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動画編集者がYouTube台本制作案件を3ヶ月間やってみた所感

久々のnoteですね。

今回は、最近流行りの?YouTube台本制作案件を動画編集者が3ヶ月やってみた感想を語ろうかなと思います。

・YouTube台本制作の仕事に興味がある人
・今まさに動画編集をしているが今後より単価を上げていきたい人

そんな人の参考になるように実体験をまとめたのでぜひ最後まで御覧ください!

また、近々「YouTube台本制作の実演動画」もプレゼントしようと思いますのでXの方もフォローしてお待ちくださいませ!
https://twitter.com/gahyu55



結論から言うとYouTube台本制作代行はおすすめです。

ただ案件獲得するには注意点もあるのでそちらも後半で解説します!


3ヶ月間の収益


まずは売上から。
3ヶ月間の総収益は225,000円でした。
外注なしなのでですべて粗利です。

15本くらい納品したので月5本ペースですね。

一社から、一チャンネルのみでの受注だったのでそこまで本数は
捌けず、本業もあったのでそこまでガッツリコミットするというのは難しかったです。

とはいえ副業で月4〜5万円と考えるとまあ悪くないのかなと

ただ実務未経験だったこともあり、想定以上に時間がかかりましたw

YouTube台本制作案件に挑戦した理由


ライティングスキルが自分にとって最適なスキルだと確信があったからです。

僕は営業含め人前で喋ったりするのが超苦手なので、
文章一つで人を動かすってことに凄い魅力感じるんですよねw

ライティングスキルがあれば人と一切話すことなく商品を買ってもらうこともできる。


それにライティングは汎用性が高く他の仕事にも活かしやすいのもいいですよね

YouTube台本に限らず、

・LPのライティング
・LINEの配信
・サムネタイトル

など、様々な仕事に応用が効きます。

また、YouTube台本制作は動画編集とも相性がよかったというのも理由にあります。

自分の場合、YouTube周りの仕事が多いので
動画編集に付随して台本も巻き取りやすかったのも大きいです

(今回の案件は動画編集案件とは全く関係ないですが)

YouTubeにおける台本の役割について

「YouTube台本制作」自体はスキルとしても最近流行っていますが
どういった役割を果たしているのかは理解しておいた方がいいです。

YouTube台本の役割は大きく2つあると考えてます。

動画の質を一定以上担保


1つ目は、
動画の質を一定以上担保する役割になること。


演者がアドリブで喋ると、どうしても支離滅裂になったり、
構成がめちゃくちゃになってしまうことがあるんですよね。

実際にやったことある人なら分かりますが、
カメラの前で喋るのは想像しているより何十倍も難しいです。

本来その人が持つノウハウの3割も伝わらない

そんなことも全然なり得ます。


台本があることで、視聴者に伝わりやすい動画にすることができ、
結果的に視聴維持率向上、YouTube経由の売上やリストインを増やすことができるので

動画としての質を一定以上担保することができるのが台本を取り入れるメリットです。


撮影時の負担を軽減させる



2つ目は、
撮影時の負担を軽減させる役割です。

さきほど言った通り、1人カメラの前でアドリブで喋るのって
めちゃくちゃ難しいです。

難しいので体力もかなり使います。

それも事前に台本を用意することで、
演者は撮影時は脳みそを使わず淡々と台本を読むことに集中できます。

これにより、演者の負担を大幅に下げることができるのがメリットです。


まとめると、

・動画の質を一定以上担保する
・撮影時の負担を軽減させる

このあたりがYouTubeにおける台本の一般的な役割だと考えてます。


台本制作代行が流行っている背景

台本の役割は分かったと、
そのうえで台本制作代行が流行ってるのはなぜ?

その背景を自分なりに考察するに一つは

YouTube×コンテンツ販売が流行っていることが要因としてあるのかなと。

例えば、代表的なとこだとイングリッシュおさるさん

彼を筆頭にSNSの界隈では、YouTubeを通じてバックエンドでコンテンツを販売する手法が主流になってきました。

つまり、YouTubeでLINEやメールアドレスのリストを取得して、
そこから商品の販売につなげるわけですね。

このようなコンテンツ販売をする人にとって、
台本をしっかり作り込んだYouTubeコンテンツを作ることが重要になってきます。

そこで、台本制作もまとめて請け負ってくれるライターさんの需要が高まってきたのが背景としてあるのかなと。

台本案件を受注した方法

ちなみにぼくが台本案件を受注したのは、セールスライティング系のオンラインサロンからの紹介です。

そのサロンでYouTube台本案件の紹介があって、
そこに応募してディレクターさんを繋いでいただきました。

動画編集者が台本案件を通じて得た気付き


ここからは動画編集と台本ライティング両方を経験してみた気づきをシェアしていきます。

1.SEOライティングに比べて取っ付きやすい


YouTube動画編集者の場合、普段からYouTubeに触れる機会が多い分
YouTube台本制作は取っ付きやすいと感じました。

撮影から公開までの制作フローがイメージしやすいですしね。

SEOライティングだと多少SEOの知識が必要になるので(必要ない案件もありますが)その点動画編集者にとっては有利なのかなと思いますね!

2.場所を選ばないノマド的な働き方に向いている

やはりライティング系はノマド的な働き方に向いてるスキルだと感じましたね。

動画編集は扱うデータが重たいんで、Wi-Fi環境が整ってないと仕事がしにくいですし、基本的にPCがないと作業できないんですよ。

カフェのwifiとかだと編集した動画を納品出来ないなんてこと余裕で起こり得ます。

一方、台本はGoogleドキュメントさえあればどこでもできるし、データも軽いんで場所を選ばずに仕事ができるなと感じました。

・海外を旅しながら仕事したい!
・出先でもスマホ一台で仕事できたら最高

という方にとってはYouTube台本は最適なのかなと。

3.現状動画編集よりもライバルは少ない

動画編集は今かなり人気の副業で参入者が多いんですけど、
YouTube台本制作はまだまだニッチな市場ですよね。

僕自身も未経験ながら継続で発注いただけているので
まだまだ書ける人が少ないんだろうなという印象です。

肌感覚として、
動画編集者10人に対して、台本ライターは1人しかいないイメージ。


そもそもちゃんとした文章を書ける人自体が少ないので
需要と供給のバランス的にどうしてもそうなってしまうんだと思います。


YouTube台本制作で学んだこと


では実際に案件を通して学んだことをシェアします。

これからYouTube台本制作を仕事にしていきたいって人は

ぜひ参考にしてみてください。

1.リサーチが命

YouTube台本で一番大事なのはリサーチですね。

それも発信者自体のリサーチです

YouTubeはSEO記事と違って、

だれが喋るか?で動画の価値が全然変わります。

SEO記事だとその文章を書いてる人が誰かなんて気にすることはほぼないですよね?

YouTubeだとそうはいかず、その人が言いそうな言葉を台本に盛り込まないと不自然な文章になっちゃいます。

台本を代行する場合、
その人の言葉づかいや、思い、コンセプトをリサーチすることが非常に重要になってきます。


2.構成はある程度型があるので1から考えなくていい


始める前は、

"そもそもどんな順番で書けばいいんだ?"

と思っていましたが、

YouTubeにはある程度の型があります。
例えば、コンテンツ販売系だとPASTORフォーミュラなどがよく使われます。

そういった定番の型に沿って作れば、基本的には間違いなく、
動画として一定のクオリティを担保することができます。


3.めちゃめちゃ高いスキルは必要ない


誤解を恐れず言うと、
思ってるより高度なスキルは必要ないな」というのが所感です。

始める前は、

売上やリスト獲得につながるセールスライティングの技術が必要かと思っていましたが、

ライターに求められるのは
情報を適切にまとめて整理すること

このレベルでまずは十分だそうです。

売上に直結する要素はYouTubeディレクターの仕事なんで、

台本ライターに求められるのはまずは情報を整理して土台を作ることなんですよね。

YouTube台本案件獲得における注意点


ここまでYouTube台本について、所感を語ってきましたが、
「いざ案件を獲得するぞ!」となってもいくつか注意点があると考えているので

そちらについても。

それは

"需要は一部の界隈でしか顕在化してない"

ってことです。

Xの一部の界隈では

台本制作代行の需要がめちゃくちゃある!

って言われてるんですけど、実際はごく一部の人だけだと思います。

ほとんどはポジショントークです。

「台本制作を代行してほしい」といった需要は、

・すでに台本案件を大量に抱えているYouTubeディレクター
・台本の重要性は気づいているが外注して時間を浮かしたいクライアント


このくらいなんですよね。

つまり多くのYouTubeチャンネルでは

そもそも台本の重要性に気づいておらず、気づいていても外注しようという発想を持っていないケースがほとんどです


すでに実績があれば別ですが初心者が案件を取るなら、

YouTube案件を大量に抱えるディレクターと繋がって台本の巻取りを提案するのがベターな立ち回りですね。

あとは僕のようにライティング系のサロンに入るのも再現性が高い方法だと思いますよ。


まとめ

というわけで今回は
「動画編集者がYouTube台本案件を3ヶ月やってみた所感」ということで

実体験とそれに基づく考えをシェアいたしました!

総じてライティングはおすすめのスキルだと思います。

特に動画編集スキルとの相性はかなりよく、更に言うとChatGPTはClaude3などの文章生成AIを活用すれば時給3000円以上は超現実的です。


今後もYouTubeやライティングを中心とした、
クライアントワークに役立つ情報を発信していきますのでぜひフォローお願いします。

ではでは

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