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《ヒョンス君のセルカがワンダーランドっていうこと》

 ヒョンス君のTwitterでの日々の投稿を追っていくと、仮面姿でかっこよく踊ってる動画の直後にフード裏返しで顔を隠した写真をあげてきたりするのでよく混乱させられる。とりあえず可愛い、どんな姿も尊いんだけど、ひとしきり堪能したあとで、なに考えてるんだろうって疑問がわいてくる。
 どんな気持ちでその写真を投稿したのか。それが気になっているうちに、いつのまにか彼がどういう人なのかのか知りたいっていう、焦がれるような好奇心に変わっている。そういうときこれまでのLOUDでのヒョンス君の言動を思い出して、ヒョンス君てこういう人だった、あんなことも言ってたと再確認していく。

 私がずっと思っているのは、ヒョンス君はやっぱりどちらかといえば実直な性格の人だろうということ。そうじゃなかったらRed Sunであんなにストレートな歌詞は出してこない気がする。ただ飄々としてる部分も一面としてあって、もちろんそれも本質。それでここからはたぶんきっとの話になってしまうんだけど、たぶんきっと、ヒョンス君は思ってる以上に、アーティスト気質の人なんじゃないかな……。なんだかヒョンス君がステージのことを完全に忘れてる時間ってあんまり想像ができない。PSYさんと似ているように思えるんだけど、ステージに魅せられている人という感じがする。

 私が思うヒョンス君の美点の一つに、「自分の音楽やファッションにこだわりを持っているところ」というのがある。本人がインタビューで「僕のファッションは独特みたい」と言っていたけど、うーん、あれは少し照れ隠しの言い方っぽい。ヒョンス君、きっと自分の感性に自信をもってるし自分の世界を愛してるんじゃないかな、そしてそういうとこが私が彼を愛してやまない理由のひとつでもある。
 ヒョンス君の美的感覚は音楽とファッションだけに留まらなくて、いまだ謎の深いおばけのキャラクターだったり、自分を撮る写真や映像だったり。
 セルカもきっと彼のセンスに合ったものをあげている、ような気がする。シュールな写真のときはそういう笑いを意識してると思うし、顔がよく写ってないときは風景に自分を紛れこませた写真を撮りたかったんだろうなと思う。もちろんファンの反応は気にしてるだろうけど、自分をどう見られたいかよりも、「僕のセンスについてきてくれる?」っていう問いかけみたいに感じる。ファンに媚びてる感じがしないのはそのせいだ、たぶんきっと。

 ブログを書いてると沼に潜っていくような感覚になれて、はぁ愛した、って充足感があるので推し活のメンタルコントロールにはちょうどいい。

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