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寄書きのTシャツが眩しく見える話し

私は大学生の頃、近所のおにーちゃんに誘ってもらって、
朝倉市教育委員会の事業のひとつ、
当時で言う『少年の船』にボランティアスタッフのリーダーとして参加した。

今は事業形態も変わって、『トライキャンプ』って言うげなで、場所も海じゃなくて山の中でやるらしい。

私が参加した少年の船は、朝倉市の小中学生が、夏休みに親元を離れて宿泊体験をする企画で、「ボランティアスタッフ」は、子供たちの安全を守り、学びをサポートするみたいな役割、やったと思う。

その時の私は、とんでもない怖いもの知らずで、今の私から見ても恐ろしいコトこのうえない。
なんせ、子どもたちと6つ、8つくらい年上なだけで、胸を張って語れることも経験も持っとらんかったし、視野も爪楊枝の先っちょばりに狭かったし、そのくせ大学生やけんって無駄にイキっとったと思う。
学びをサポートするとかそんな大それたこと、絶対出来てない自信がある。
書いてて悲しくなってきたのでこのへんでやめる。(ごめんなさい。団員のみんな、保護者の皆さん、、、)

少年の船で、みんなで描きあった寄書きTシャツは、今となっては、とんでもなく眩しいものになった。
やけん、タンスの奥深くに、大切にしまいこんどったっちゃけど、今年の夏に開催されるトライキャンプのことを知って、引っ張り出してみた。

思い出すのは、
真っ青な海と空、
団員達の底抜けな元気と笑顔と、汗まみれのダサい私。
団員の子達の気づきや感性がステキでたくさん学ばせてもらった事、
スタッフの方達全員が個性的で、学ばせてもらえることばかりで、仲間になれて楽しかった事、
団員の子が熱中症になっちゃって、その子の元気を守れずに自分の無力さに泣いた事、
サプライズで親からの手紙をもらえた事、
自分の力不足知識不足言葉足らずが突きつけられて、自分の器を知れた事、
修了した時、達成感よりも課題をたくさん突きつけられたこと、、、

約10年経った今、
叶うならば、またスタッフとして参加して、今も成仏できずにいる上記のモヤモヤを、子どもたちの笑顔と学びにかえて、少しは昇華させたい。
そしていつか、できることなら、自分に子どもができた時は、こげなん地元の事業に団員側で参加して、たくさん遊んでほしいなーっち思う。
どうか、この朝倉市の素敵な事業が、何年もずーっと続きますように。
#朝倉市 #あさくら #トライキャンプ #夏休み #地元 #福岡県朝倉市

▼詳細▼
http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1527467986851/index.html

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