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たすけて!限界演劇部 解説記事

この記事は2024年2月3・4日開催
終わらない学園祭前日からの脱出
が中止となり開催された
⇒「終わらない修羅場からの脱出
#終わらない修羅場脱出

内で制作され、2/4にだけ開催された
⇒「修羅祭へようこそ
#修羅祭脱出

内で開催されている
⇒阿修羅高校 学園祭こと「修羅祭

内で開催されていた演劇部の出し物
⇒「たすけて!限界演劇部

の解説ページです。もうカオスだね。
公演マトリョーシカかな?

公演全体の解説はめぐるまさんが書いた
【完全解説】『修羅祭へようこそ』全体戦ラス謎
https://note.com/light_panda620/n/naf748cc7403d
を是非ともお読み下さい。

『たすけて!限界演劇部』

【プロローグ】


我が演劇部の主演が公演直前に飛んでしまいました!
しかもイタズラなのか、謎解き好きの脚本家が台本のセリフの一部を謎にしてくれちゃって、僕たちではどうにも分かりません。
これでは!これでは上演に間に合いません!

謎解きが得意な皆様!助けて下さい!!

【システム】


・1グループ3人で挑戦(マッチングシステム)
・台本は選べる3種類
祭りのあと」「高嶺の花」「刑事の追及
・前方スクリーンに映される台本を、女優との掛け合いで読み進めていく
・制限時間は5分、起承転結の4シーンを演じ切ることが出来ればクリア
・セリフの一部が虫食いになっていて、同時に表示される謎を解くことで完成する。セリフが完成するまではアドリブで間を繋ぐ


ブースチケットを手に入れて、演劇部ブースに向かうと学ラン服の演劇部員が話しかけてくる。

学ラン「もしかして皆さん、助けに来てくださった方達ですか?ありがとうございます〜!!実は、主演予定のヤツが失踪しちゃって困ってるんです...しかも脚本家のイタズラなのか、台本のセリフが一部、謎になっていて困ってて....ウチの女優一人だけじゃ演じきれなくて。皆さん、謎を解くのが得意だとお聞きしてます!ぜひとも助けて下さい!お願いします!!」

演劇部ブースに行くと渡されるラミネート

学ラン「台本が全部で3種類あるんですけど、どの台本を演じてみたいですか!?」

ラミネートを見ながらタイトルロゴを描いたホワイトボード。我ながら上手く描けたと思っている。
演劇部ブースとガチ謎解きの仕切り 兼 受付場所。
気付いたらいつの間にか左上にウォーリーが居た。

【各台本大公開!】


ここから全3作の台本(スライド)を公開していく。
正解するたびに次のページへ進んでいき、正解が表示される。
本記事では各画像のすぐ後に謎解説を記載するので、追体験したい方は送りすぎてネタバレを見ないようご注意ください。

学ラン「起承転結の全4シーンを5分で演じきってください!」
――――――――――――――――――――――――

1本目「祭りのあと」 大謎難易度:普通

学ラン「この作品では3人で一人の男性を演じてもらいます。青文字が皆さんのセリフ、赤文字がウチの女優のセリフです。謎を解いてセリフが分かるまではアドリブで間を繋いでくださいね。よーい!アクション!」

小謎解説:黒丸の位置に合わせて上の大きい四角を回転させ、下の小さい四角に当てはめていく。カタカナとして読み、濁点も含めると答えは「ワゴム」。
小謎解説:省略後(矢印先)のワードが省略前のワードの伏字になっているようだ。よって推測できる答えはエンターテイメントの略語「エンタメ」。
起のシーン クリア!
小謎解説:英語は英語でENGLISH。1~6の数字順に文字を拾って並べるとSINGLEに。よって答えは「シングル」。
シングルだよって返す主人公、ワードセンスが独特過ぎる。
小謎解説:左上の文字と右上のマス目の数が一致しているので対応しているようだ。青矢印の部分を読むと「える」になっているので正しそう。しかし一見同じ矢印でも違う単語が対応している。矢印をよく見てみると黒い点が付いている。どうやら点が付いている方向に一列ずらして読む必要がありそうだ。よって答えは"わかる"の一段上を右から読んで「もなか」。
承のシーン クリア!
小謎解説:同じ記号には同じひらがなが入るようだ。上から"うららか"、"おすすめ"、"むささび"、"たびびと"。よって答えは「らすさび」。
小謎解説:マス目に数字が割り振られていて①~④が重なっているようだ。マス目だけで文字が拾えることから、五十音表の右上をズームアップしたものだと推測できる。順番に文字を拾って答えは「いきいき」。
転のシーン クリア!

※次の最終問題(大謎)は解説の前にヒントのスライドが挟まります。

最後のセリフは大謎のようだ。

学ラン「何かしたいことがあったら言ってください!」
→「今までの問題が見たい」と言うと前のスライドをお見せするようにしていました。
さらに
学ラン「あー!あー!なんだか!なんだか色々と思い出してきたなぁー!(大声)」
というわざとらしい大根芝居とともに次のヒントスライドが。

大謎解説:謎解き界隈では魚の骨と言われている枠のようだ。今までの答えを左から縦に入れて矢印の場所を読んでみよう。つまり答えは「ごめんなさい
・・・本当にそれで良かったのでしょうか?いや、良くない。演劇部員達には何か違うと言われてしまう。問題文の矢印をよーく見てみると、以前の小謎で見た黒い点が上に。つまりはもう一段上を読む必要があるようだ。拾っていくと答えは「わたしもすき」。
結のシーン クリア!

女優「本当!?嬉しい!これからもよろしくお願いします!」
学ラン「ハッピーエンド!カットォ!!!!」――――――――――――――――――――――――

2本目「高嶺の花」 大謎難易度:難しい

学ラン「この作品ではA・B・C、3人の男性を演じていただきます。青文字が皆さんのセリフ、赤文字のセリフと黒文字のト書きはウチの女優と僕が担当します。謎を解いてセリフが分かるまではアドリブで間を繋いでくださいね。よーい!アクション!」

小謎解説:蹴るは英語でキック、それが菊に。帽子は英語でハット、それが鳩に。どうやら英語に変換をして二文字目を飛ばしているようだ。矢印の真ん中に空白があるのも一致している。よって岩は英語でロック、なので答えは「ろく」。
小謎解説:4マスに漢字の読み仮名を入れるだけ。あし、あせ、せわ、しわ。数字の順に拾い直して答えは「しあわせ」。
Bは被虐趣味があるようだ。学ランもマジすかとドン引く。
小謎解説:怪文章の下には"ちりとり"・"消しゴム"・"こけし"の画像が。これをヒントに怪文章から"ちり"を取り、"ごむ"を消し、"こ"も消して読み直そう。よって答えは「きいろ」。
キムチがゴロリとやってくるの何なんだ。某つくってあ〇ぼは関係ない。
起のシーン クリア!

学ラン「かんぱーい!」

小謎解説:囮の左には"お"の字を取っているイラストが。一人の左には"ひ"の字を取っているイラスト。最下段は"み"の字を取っているイラストなので、濁点も踏まえると答えは「みどり」。
小謎解説:?の枠には共通する文字が入りそうだ。食べ物のジャンルから推測すると"ぼるしち"・"しちゅー"・"しちみ"が考えられるので答えは「しち」。
小謎解説:左の縦列はジャンルが曜日で、金と日の間で"土"。真ん中の縦列は加減乗除の記号で"-"。右の縦列は春夏秋冬で"夏"。左からつなげて"土-夏"。台本のセリフから答えは食べられるものになりそうだ。マイナスを無理やり伸ばし棒として読めば答えは「どーなつ」。
女性の口説き文句としては弱いし無茶すぎる、どうした急に。
承のシーン クリア!
小謎解説:左側の各文字の背景にはスターが。それも踏まえて右側のイラストを推測するとレジスター、モンスターを表していそうだ。左の文字列に当てはめて数字順に拾うと答えは「れもん」。
小謎解説:左矢印は"はな"と"くち"を指していそうだ。〇に文字を当てはめて左下矢印の文字を拾うと"なく"となりイラストと一致していそうだ。よって答えは「はち」。
小謎解説:共通して入る文字を考えるだけ。答えは「あお」。
転のシーン クリア!

※次の最終問題(大謎)は解説の前にヒントのスライドが挟まります。

最後のセリフは大謎のようだ。

学ラン「何かしたいことがあったら言ってください!」
→「今までの問題が見たい」と言うと前のスライドをお見せするようにしていました。
さらに
学ラン「あー!あー!なんだか!なんだか色々と思い出してきたなぁー!(大声)」
というわざとらしい大根芝居とともに次のヒントスライドが。

大謎解説:今までの台本のセリフの伏せている四角は、よく見ると緑・黄・赤の3色に分かれていた。緑の答えは"しあわせ"→"ドーナツ"→"レモン"、これはドレミの歌の歌詞の順番になっていそうだ。よって緑に入るのは次に来る「みんな」。同様に黄色は数字、赤は虹の7色の順番になっていた。よって黄色には「きゅう」赤には「あい」が入るようだ。よって右側の指示文の答えは「みんなできゅうあいしろ」。

学ラン「なるほど!ここはアドリブ台詞のようですね!みんなで求愛しちゃいましょう!」

結のシーン クリア!

女優「うーん、じゃあ一番○○だったアナタかな?」
学ラン「おめでとう!!カットォ!!!!」
※全員フラれたグループもありました。強く生きてくれよな。
――――――――――――――――――――――――

3本目「刑事の追及」 大謎難易度:簡単

学ラン「この作品では杉田・飯田・松田の3人を演じていただきます。青文字が皆さんのセリフ、赤文字はウチの女優が演じる女刑事のセリフです。謎を解いてセリフが分かるまではアドリブで間を繋いでくださいね。よーい!アクション!」

小謎解説:赤と青と黒の枠で7列あることから曜日を当てはめることが推測できる。数字順に文字を拾って答えは「すいか」。
被害者は安井課長のようだ。
小謎解説:上段の例題ではandは日本語にして"と"に、音符は"レ"と"ド"、つまり音階名にしてくっつけて、さらには2分音符(白い音符)は伸ばして読めば良さそうだ。下段のorは"か"、音階は上段の高いドの音と比較すると解きやすくなっていて"ラ"と"シ"。よって答えは「からし」。
小謎解説:黒いシルエットの人物が自己紹介をしている。つまり"じこしょうかい"から"じこう"を取り除いて答えは「しょかい」。
起のシーン クリア!
小謎解説:〇〇〇には同じ三文字が入るようだ。右のジャンルから推測して上から、廃校、開口、成功が当てはまりそうだ。よって答えは「いこう」。
小謎解説:謎全体に漫画でよく見る"集中線"が。縦ラインで全体が8等分されていることから推測して、そのまま"しゅうちゅうせん"の文字が当てはまりそうだ。よって答えは「うちゅう」。
小謎解説:各漢字において矢印の向きに注目すると、漢字の一部分をカタカナとして読むことができそうだ。よって答えは「うかいろ」。
承のシーン クリア!
小謎解説:?の数と向きから推測すると、どうやらある文字列を反転してくっつけた上に90度回転されているようだ。水平に真ん中でぶった切って下半分を90度時計回りに回転させると縦読みでLOGICと読める。よって答えは「ろじっく」。
小謎解説:いわゆるバラバラ合体漢字。ム+月+ヒ+ヒ+れっか(点四つ)=熊、千+一=手。よって答えは「くまで」。
小謎解説:右側の文字は、左側の各料理イラストに対して一般的によく使われる調味料+"です"になっているようだ。なので3行目は"そーすです"になりそう。さらに矢印で文字列が入れ替わり、答えは「ですそーす」。
転のシーン クリア!

※次の最終問題(大謎)は解説の前にヒントのやり取りが挟まります。スライドはありません。

最後のセリフは大謎のようだ。

学ラン「え?今までのやり取りで犯人が分かるっていうんですか!?一体どういうことなんでしょう・・・?何かしたいことがあったら言ってください!」
→「今までの問題が見たい」と言うと何枚か少し前のスライドにさかのぼり、答えを復習するようにしていました。

学ラン「あー・・・いろんなセリフがありましたねぇ。えっと?宇宙、迂回路、ロジック、熊手、デスソース・・・」

大謎解説:水色の(  )は台本の穴抜け部分を表しているようだ。つまり今までの謎の回答がすべて入りそうである。今までの答えは、すいか、辛子、初回、意向、宇宙、迂回路、ロジック、熊手、デスソース。そして(  )の最後と次の(  )の頭を結ぶ矢印から、答えが全てしりとりになっていることが分かる。ひとつ前の答えは"デスソース"、容疑者は杉田・飯田・松田の3人。よって答えは「すぎた」。セリフは飯田と松田が声を合わせて読む必要がある。
今になってダイイングメッセージ発見のシーンを思い出してみると、杉田だけ発見自体を疑う発言をしている。証拠隠滅デッドラインをしていたのだろうか。
結のシーン クリア!

女優「そういうことです。ということで杉田さん、あなたを逮捕します。」
学ラン「逮捕ー!!カットォ!!!!」――――――――――――――――――――――――
学ラン「皆さんのおかげで演じ切ることができました!お礼と言っては何ですが、パンフレットにスタンプを押させてください!」

スタンプは「C」と「U」の2種類用意されていた。
クリアチームはCLEARのC、失敗チームはUN CLEARのU。
(※本番直前にアルファベットスタンプが一斉に配られた。とっさにこの二つをチョイスして無理やり意味付けました。)

学ラン「ありがとうございました!引き続き修羅祭を楽しんでくださいねー!」
――――――――――――――――――――――――

以上、全3コースでした。いかがだったでしょうか?

【主軸で動いてた演劇部員】

(以下、敬称略)

りく(@beginner_nazo)
⇒メインディレクター、スライド作成、小謎作成、メインビジュアル作成。主に初日のキックオフミーティングから初日夜まで参加。原案と外枠を固め、倉松さんを召喚して無茶振りした方。千穐楽の途中からカムバックし演劇部の行く末を見届けた。

倉松なお(@kuramatsu_nao)
⇒りくさんが抜けてからの後任ディレクター、台本&スライド作成、女優役。メインキャストなのにメインDから作業を引き継いでスライド作成してた方。
⇒いつのまにか公演全体の総合司会まで担当することになってた方。テストプレイ直前に一旦寝るねって言って去った次の瞬間には何故か生放送ブースに出て喋ってらっしゃってて心配になりましたよ俺は。本当にお疲れ様でした。

そな(@sonanonazo)
⇒台本&小謎作成、スライド作成補助、台本選択時のスライド送りアシスト担当。後述するが諸事情により会場後方のブースからハンドサインを見て、スライド送りをアシストして下さった方。あと公演全体冒頭の謝罪イベントで外へ逃げ出して連れ戻される役も兼任。

かなりあ(@Canary_mofufu)
⇒演劇部の制作進捗&データ管理、スタッフマニュアル作成。最初の会議から参加していた方。テストプレイおよび本番初回の全体運営スタッフ兼、演劇部ブースの列整理補助をしてくださいました。本当に助かりました。

影法師Z(@i_am_kageboushi)
⇒これ書いてる人。台本&小謎作成、ラミネート作成、スタッフマニュアル作成、ホワイトボード描き、学ラン演劇部員役。公演説明と台本ト書き読みと賑やかしと正誤判定とスライド送りをしてました。人手不足!ほんとにギリギリ限界運営でした!

合間を縫って撮った記念写真。
左からそなさん、倉松なおさん、影法師Z。


【本番中および制作時の裏話】


・台本をプロジェクターに映す&部屋の仕切りは無く大声で遊ぶことから、待機者へのネタバレを危惧していました。
⇒そこで台本を複数作成して好きなコースを選べるようにすることに決定した。

・各ブースでコンテンツを作り始めた後に、公演全体でのブースチケット制度が発生。
⇒助けて貰うのにチケットを払ってもらうという設定の矛盾が発生してしまったがゴリ押しするしか無かった。お礼のスタンプも同様である。修羅場だね。

・影法師Zが起承転結の4シーンにして、結は前3シーンを踏まえた大謎にすることを提案してしまい、台本作成の難易度が上がる。
⇒大変だったし申し訳なかったと思う一方で、この構成にすることで謎解きとしての質はだいぶ上がったんじゃないかなと思ってます。

・台本は大謎⇒小謎⇒セリフの流れで作っていた。「高嶺の花」と「刑事の追及」では小謎の答えを単語そのままで入れ込むのではなく、途中でぶった切ってセリフに溶け込ませようとこだわっていた。その分セリフ作りには難航。
⇒最初の会議からこのこだわりは話していた。某ひらめき番組"クイズ金の正解!銀の正解!"が思い出される。懐かしい。
⇒このこだわりのおかげで小謎を解くだけではなく、台本のセリフとしてどうやって組み込むのかという謎が発生していて、コンテンツの面白さがより上がっていたように思える。プレイ中のお客さんもきっとたくさん苦しんで楽しんで貰えたのではないだろうか。

・5分間の制限時間は修羅祭全体のバランスから決定。シーン数および謎の数から考えて、小謎の難易度はかなり簡単目にしようと決定。
⇒謎解きだけでなく当コンテンツでは「女優とのセリフのやり取りをする楽しさ」を体験して欲しかったのも理由の一つ。
⇒"謎か解けるまでアドリブで間を繋げさせる"という案を出した主犯は俺です。折角だから演じる楽しさを体験して欲しいし、最近流行りのイマーシブっぽさも出るかなと思って。謎解きのわちゃわちゃ感も出るかなと。
⇒謎解きよりもアドリブを全力で楽しんで女優に絡みまくるお客さんグループもいらっしゃいました。楽しかったぁ。

・影法師Zはキャストがやりたい思いで適当に衣装を持ち込んでいた。コック服と白衣と学ラン。つまりアレは私物であり学園祭物と決まる前から偶然持ってきていたのである。持って来てて良かったマジで。

・当初はプロジェクター横に受付兼パソコンを設置してする予定でしたが、テストプレイ直前でパソコンは会場後方のPAブースじゃないと繋げないことが判明。
⇒クリッカーを用いてのスライド送りも学ランが兼任することに。
⇒スライドは台本3本をくっつけたものだった。クリッカーでは各話の冒頭に飛ばすことが出来ず、ハンドサインを取り決めて、毎グループの開始時に後方のそなさんに学ランが合図を飛ばし、台本スライドの切り替えを行うことになりました。
⇒当初は受付&待機列整理&スタンプ押しも、ブース横でスライド送りの人がやる計画だったが破綻、人数不足が確定。死ぬかと思った。
⇒列整理をかなりあさんや、お名前を聞きそびれたがお化け屋敷ブースの方に助けて貰って事なきを得ました。大感謝。
⇒ってことでお客さんの正誤判定およびスライド進行は学ランが担当。会場内が想定以上に騒音だらけで、お客さんのセリフを聞き取るのに苦戦してました。聞き間違えて先に進めちゃったり、セリフを言い直させたりした方もいたと思います。ごめんなさい。

・台本シナリオ作成時、無意識で主人公が男性ばかりに。倉松さんから「女性のお客さんも居るんだから、偏るのはよくない」と指摘が。
⇒最終的に明確な女性キャラを出すことは出来なかったが、刑事の追及の容疑者3人は性別不明になっている。
⇒また、祭りのあとの主人公の一人称が"わたし"なのはその時の名残だと思われる。

・女優役の倉松さんが総合司会も担当することになり、早めにブースを締め始めて欲しいと全体管理担当からテストプレイ後に指導が入る。
⇒演劇部ブースは他よりも早く店仕舞いをする仕様に。仕方ないね。

・「刑事の追及」前の幻の台本。

ジャンルをバラバラにしようとSFにしたくて無理やりアンドロイドと博士が登場している。もはやアンドロイドハラスメントって言いたいだけでは?

⇒”小謎の答えがしりとり"の大謎だったところを、”セリフ全体をしりとりにする"ものだと影法師Zが勘違いしたままオチ直前まで書き上げてしまった作品。
⇒転シーン辺りまで書き上げた時にメインディレクターから冒頭にループして欲しい&台本内にそれとなくほのめかして欲しいと指示が飛んできて、オチ前で悩みぬくも頓挫した記憶が。セリフ全体だと勘違いしてたからね、そりゃ無理だよね。
⇒アドリブで間を繋ぐシステムを考えるとセリフ全体のしりとりでは破綻してしまうし、アンドロイド設定だと演技的にアドリブを催促しにくく、世界観的にも無機質になってしまい盛り上がりに欠けてしまうという意見も出て、丸々書き直しへ。
⇒影法師Zが初日夕方に途中抜けして夜に戻ってきたら「刑事の追及」の執筆が進んでいました。ご迷惑をおかけしました。話はちゃんと聞こうな。

テストプレイ&全2回の公演でたくさんのお客さんにプレイしていただきました。ありがとうございました!


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