こんにちは。初めましての方は初めまして。タケ（Twitter→@toyoshi1102）と申します。

今回はモダンのライブラリーアウトデッキの説明をつらつら書いていこうと思います。紙の大会は何回かSE残ったくらいで神決は6-2が最上、モダチャレは7位が最上です。

最初にお伝えしますが、このデッキはパチンコです。
1年半ほど前にMOのオールアクセス期間にカードを借りて、カードの能力もあやふやなままのリーグで4-1。「これは初心者にも優しいデッキや！」とのことで1年ほど前にカードを買い集めました。

是非アメニティドリームさんでデッキ組んでください。


ローグデッキが好きなので、当時ほとんど見かけないこのデッキは最高でした。良かったら過去記事でレガシーのローグデッキ、エンチャントレスについても簡単に解説しているので読んでみてください。
2022年はチーム戦を除くと神決1回、争奪モダン1回、彩強レガシー1回、平日モダン2回の計5回しか大会出ていませんでした。モダチャレは4回。余談ですがモダチャレは土日の昼間にも開催されるようになりました。私のようなナルコレプシーにも優しい世界になりました。
ですので、
「毎日リーグ潜ってモダチャレも毎週出てるぜ！」
「仕事終わりに晴れる屋の平日大会、週3で出てるぜ！」
「週末はモダン杯の後に17時と20時出てプチGPしてるぜ！」
みたいな方と違って運だけです。パチンコです。

記事内に間違っていることがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。
それから、私は日本人ですのでカード名は基本的に日本語で書いています。
色んな記事を見るとカード名の隣に英語名を付けてる方が多いですが、日本男子ですのでお許しください。

基本的に全文無料です。
有料部分には訳分からんLOの話を乗せてあります。
恥ずかしいので見ないで良いです。

１，デッキ＆採用カード解説

ライブラリーアウト（長いので以下LOと省略します）はモダンの中堅より少し下に立ち位置を持つデッキです。
デッキの勝ち方は、相手のライブラリーを墓地に送る、追放する等してライブラリーが空の状態でドロー出来なくさせて勝利します。
青赤のカラーリングですと、ジェイスの幻やヴァントレスのガーゴイルを稲妻等でバックアップして、ライブラリーとライフの双方を攻めるタイプもございます。
基本的にライブラリー破壊カードと少量の除去と妨害を採用し、相手がこちらのライフを削り切る前にライブラリーを0にします。

今回ご紹介するのは青黒2色でまとめたバージョンです。青単、青白、青赤、エスパー、スゥルタイなんかのバリエーションがあります。

青黒で纏めるメリットは2色による土地事故軽減と、外科的摘出のライフ無しでの使用や根絶が採用出来る点、各種除去や墓所への乱入が使える点です。
次にオススメするのは青白型ですが、こちらは詳しくないので専門家にDMして聞いてみてください。（Twitter→@MAT_mtg_owl）

レガシー版LOもありますが、今回は割愛させていただきます。
沼にハマりたい方には教えられる事はお教えします…
ターシャズ・ヒディアス・ラフターをバブルマッチの土地単戦でキャストし、デッキを全てひっくり返してSE抜けした時は、脳の変な部分が刺激されました。

それでは、こちらが現在のデッキリストになります。

各カード解説

■面晶体のカニ、遺跡ガニ

両者4枚ずつ。LOデッキの軸です。
何故遺跡「カ」ニにしなかったのか。私はA型なのでカとガがバラバラになっているのが非常に気になります。
両者とも戦場にいる際に、上陸能力によって自分の戦場に土地が出ると3枚のカードを切削出来ます。面晶体は自分または相手のライブラリー、遺跡は相手のライブラリー限定です。
主に彼らを戦場に定着させ、毎ターンの土地セット権にライブラリー破壊のおまけを付けて削っていきます。
遺跡ガニは対象をとっていないので、夏の帳や神聖の力線を乗り越えて削れる上、タフネスが3あるのでラガバンやゴブリンの先達の攻撃を止めることが出来ます。強ガニです。
面晶体は前述した妨害に引っかかり、ブロッカーとしても弱く、未達成の邪悪な熱気や火に落とされてしまいますが、自分を対象に取れるために探査コストを稼いだり、後述する「どちらかの墓地にカードが20枚以上ある場合」に強くなるカード群を相手の墓地が貯まっていない場合に自分を対象にすることが出来るメリットがあります。
如何にカニを定着させるかが勝利へ直結すると言っても過言ではありません。
基本的にはパワーが0なので攻撃することはありませんが、後述の催眠の宝珠と合わせた場合のみ、攻撃することにも価値が生まれます。

■致命的な一押し

4枚採用のベーシックな除去。
モダンでは除去出来る範囲は多様に渡ります。
雲の宮殿、朧宮や虚無の呪文爆弾の起動で紛争達成出来ることを忘れないようにしましょう。

■彼方の映像

前述した墓地に20枚以上カードがあるとシリーズ。
通常ではただのキャントリップですが、条件を満たすとあのアンリコと同じ3ドローに。ギリギリの戦いを強いられるLOのリソースを回復出来る必須カードです。もちろん4枚投入です。
このカードを如何に引き込み、アドバンテージ差を付けられるかが大切です。
LOとバーンとの大きな違いは、大量に次弾を補給出来るカードがある点だと考えています。

アンリコと違い、対戦相手を対象に取ることが出来ません。
相手のライブラリーが3枚以下の場合に引かせて勝利が出来ないことに注意。

■外科的摘出

あくまで私の考えですが、LOデッキは練度などはあまり無いものと思っています。
普通に回れば勝つし、回らなければ負ける。当たり運にもかなり左右されますし、落ち運という通常は考えないような運までもが必要になるデッキですので、実質パチンコです。
そのLOで練度が出ると考えているカード。このカードの使い方さえ上手くなれば大会やMOリーグに潜っても勝てると思います。
基本的に一番打つタイミングは相手のドローステップが多いです。
理由は単純で、抜く予定のカードを相手がドローしていた場合にハンデスになる為です。

主な使い方

①相手の重要なパーツを抜く
モダンには数々のコンボデッキや特定のカードに頼るデッキがあります。
ハンマータイムの巨像の鎚。アミュレットタイタンの原始のタイタン、アリーシア木立のドライアド。独創力の残虐の執政官。ウルザトロンのウルザ土地各種、、、などなど機能不全に陥らせるパーツをデッキから抜き去ります。

②次に使われたらキツいカードを抜く
ライフが3以下の場合に墓地に落ちている稲妻を抜く。カニを残せば勝てる盤面で墓地に落ちている除去を抜く、巨像の鎚が相手の戦場にある時に墓地の純鋼の聖騎士を抜くなど。

③前方確認をする
完成化したジェイスや正気破砕、ターシャなどの大ぶりアクションを打つ前の前方確認に使います。

④（サーチに対する）ハンデスとして使う
相手がサーチカードを使用した後で手札が分かっていれば、墓地の同名カードを対象として手札破壊として使用できます。
また、黒緑ヨーグモスのようなサーチを多様するデッキに対しては、相手が本来ライブラリーから出そうとしているカードが墓地に落ちている場合、予測して抜き去ることで大幅にプランを崩すことが出来ます。

⑤（フェッチに対する）ハンデスとして使う
例えば相手が青白コンで、3ターン目のメインにフェッチを切ってきた場合は書庫の罠のケアかテフェリーのキャストの可能性が大きいので、テフェリーを抜きます。
独創力なら2ターン目にフェッチを切ったならレンと6番、青赤モンキーならそもそも蒸気孔を抜き去ることで赤マナをサーチさせない…などなど。
もちろんこちらの行動に対して対抗呪文を打つためにフェッチを切ってきた場合に、墓地の対抗呪文を抜いてハンデスして打てないようにする、などの使い方も出来ます。

⑥（）ハンデスとして使う
有料部分に書いてます。

⑦対策カードを抜き去る
エムラクールさんを抜きます。

⑧自分の墓地の重要パーツを守る
相手が外科的摘出を打ってきた際に、対象となったカードを抜いて不発にします。特にLOのミラーで大事なテクニックです。

対戦相手の墓地が20枚ちょうどの際に「彼方の映像を打ちたいけど呪文貫きが怖い…」などの際には、呪文貫きを対象に取った上でデッキと手札からのみ抜きましょう。
外科的摘出で対象にした墓地のカードは追放しないことを選べます。後述する根絶の場合は対象に取ったカードを追放する必要があります。
おそらくLOを回していると、他にも使い方は色々出てくるはずです。如何にこのカードを上手く勝つために使えるかが、LOの上達への道だと私は考えています。

■湖での水難

対戦相手の墓地の総数以下のマナコストの呪文を打ち消すか、クリーチャーを破壊。LOは対戦相手の墓地を肥やす都合上使いやすいです。
以前と比較すると正気破砕やターシャズヒディアスラフター等、青シンボルを要求する呪文が増えたことや、不可視の一瞥が減少傾向の為、青黒で構える水難よりも青のみで構えられる対抗呪文や呪文貫きの方が使いやすいと感じます。
5マナ以上のクリーチャーを除去出来るが、スタックで忍耐をキャストされると腐ってしまう点など、色々な要素を加味して検討する枠だと考えています。

■書庫の罠

13枚切削。
5マナインスタントですが、対戦相手がライブラリーからカードを探したターンは0マナで打つことが出来ます。
基本的には0マナで打つことが多いです。フェッチランド環境なので、相手にライブラリーを探してもらい、0マナで打ちましょう。
能動的に打つ場合は後述の廃墟の地と併用して対戦相手に探してもらいましょう。
外科的摘出との相性が最も良いカードで、13枚切削することで抜きたいカードは体感1枚は落ちる為、対戦相手によりますが、積極的に早いターンで打っていきたいカードです。
対戦相手を対象に取るため、夏の帳や神聖の力線に引っかかることに注意しましょう。初手に4枚ある場合に相手がフェッチを切った場合0ターンキルになります。
要するにLOはパチンコです。

■正気破砕

14枚切削。
2マナでサイクリングすることで4枚切削出来ます。削れる値が大きいですが、サイクリングで使うことの方が多いです。デッキを安定させる良いカードです。
対戦相手の続唱呪文キャストの際に、墓地に衝撃の足音や死せる生が落ちていないが手札に外科的適当がある場合、4枚で落ちることを祈ってサイクリングしましょう。
サイクリングはテフェリーや防御の光網があっても使えることを覚えておきましょう。

■ターシャズ・ヒディアス・ラフター

ライブラリーを上から捲り、マナコストの総量が20になるよう追放。
要するにパチンコです。
上に土地やら低コストが固まっていれば爆発的な威力が出ますが、ドラコの末裔が上2枚に固まっていたら3マナソーサリーで2枚切削して終了になります。
良く効く相手は、ハンマータイム、グリクシスシャドウ、ジャンド等です。濁浪の執政を抜き去った青赤猿、原始のタイタンを抜き去ったアミュレットタイタンにも効きます。
ただ、その他のデッキに対しては他の切削呪文と比べて弱いです。このカードを他の切削カードと比較すると、
・最大値が高い
・追放である
・隙が大きすぎる
という3つの特徴があります。
最大値に関しては前述した通り、上に低コストのカードが固まっていれば爆発的な威力が出ます。40枚程度削れることもあります。これは他の切削カードには無い利点です。
追放であることはメリットにもデメリットにもなっており、「各種エルドラージ軍団で修復されない」「忍耐で修復されない」というメリットと、「彼方の映像や外科的摘出を打つ際の墓地を貯められない」というデメリットがあります。
そもそもこのカードで各種エルドラージ捲った時点で数枚で止まっているため「隙が出来て返しに何も出来なくて負けやん！」みたいなツッコミはやめてください。私も心からそう思っています。
隙が大きいのは
「書庫の罠はそもそもサーチ後に0マナで打てる」
「正気破砕はサイクリングすれば隙が無くアドバンテージも失わない」
「完成化した精神、ジェイスはプラスから入ればクリーチャー1体は止められる」
など、他の切削カードは隙を作らないように動くことが出来ますが、このカードではそれが出来ません。
今のモダンで3ターン目にターシャズ・ヒディアス・ラフターを打って、「返しで死なずに一撃で沈めてやれるぜ！！」のような方には強くオススメ出来るカードです。
サイドアウトすることが多いですが、効く相手には非常に効くのと、運だけの戦いが出来るので3枚。

■完成化した精神、ジェイス

強いです。
こんなカード出してくれて嬉しいと思う反面、サイドから対策カードが投入される時代になってしまった為に、刷られない方が勝ちやすかったのでは無いかと考えさせられるカード。能力は4つです。

完成化

本来のマナコストは4ですが、φマナ1マナ分を青でも2点ライフでも支払うことが出来ます。
外科的摘出もそうですが、基本的にφマナのカードは強いので説明不要かと思います。
モダンを始めたばかりや、φマナカードを使ったことが無く、強さがピンと来ない方は、蕎麦屋に行った際に蕎麦しか出ない店と、2点払ったらミニカツ丼を付けてくれる店舗があったらカツ丼を付けてくれる店舗の方が嬉しいと思いませんか？
φマナのカードを初めて見てから、そういう物だと私は考えています。柔軟性は大事です。

[+1]：クリーチャー最大１体を対象とする。あなたの次のターンまで、それは-3/-0の修整を受ける。

プラス能力はクリーチャーのパワーへマイナス修正を与えます。
普通に見ると大したことが無さそうなこの能力、延命するには非常にありがたい能力です。
このカードが登場する前までは、8枚の除去で除去しきれないクリーチャーは野放しにするしかありませんでした。
しかしこのカードが登場したことで、1体だけでパワー3以下であればクリーチャーを完封することが出来るようになりました。
そのためクリーチャーの種類が少ないデッキである、カウンターモンキーやジャンド等に対してクリーチャーを抜いて種類を減らして戦う戦法が以前より強くなりました。

[-2]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはカード３枚を切削する。その後、墓地１つに２０枚以上のカードがあるなら、あなたはカード３枚を引く。そうでないなら、あなたはカード１枚を引く。

小マイナスは3枚切削＋彼方の映像。
何より彼方の映像を最大8枚体制に出来るのが偉いです。
リソースがギリギリなLOでは非常に嬉しい能力。
今までは彼方の映像を上手く引けないと、黒赤想起やジャンドなどのリソースを刈り取るデッキが厳しかったですが、大分改善されたと感じます。

[-X]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはＸの３倍に等しい枚数のカードを切削する。

奥義はX×3枚の切削。
即奥義出来るため、2枚目が腐らないのは良いことです。
3マナ9枚切削は流石にパワー不足ですが、4マナ15枚切削はパワー十分かと思います。
プラス能力を使用するたびに切削が3枚増えていき、極論1枚で勝ててしまうカードは今までのLOには無かった為、非常に有用な能力です。

3マナor4マナで出せると言う点も非常に便利で、今まで4マナの状態では
「正気破砕サイクリング＋湖での水難構え」
「廃墟の地＋書庫の罠＋湖での水難構え」
などのアクションがメインでしたが、
「4マナ使用でジェイスを唱える→3つの選択肢」
が出来るようになり、戦略の幅が増えて強くなりました。
蕎麦とミニカツ丼しか出てこない店より、蕎麦とミニカツ丼と板わさとおひたしと蕎麦湯割り焼酎が出てくる店の方が嬉しいと思いませんか？

プレインズウォーカーを使うことが久しぶりすぎて忘れていましたが、邪悪な熱気で確実に落とされますので邪悪な熱気に気をつけましょう。

■廃墟の地

2マナと生贄で基本でない土地を破壊して、お互いにライブラリーから基本土地を探してアンタップインで戦場に出す土地。
書庫の罠の発動条件を満たしたり、土地事故を起こさせたり何かと便利な土地になります。
序盤色が出ないことが非常に厳しいですが、有り余って強いカードなのでフル投入しています。
「廃墟の地→書庫の罠×2→彼方の映像」
はLOの黄金パターンです。
カニがいる状態だと、
「廃墟の地をセットし起動→書庫の罠」
でちょうど墓地が20になることは覚えておきましょう。
ライブラリーを探すのはお互い強制です。
幽霊街との差別化が出来ています。

■雲の宮殿、朧宮

1マナ起動で手札に戻せる土地。
血染めの月には引っかかりますが、窒息には引っかかりません。土地が詰まってもカニの能力を起動できる便利な土地です。
致命的な一押しの紛争に使えることを忘れないようにしましょう。
伝説でなければ4枚入れたかった枠。
とりあえず1枚は入れておきましょう。

■天上都市、大田原

天井という言葉を聞くと震える方もいるかもしれませんが、天上です。
魂力で厄介なパーマネントをバウンス出来ます。
メインから濁浪の執政やレンと6番を戻せるナイスカード。
2枚入れていますが、伝説なので要注意。
1枚にして基本土地を増やすのもありです。

■フェッチランド7枚

青黒4、青緑3にしていますが、青緑の枠は他の青絡みフェッチでも大丈夫です。
正直青黒3、残り4枚をバラけさせるなどでも良いと思います。
理由は下記参照（メイン戦です）

廃墟の地の兼ね合いがあるので、血染めの月が入らないようなデッキ相手には基本的に湿った墓から出していきましょう。後半持ってくる基本土地が無くなります。

■湿った墓

2枚。
なるべく先にフェッチから持ってきましょう。色事故を起こさない自信があるのであれば、基本土地に変えてしまうのもありです。窒息よりは血染めの月の方が見る機会が多いので。

■島、沼

島4、沼2
このデッキで一番弱いカードは沼です。
しかしながら廃墟の地で持ってくる為、ライフを詰めてくる相手にショックインせずに黒マナを用意する為に2枚入れています。
島に関しては、大田原が存在していなければ6枚は入れたい枠です。
特に廃墟の地から持ってきて1マナの呪文を唱える際に色に困らないように、最後は島と沼が1枚ずつ残るように調整しておきましょう。

■根絶

有料部分に書いてます。

■虚無の呪文爆弾

墓地対策。
死の国からの脱出系デッキや死せる生、そして緑が入っているデッキ全てにサイドインします。忍耐やエルドラージ三柱で死なないように先置きしておきましょう。以上。
同じく墓地対策であるトーモッドの墓所、魂標ランタンと比較すると、墓地を飛ばしながら1枚引けることが優れています。
先程から何度か記載していますが、LOはギリギリの戦いを強いられる為、墓地対策でもドロー付きなどアドバンテージを失わないカードを利用して、カード枚数を損しないようにしましょう。

■残響する真実

虚空の杯や神聖の力線を戻しましょう。
血染めの月、濁浪の執政を利用するデッキにサイドインします。ウルザの物語のトークンやサイトークンにも有効です。
PWを触れる数少ないカードになります。

■正気減らし

有料部分に書いてます。

■墓所への乱入

対ビートダウン最終兵器です。
対象の墓地のクリーチャーを全て追放して1枚につき3点ライフを回復します。
絶望的な相性のマーフォークに対しても打てればチャンスが生まれます。
もちろんバーンにも入れますが、回復量はそこまで大きくないので注意しましょう。

■罠の橋

自分やジェイスを守れますが、ジェイスの登場で自分を守る手段が増えたことや、結局どかされてしまうことが多い為、難しい枠です。
彼方の映像との相性も悪いです。基本的にこのカードを入れる場合、対戦相手のコラガンの命令などのアーティファクト破壊カードを外科的摘出で抜きましょう。
ちなみにLO戦の経験が薄い方に限ってアーティファクトやエンチャント破壊カードを入れてくる率が高いです。なので1戦目で「デッキ分からん…」などを呟いている相手の場合、入れないようにするのが吉です。

■悪意の熟達

1枚切削＋クリーチャーorPWの除去。
小回りの効く便利な除去カードです。
4マナで払えば引かせないことも選べます。濁浪の執政やレンと6番を除去しましょう。
相手のライブラリーが0の状態でキャストすると勝利出来ることも忘れないようにしましょう。

その他入れ替わる可能性のあるカード

■催眠の宝珠

有料部分に書いてます。

■残忍な切断、喉首狙い

除去を増やしたければ入れたい枠。
一長一短ですが、濁浪の執政を倒せるのでナイスカード。

■幽霊街

かなり感触の良いカード。
土地責めしたい場合はオススメ。
相手が書庫の罠を警戒して探さなければ露天鉱床になります。
廃墟の地と同じく、カウンターモンキーの蒸気孔、黒赤想起の血の墓所などを割って、外科的摘出で抜けるとかなり有利に立ち回れます。

■不敬な遺品

墓地にクリーチャーが落ちる度に1点回復。
マーフォークや黒緑ヨーグモス対策に入れたいカード。
最近少ないですが、ドレッジに出すととてつもない回復量になります。

■シェオルドレッドの勅令

PWにもクリーチャーにも触れる便利カード。
以前は肉貪りのようなカードを採用していたこともあり、厄介なPWに触れるのは便利。
試したいので中国語版をお持ちの方がいらっしゃったら、是非ご連絡ください。

■神秘の論争

環境が真っ青になったら入れましょう。
濁浪の執政を1マナで消せる可能性があるのは偉いです。

■仕組まれた爆薬

トークンデッキが大量に増えるのであれば良い選択肢になります。
名前がオシャレカード。

■漂流自我

試したけど微妙だった枠。
忍耐を抜ける、手札とデッキが見えて外科的摘出を使いやすくするなど便利なカードですが、ライブラリー枚数に直接干渉しないカードで3マナ、青黒両シンボル要求は重すぎます。
石の脳ならありかもしれません。

■夢を引き裂くもの、アショク

彼方の映像とジェイスのマイナスに頼らないのであれば良いカード…に見えますが、自身を守れないのが中々に危ないです。
使うなら罠の橋も併用しましょう。

2、基本的なキープ基準＆プレイガイド

パチンコを回します。
当たったら勝ちです。以上。

申し訳ございませんでした。
LOは対戦相手によってプレイの仕方がかなり変わります。
また、同じ対戦相手でもメインとサイドでやることがかなり変わってくることもあります。
ですので、ここは殆ど全てのアーキタイプのメイン戦に対して共通でブン回る、所謂前述した
「パチンコを回して当たった状態になるキープ基準」
のパターンを数種類お伝えします。

①1/65536

初手:書庫の罠4枚

対戦相手がフェッチを切った（1枚）後に全部投げます（13×4=52枚）対戦相手がマリガンを行っておらず、デッキにエルドラージ三柱が無く、手札に忍耐が無ければ次のターンに対戦相手はドロー出来なくて勝ちです。
LOプレイヤーは毎試合これが出来るように祈りましょう。
モダン最速デッキです。

②強アドバンテージパッケージ

初手:書庫の罠2枚以上、彼方の映像、島

対戦相手がフェッチを切った後に2枚の罠を投げて（13×2=26枚）先手なら置いた島から、後手なら返しのターンで島を置いて彼方の映像を打ちます。3ドロー出来ます。
1ターン目から対戦相手のライブラリーが半分になり、こちらは手札が減っていません。概ね決まれば勝ちです。
バーン目線で考えると分かりやすいかと思います。1ターン目に相手のライフが半分になっていて、こちらの手札が7枚あったら勝ちますよね。
このパターンは割と発生します。
5回戦の試合を1日やると1回は発生するイメージです。
この手札が頻発する日は設定が良いので勝てる日かと思います。

③弱アドバンテージパッケージ

初手:カニ、書庫の罠、彼方の映像、島、フェッチ

対戦相手がフェッチを切ったら（1枚）
書庫の罠を打ってください（13枚）
1ターン目は島を置いてエンドします。
次のターンにカニを出します。フェッチを置きます（3枚）
フェッチを切って島か湿った墓を置きます（3枚）
彼方の映像を打ちます。
先程のカード解説でも説明したパターンです。ちょうど墓地が20枚になり、彼方の映像で3ドローしながら対戦相手のライブラリーがおよそ半分になりこちらの戦場にカニが残っていることになります。
このパターンも割と頻発します。2マッチにマリガン込みで1回起きるかどうか程度です。
①、②は割と難しいので対戦相手不明の時は安定するこのパターンの手札に近い手札を狙いましょう。

④勝ったのでカニ鍋パッケージ

初手:カニ3枚以上、土地2枚以上

対戦相手がフェッチを切らなくても良いパターンです。
カニが3枚以上あって土地があればキープです。このカニ連打は強カニの場合は激情でも1体しか処理出来ません。
後は土地を置き続けてライブラリーを削りつつ、上から引いてきた切削カードや彼方の映像を投げて勝ちです。
このパターンも③と同じ程度で出現します。しかしハンド消費が激しく、彼方の映像や外科的摘出が引けない場合は肥やした相手の墓地を有効活用されて負けてしまう場合もありますので注意。
この手札でキープして、相手がコントロール系デッキなら歓喜です。

⑤エスパーパッケージ

初手:ターシャズ・ヒディアス・ラフター2枚以上

ターシャ2枚を3ターン目、4ターン目に連打します。
相手がハンマータイムやグリクシスシャドウだった場合勝ちです。どちらのデッキも除去1枚で失速するのでプラスで除去があると良いです。
ハンマータイムの場合相手のブンで負ける可能性があること、グリクシスシャドウの場合ハンデスでターシャを抜かれることがあることに注意。
ちなみにグリクシスシャドウのハンデスでノータイムでターシャを抜いてくる相手は上手い可能性大orカウンターが無い可能性大です。
このパターンは相手のデッキによっては2枚のカードを使用して10枚削って終わりなんてこともあるので、対戦相手がハンマータイムっぽい時、ジェガンサを公開してきた時などにキープしましょう。ジェガンサを公開されたのでターシャ複数枚でキープ…の後に相手がトロンで負けというのを何回かやってますので過信は禁物です。

3、アーキタイプ毎のサイドインアウトや簡単なプレイ指針

私の体験してきたパターンやプレイ指針です。
外科的摘出で抜くカードはメインのみ記載しています。
　
サイド後デッキの枚数が増えていることがありますが、ミスでは無いです。
私と対戦したことがある方なら分かるかと思います。

アーキタイプ毎に記載していますが、基本メインはぶっぱの戦い方、サイド後は切削カードを減らして対応に回る形が多いです。

■カウンターモンキー

メイン:五分　サイド:微不利

モダンの王道デッキ。
練習量が出るデッキで、使ってみると考えることが多く、難しいなあと感じました。負け筋はラガバンが止まらない、濁浪の執政の早期着地です。濁浪の執政はLOと非常に相性の悪いカードで、書庫の罠をうっかり打ってしまうと、2ターン目に着地します。そのままメインでは負けてしまいます。
このデッキと戦う際は、外科的摘出がない場合は書庫の罠は温存しましょう。
外科的摘出があるのならば、書庫の罠含め切削カードをガンガン使って
「濁浪の執政を落とす→抜く」
の動きを狙いましょう。
サイド後は血染めの月や神秘の論争、狼狽の嵐などキラーカードが満載。乗り越えようにもこちらにはバウンスや除去、罠の橋くらいしかありません。
外科的摘出でクリーチャーを全て抜き去る、蒸気孔や尖塔断の運河を抜き去り赤マナの出ない状態にするなどが勝ちパターンです。
使用者の腕が出るデッキなので、相手が上手くないことを祈りましょう。
帳簿裂きはわざわざ引いてくださるので、ライブラリー枚数が少ない場合は積極的に能力を誘発させていきましょう。

外科的摘出で抜くカード
濁浪の執政>蒸気孔>各種クリーチャー
濁浪の執政が入っていない、死の国からの脱出タイプは死の国からの脱出を抜きましょう。

サイドイン
＋2残響する真実
＋2罠の橋
＋1悪意の熟達
サイドアウト
−4正気破砕
−1完成化した精神、ジェイス

■ハンマータイム

メイン:有利　サイド:有利

キルターンの速い白単or白青の装備品デッキです。安定性に欠けるのでは？と思いましたが、使ってみると強いです。流石はトップメタ。
このデッキに関してはメインもサイドも勝ち筋は同じです。

①墓地に落ちた巨像の鎚を外科的摘出で抜き去る②ターシャズ・ヒディアス・ラフターを打つ

①に関しては、巨像の鎚を抜き去ると勝ち筋がウルザの物語くらいになります。ウルザの物語を廃墟の地で割っていきましょう。
②は、ハンマータイムはモダンでも屈指のデッキのマナ総量が少ないデッキです。
ターシャズ・ヒディアス・ラフターでデッキの大半が削れる為、1発＋他の切削カードor2発打って沈めます。
致命的な一押しや湖での水難などの除去カードも上手く効いてくれます。
負け筋は相手の方が早かったパターンor巨像の鎚を落とせなかったorターシャズ・ヒディアス・ラフターを引けなかったの3パターンです。
メインもサイドもやることは変わりません。全力で行きましょう。

外科的摘出で抜くカード
巨像の鎚>ウルザの物語>純鋼の聖騎士

サイドイン
＋3根絶
＋2残響する真実
＋1悪意の熟達
サイドアウト
−3完成化した精神、ジェイス
−1正気破砕

残響する真実はウルザの物語のトークンを狙ったり、戦場に出てしまった巨像の鎚を戻して外科的摘出で抜き去るなどの役割があります。
ハンマータイムに負ける日は設定悪いです。大人しくドロップして酒でも飲みに行くのが吉です。

■不屈の独創力

メイン:有利　サイド:五分

安定性が高いと感じるデッキ。
メイン戦はとにかく外科的摘出で残虐の執政官を抜きましょう。サイド後は引き裂かれし永劫、エムラクールが高い壁になります。レンと6番に定着されても火力を全て抜き去れば安心です。
サイド後は奥義から夏の帳を連打されるので真っ先にバウンスか除去しましょう。
全て抜き去って安心した後、鏡割りの寓話で負けるパターンもあるので気を抜かないように。
負け筋は先に独創力を決められる、レンと6番の奥義達成、鏡割りの寓話のトークンビートです。
ターシャズ・ヒディアス・ラフターはこのマッチだと弱いカードと感じています。残虐の執政官を抜き去った後に、巻き込みで引き裂かれし永劫、エムラクール追放出来ると強いですが。

外科的摘出で抜くカード
残虐の執政官>レンと6番>鏡割りの寓話

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋2残響する真実
＋1悪意の熟達
＋1正気減らし
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター
−2正気破砕

■カスケードクラッシュ

メイン:五分　サイド:微不利

隙の少ないデッキです。
サイド後がとにかく厳しいデッキ。こちらの嫌なカードが大量に投入されます。
メインは衝撃の足音を抜き去れば勝てます。ドラコの末裔が入っているタイプは注意。
サイド後は地獄です。忍耐がフル投入される上に神秘の論争、血染めの月、神聖の力線が入るパターンも…こちらのブン周りを期待してプレイしましょう。
ターシャズ・ヒディアス・ラフターは弱いです。抜きましょう。

外科的摘出で抜くカード
衝撃の足音>激情>力線の束縛

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋2残響する真実
＋2罠の橋
＋1正気減らし
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3完成化した精神、ジェイス
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター

衝撃の足音さえ抜きされれば時間は割とあるデッキです。
まずは身の安全を確保するようにしましょう。

■レン&オムナス

メイン:微不利　サイド:不利

テフェリーを出されます。忍耐が落ちて、外科的摘出しようとしてスタックで別の忍耐を出されます。カウンター出来ません。負けです。
各種ピッチクリーチャーが大量投入されており、レンと6番、テフェリーのような処理の難しいカードもフル投入。トドメにアドバンテージの塊のようなオムナスまで控えています。どうしろと？
サイド後は虚空の杯まで置かれ、エルドラージ三柱まで投入される可能性があります。
メイン、サイド共にカニを定着させ、墓地対策を構え続けるしかありません。
完成化した精神、ジェイスのおかげで若干マシになったかもしれないと思いたいマッチアップ。

外科的摘出で抜くカード
忍耐>>>>>>>>想像の座、オムナス>レンと6番

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋2残響する真実
＋1正気減らし
＋1悪意の熟達
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3湖での水難
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター

■黒赤想起

メイン:微不利　サイド:微不利

相手が1ターン目にコンボを決めて肉を定着されたら負けです。長期戦になるようなら彼方の映像等でアドバンテージを取って戦います。
1ターン目にコンボされると負けますが、されなければ実は何とかなるマッチアップです。血染めの月ケアで基本土地を持ってくるようにしましょう。相手の基本土地は沼山合わせて4枚程度なので、血の墓所を外科的摘出で抜くのも有効です。除去で捌いて土地ハメで勝つパターンもそれなりにあります。
サイド後は罠の橋を設置して、コラガンの命令or削剥を抜き去りましょう。アーティファクト除去が入っていないタイプもあるので、その場合はひたすら引きこもりましょう。
激情と蘇生カードの場合は外科的摘出で止まります。悲嘆の場合でも、2枚外科的摘出があれば止まるので諦めないでください。
ただし、外科的摘出はコンボ以外には無力なアドバンテージを失うだけのカードになるのでサイド後は枚数を減らします。

外科的摘出で抜くカード
悲嘆>激情>2色地形>その他クリーチャー

サイドイン
＋2残響する真実
＋2罠の橋
＋1悪意の熟達
サイドアウト
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター
−2外科的摘出

死の飢えのタイタン、クロクサが入っているタイプもありますが、外科的摘出で抜くことを考えるのではなく、土地を割って外科的摘出して出させないようにすることを考えましょう。

■バーン

メイン:無理　サイド:無理

無理です。
バーン使ってる方で、私がボコボコにされた対戦後に「そのデッキキツいんすよねぇ〜」って話しかけてくる方結構いますが、マジックというゲームを辞めた方が良いと思います。彼女とか出来たこと無さそう。まずはコミュニケーションを勉強しましょう。後、身だしなみも。大体声かけてくる方だらしない見た目をしています。
そのバーンを売って服買いましょう。美容院も行ってください。
私自身も気をつけていますが、対戦後に聞かれてもいないのに、自分語りのガラクするのはやめた方が良いです。一番モテないポイントです。

構造上無理なマッチアップ。
向こうの方が速い上に、金太郎飴デッキなので外科的摘出が効きません。カニは焼尽の猛火で本体共々焼き尽くされます。
強ガニは一応クリーチャーの攻撃を止めれます。
サイド後は墓所への乱入で…！と考えようにも、クリーチャーが12枚しか入っていない為、大した回復は見込めません。
どうしてもなんとかしたければ、渇望の時や集団的蛮行、ドラゴンの爪なんかを入れましょう。
回復カードの話をしましたが、サイド後は乱動する渦が入ってきます。貼られたらほぼ負けなのでお気をつけください。書庫の罠で5点受けます。
ターシャズ・ヒディアス・ラフターで勝てるやん！！と思われがちですが、実は劇的に効きはしないです。
バーンは1マナ圏が4種、2マナ圏が4種、3マナ圏が3種と実はマナ総量が結構あります。細かい切削で何とかしていくしかありません。

外科的摘出で抜くカード
焼尽の猛火>大歓楽の幻霊>3マナのカード

サイドイン
＋3墓所への乱入
＋2残響する真実
サイドアウト
−4外科的摘出
−1完成化した精神、ジェイス

墓所への乱入は必ずタップアウト時に打つようにしましょう。
頭蓋割りを当てられると、クリーチャーを追放して次の墓所への乱入が打てなくなる上に回復しないという最悪の結果になります。

■アミュレットタイタン

メイン:有利　サイド:微不利

難しいデッキ。これ回せるプレイヤーはマジック上手いんだろなぁと勝手に思ってます。
メイン戦は原始のタイタンとアリーシア木立のドライアドを抜き去るのが速いか、相手がコンボを決めるのが速いかのかけっこです。
たくさんカードを切削すれば、持ってこれる土地が無くなるのも有利な点。
サイド後は、かけっこの途中で突然相手が防弾仕様の車（メイン75枚）に乗り始めます。
更にドーピング剤（忍耐）も使用し始めるので、かけっこをしながら相手にちょっかい（外科的摘出と根絶）を出す必要があります。
相手の盤面、手札枚数などでそろそろ死ぬか死なないかを予想して、原始のタイタンやアリーシア木立のドライアドを抜くのか忍耐を抜くのかを考えましょう。

外科的摘出で抜くカード
原始のタイタン=アリーシア木立のドライアド> 溶鉄の尖峰、ヴァラクート>ウルザの物語
1ターン目に出されなければ精力の護符を抜いてください。

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋1正気減らし
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3完成化した精神、ジェイス

■黒緑ヨーグモス

メイン:五分　サイド:五分

しっかり分かってる相手だと負けます。
コンボを狙ってくる方が多いですが、正直コンボは決められないように動けますし、コンボが決まってもライブラリー枚数が足りずに自滅してくれるパターンが多いです。
このマッチアップで一番危険なカードは飢餓の潮流、グリストです。2ターン目にポン置きされて、プラスを2回起動、後はこちらが適度に削るのを待って奥義して勝ちです。簡単です。
なら一撃で削れるまで粘れば良いのでは？となりますが、虫やら狼やら霊やらのビートダウンで粘るほど時間がありません。ヨーグモスとグリスト両方を抜き去って勝ちましょう。
サイド後は墓所への乱入が強いのですが、相手も忍耐を増やし、思考囲いや夏の帳を投入してきます。
このマッチアップでの湖での水難は弱いです。インスタントタイミングで忍耐をサーチできる召喚の調べもある為、大体不発で終わります。スカされても忍耐対策にもなっていて、2点支払いで打てる外科的摘出ならまだしも、2マナ払ってスカされると本当に厳しいです。
お互い噛み合えばみたいなマッチアップなので、勝った日は運が良かったな、負けた日は運が悪かったな、くらいの気持ちで行きましょう。

外科的摘出で抜くカード
スランの医師、ヨーグモス= 飢餓の潮流、グリスト>忍耐

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋3墓所への乱入
＋1正気減らし
＋1悪意の熟達
サイドアウト
−4正気破砕
−4湖での水難
−3完成化した精神、ジェイス

完成化した精神、ジェイスは賛美持ちクリーチャーのせいで秒速で落とされます。諦めましょう。

■マーフォーク

メイン:不利　サイド:不利

バーンの次にキツいです。
新しい魚ばっかり出るのに、カニは全然種類増えないのは何故でしょうか。
バーンと同じく金太郎飴デッキなので、外科的摘出は効き辛いです。
メインサイドともにヴォーデイリアの呪詛抑えがとにかく厳しい。
単体除去を連打して噛み合えば稀に勝てます。
サイド後は墓所への乱入…なのですが、基本的に打てるのは4ターン目くらいです。その頃にはヴォーデイリアの呪詛抑えが着地し、墓所への乱入なんて打てません。
更に虚空の杯。どうしろと？
どうしても勝ちたい方はサイドに除去を増やしましょう。
勝つパターンはカニ連打くらいですので、カニと除去のある手札をキープしましょう。

外科的摘出で抜くカード
ヴォーデイリアの呪詛抑え>各種ロードクリーチャー

サイドイン
＋3墓所への乱入
＋2残響する真実
＋2罠の橋
サイドアウト
−4書庫の罠
−3外科的摘出

マーフォーク戦での墓所への乱入は、墓地に6枚以上クリーチャーがいれば積極的に打ってしまって大丈夫です。
溜め込みすぎると否定の力で消されます。

■死せる生

メイン:五分　サイド:五分

かなり面白い試合の出来るマッチアップ。
こちらは削り、相手は肥やし…でやってることがお互い同じです。共同作業感があります。
メインもサイドもプランは同じです。相手の死せる生を墓地に落として、外科的摘出か根絶で全て抜き去ります。
サイド後は忍耐が飛んでくるので気をつけましょう。
やってみると分かりますが、このマッチアップは本当に前述の戦法以外では勝たないです。死せる生が墓地に落ちない場合、威力5倍くらいの死せる生を打たれて即死します。

外科的摘出で抜くカード
死せる生

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋3墓所への乱入
＋2罠の橋
神聖の力線が入ってきた場合は、残響する真実も入れましょう
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター
−3完成化した精神、ジェイス

■トロン

メイン:有利　サイド:有利

サーチをたくさんするデッキなので書庫罠が打ちやすいです。計12枚入っているウルザランドは、3種類揃わなければ荒地となるので、1枚でも落として外科的摘出すればそのまま押し切れます。
大祖始の遺産には注意。負ける時大体これが原因です。
特に説明する部分も無いのですが、4マナカーンが入っている場合に不死の霊薬が飛んでくる場合があるので気をつけましょう。

外科的摘出で抜くカード
ウルザランド各種>解放された者、カーン

サイドイン
＋3根絶
＋2残響する真実
＋1虚無の呪文爆弾
＋1正気減らし
サイドアウト
−4致命的な一押し
−3ターシャズ・ヒディアス・ラフター

本当にLOが嫌いなトロン使いはメインからこんなことをしてきたりします。

■ミラー

書く意味ありますかね…？当たらないですよ…
書庫の罠をケアしましょう。彼方の映像は常時アンリコです。
外科的摘出の使い所を気をつけてください。攻めにも守りにも使えます。

外科的摘出で抜くカード
書庫の罠>完成化した精神、ジェイス>ターシャズ・ヒディアス・ラフター

サイドイン
＋3根絶
＋3虚無の呪文爆弾
＋1正気減らし
ジェイスが入っていれば悪意の熟達もイン。
サイドアウト
無し

ミラーマッチではお互いの進行を早める為、また混乱が生じないようにする為に追放領域と墓地を分かるように分けましょう。

青白コントロール、タメシブルーム、グリクシスシャドウ、トライバルズーなども記載したかったのですが、疲れたのでここまで。

4、あとがき

自分の考えていることを言語化したくて記事を書こうと思いましたが、LOについて語ると熱くなり、話がよく脱線して上手く伝わらなかったかもしれません。
兎にも角にも2のプレイガイド通りの手札が来ればどんな相手でもブン回りがありますし、自分のデッキを練習するというより、メタゲーム上全てのデッキの採用カードを把握し、枚数も把握し、トドメに総マナコストまで把握するというおかしな方法で上手くなるデッキなので、人と違ったことをしたい人にオススメです。
もちろん初心者にもオススメ出来ます。パチンコって知らない人にも勧めたくなりますよね。

興味の出た方は是非使ってみてください。質問やらツッコミやらご意見がございましたら、DMまでどうぞ。疑問質問イチャモンドラえもんなんでも受け付けます。
バーン使いからのご意見は受け付けませんのでご承知おきください。
読んでくださりありがとうございました。面白かったらTwitterのフォローお願いします。