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【期間限定】機能不全家族と摂食障害の関係



アダルトチルドレン、インナーチャイルドは全て機能不全家族に起因します。

ですが、ほぼ9割の家庭がそれに当てはまりますので驚かないでください。

私が知っている限りですが機能不全家族ではない
家庭は1家族だけです。

では何故、9割にも当たる機能不全家族で育った子どもが、摂食障害や精神的な病や依存性から逃れられたのか、

それは、


子どもの頃から【これは異常なことなんだ】と気がつき、且つ【自分は自分だ】という自覚があったからです。


親は完全な人間ではないということ。

親に付ける薬はありません。
親を変えようと思わず自分が変わる。

と、簡単に書いていますが、本当は非常に大変なことです。


子どもにとっては、家族(親)が全て。

親が喜ぶから(怒るから)それをやる。
親の引いたレールに乗っていれば、
彼等を怒らせたりしないで喜んで貰える
、と

素直な子どもこそ強くそう思い込んでしまいます。



だけどそこには自分の心がない。
自分がいない。

親がいなくなったときに、どうしていいかわからなくなる。

大切なことはそれに気が付くことです。

それが例え20代30代40代50代であってもです。

気がつけないと、後戻りできなくなり
自殺、暴力、自傷行為などの悲しいの結果に繋がります。

自分の中に閉じ込めてあった【怒り】【悲しみ】【寂しさ】【悔しさ】

それが爆発するときが必ず来ます。

逆に本来の子どもの姿でいられる子どもはワンダーチャイルドと言います。

できれば、親から離れて暮らすことです(私にはこれが有効でした)

機能不全家族にはあるパターンが何種か存在しますが、

摂食障害に繋がる機能不全家族とはどんなものでしょうか?




痩せていれば心配して貰える、

優しくして貰える。
心配して貰える。
可哀想だと思って貰える。



悲しい事実です。

小さい子は本来ならば、自分のそうした欲求は
【何もしなくても】全て貰える存在なのです。

病気じゃなくても痩せていなくても、
例えば勉強ができなくても
スポーツが苦手でも、


世界中で一番愛される存在なのです。

インナーチャイルドとは、人生を変えて人の命を奪う程の脅威になります。


摂食障害は本当は親に対して(愛情の対象)のSOSでもあります。

食事が食べられない、

痩せて行く身体、

小さい頃に言葉にできなかったことを、
自らの体を使って愛情対象に訴えます。

ですが、


それに気がついてくれて治療してくれる親(愛情対象)ならば、

拒食症から過食症へと移行はしません。

親から離れても、インナーチャイルドを癒せなかった方は【何か】に依存する結果となります。

【何か】とは、

恋愛依存、 暴飲暴食、過度な喫煙、買い物、仕事などです。

大人になった貴方ではなく、
子どもの頃の心に戻って考えてみてください。

家族の中で孤独ではありませんでしたか?

親からの相談(悩み事)を聞く役割を担っていませんでしたか?


他の兄妹姉妹よりも雑に扱われたり、
罵詈雑言や暴力を受けていませんでしたか?

性的暴力を受けていませんでしたか?


悩みを打ち明けられる家庭でしたか?

両親の仲は良かったですか?

答えられるのは【子ども時代の貴方だけ】です。

答えがわかったら、それを声にして言ってみてください。

寂しかった、悔しかった、大嫌い!
全ての感情を出しきってみてください。

声に出せる場所がなければお風呂場でも構いません。

【吐き出す】ことは意外と難しいです。

ずっと心に隠してきた痛みですから、
自身ですらわからないケースが多々見受けられます。

傷ついてボロボロになって涙を流している自分を探してみてください。

親は確かに親ですが、

自分の人生を犠牲にしてはいけません。
体も心も親から離れてみてください。

因みに私の家族も機能不全家族でした。

インナーチャイルドに気がついたら、

親とは適度な距離を取ることが、最良の結果に繋がります。

自分を理解してくれる人がいたら、
その方に心を許すことも重要になります。
(機能不全家族に育った子どもは、人を信じることができなくなっています)

そして決められた食事を三回きちんと食べること。

これが摂食障害を治す重要な課題になります。


人類は太古の昔から、帰りが遅いと心配してくれる人を必要としている。

マーガレット・ミード

機能不全家族は非常に深い問題ですので、
一度のブログに書くのは不可能ですので後日、
また書きたいと思います。

本日も読んでくださり、ありがとうございました。