメラを始めることができることを知っていただけたと思います。

何よりも機材はいいに越したことはないのですが、少々不便であったり、機能が制限されている方が工夫をしたり、自分の体が覚えざる負えなかったりするので上達が明らかに早いです。

最新機種は正直すべての機能を使いこなせる人はメーカーの人でさえ難しい程です笑

もちろん最新機種に搭載されている様々な機能を使い、より効率的に撮影をしたりもできますので一概にどちらが良いというのはありません。

ご自身の用途に合わせて選んでみてくださいね

最後に…

中古品を買いに行く時はプロと一緒にいきましょう!笑

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