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まとまらない言葉と2021

2021年も気づけば、残すところ1日。
毎年恒例の振り返りnoteを書いてみようと思います。

今年の一大トピックで言えばやはり「結婚」と「引っ越し」でしょうか。
約2年お世話になった蒲田の風呂なし四畳半を卒業し、あこがれの中央線近くで新婚生活がスタートしました。ネズミに米をかじられることもなく、3口コンロと広いシンク、そしていつでも入れる風呂がある暮らしは控えめに言って最高です。また10月には29歳の誕生日を迎え、30代に王手。人生のネクストシーズンに突入していることをひしひしと感じています。

陽が入る気持ちのいい家です

仕事面では、編集/ライターとしてHuuuuで働き始めて3年目を迎えました。
全国各地に赴き、それぞれの場所で想いを抱えて生きる彼らの話を聞く度に、東京で編集者をしている自分は「中途半端な存在」だと感じる機会も増えました。魚を獲って生計を立てているわけでもなく、美しい絵で人を魅了するわけでもなく、社会問題を解決するために起業しているわけでもない。

それでも「取材」を理由に、たった数時間のインタビューで彼らの人生を覗き見て、4000〜5000文字に削ぎ落として記事にする。取材者の声に向き合えば向き合うほど、一人の人間として彼らの言葉が突き刺さります。彼らに比べて、自分は編集者としてなにができるんだろうか。3年目を迎えたいま、そんな自問自答を考えることが多くなりました。

未だその答えは見つかっていません。それでも取材の別れ際、握手とともに「会えて良かった」「また会おう」と言ってくれる彼らの顔を思い出す度に、ああ頑張らねばと思います。

地元を離れ、大学への進学で京都に移り住んだのが19歳。それから月日は経ち、来年いよいよ30歳になります。その頃に出会ったカッコイイ大人たちは、たしかみんなそれくらいの年齢でした。
果たして自分はこの十年間でどこまで彼らに近づけたのか。そんなことを考えると少し怖くなりますが、人生好奇心がなくなったら空っぽだと思うので、今が0歳だと思って、これからも勉強しようと思います。

最後に、来年心がけたいことを5つほど並べて、終わります。
それでは良いお年をお過ごしください。今年もありがとうございました。

来年心がけたいこと5選

1. 自分の選択すべてに意思をのせる
2. 世の中のムカつくことに対して、やさしく怒る
3. 思考を文章化し、意識的にログを残す
4. 取り入れる情報を絞り、人生哲学をつくる
5. 釣りを始めて、魚を捌けるようになる。

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