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子育ては一生続かないから

子供が小さい頃、


私は、結構参っていました。


とにかく1人になれる時間がない❗

それを見た近所の方は、

「子育てなんてねー、一生は続かないのよ。

今が一番可愛いときじゃない❗」と言ってくださったのだけど、

小学校に入ってからも、

遊びから帰ったあとは、

「ねえ、ママ学校でねー◯□▲#*@%〇」と始まるのですよ。

学校での話はできるだけ聞いてあげたいのですが、

ご飯の支度もあり、飼っているネコの世話もあり、

洗濯物が乾かないときは乾燥機に入れ(以下略)

と、いろいろあるのです。




そこで❗

私は考えを改めることにしました。笑

この、トイレにまで付いてくる子供とネコは、

子供は私が大好きなんだ。

私はアイドルなんだ。笑

と思うことにしました。




お風呂にも入ってくるネコはシャワーだけでしたが、
毎日一緒に入りたがりましたし。

アイドルって大変なんだな、

プライベートなんかないんだな、と。



すると、

子供とネコが私にまとわりついても、

全然嫌だと思わなくなったんです。笑



もう、寝るときも狭い布団に私と子供とネコが寝てました。

だいたい私が布団からはみ出すんですけどね。
↓こんな感じです。



あー、これで子供の話もいっぱい聞いてあげられると思った矢先、

「ねー、今日さ友達と美容室に行くからお金ちょうだい」


なんですとー!Σ( ̄□ ̄;)



しかも、私が行ってた美容室に行こうとしているし・・・

今まで【ママ床屋】だったくせに(T_T)

まあ、あの美容室は小学生割引がありますからね、


と、お金を渡したら、子供は嬉々としてお友達と美容室に行きました。


それから、



子供は


友達との時間を作ることが多くなりました。

自分で探してきた塾に入ると言って、
帰りも遅くなりました。



女の子だったからかもしれませんが、


親離れされると、

それはそれで寂しいものでした。


それでも、寝るときは四年生まで一緒に寝ていました。


だけど、引っ越しをして、子供部屋を作ったら
1人で寝るようになってしまいました。


残ったのは、ネコ・・・

この子だけは、


私がインフルエンザで寝込んでいようと、
お風呂場の前でシャワーを浴びるのを待っているので、

ジャージャーと、シャワーを浴びさせて、
タオルで拭いて、


ドライヤーで乾かして私と寝ていました。


なんだか寂しいなあ、と思いました。


そのときに、近所の方が言ってくれた言葉を思い出しました。

「今が一番可愛いときじゃない」


本当でした。


子供は大きくなってしまうのです。

一抹の寂しさを覚えながらも、

これからは1人の時間が作れるから、

子供に依存しないで済むように資格を取る勉強を
始めました。

私の親は「共依存タイプの親」でした。

放置するくせに、自分の考えや行動を管理するのです。




それに苦しめられた私は、

子供に依存したくなかったのです。


子供がアルバイトをできる年頃になると、

長距離バスに乗って旅行に行ったり、

外国にも良く行っていました。



多分、私が依存して子供につきまとっていたら、

子供は、


自分がしたかった事すらできなかったと思います。


1人で【自分】を見つけられた子供を、


私は、誇りに思います。

写真は Creative commons様からお借りいたしました。
ありがとうございました。