欲しいモノ「Aeta (アエタ)」
気になるブランドに出逢えた。
友人が誕生日にパートナーからプレゼントされたというこのブランド「Aeta (アエタ)」。このショルダーバッグもすごく可愛いですが、わたしはこちらのボストンバックに一目惚れ。このクラシックで上品な形がなんとも言えません。
出典:Aeta 公式サイト
ボストンバックが気になるのはわたしくらい!?と思っていましたが、ちょうど今、まわりまわって人気があるようです。
▶︎ボストンバックがあればれきること
そこで今回は、「アエタ」というブランドを深堀りしたいと思っています。
■Aetaについて
アエタは、日本生まれのブランド。2015年秋冬コレクションでデビューしたそうです。
ブランドネームの語源は、様々な国や地域に赴き、現地での一期一会を形にするという、日本語の「逢えた」に由来しています。これは、素材、職人など様々な出逢いを示すもの。一つ一つの出逢いを大切に、たとえば材料の調達や生産までをその土地で行うなど大切にしながらデザインされています。そのため素材・製法の異なるいくつものラインがあり、型にはまらない自由な発想で、 丁寧なものづくりを信条にされています。
ラインナップは、レザー素材を中心にバッグやリュックサック、小物などを展開。上質なカウレザー*をベースにバングラデシュで作られた「カウレザー コレクション」。地厚で風合いの良い柔らかなディアスキン*を使用したジャパンメイドの「ディア コレクション」を軸に作られているようです。
出典:Aeta 公式サイト
「カウレザー コレクション」の中には、「もともとは植物を編み上げて作られるかごバッグをレザーに置き換えたらどうなるんだろう?」という探究心から生まれたレザーで編み込んだかごバッグ「レザーバスケット」などもあり、ブランドコンセプトからも伝わるものづくりのこだわりを感じられます。
現在、Aeta 公式サイトには掲載されていませんが、ラオスの伝統品の葛のバッグからインスピレーションを受けた「ペーパーヤーントートバッグ」が、2020年春の新作として発売されていました。東南アジアに住む少数民族の一つであるモン族の女性に依頼し、紙の糸で1点1点手編みされているそうです。
(参考:fashionpress、FUDGE.jp)
*カウレザー
出産経験のある、生後2年経過したメス牛の革から作られている。
キメが細かい革質で、オス牛の呼び名であるステアハイドよりも薄くて柔らかく馴染みやすい。
*ディアスキン
メスの鹿の革から作られている。
繊維が細く、とにかく肌触りが柔らかいのが最大の特徴でレザーのカシミアとも言われている。
■ボストンバック
わたしが気になっているのは「ボストン S」。日本で作られている「ディア コレクション」のラインナップのひとつです。
このまるっとした可愛らしくも洗練されたフォルム。きちんとした場面にも、ちょっとしたお出かけにも重宝しそうです。
最初見つけた時は冠婚葬祭に使えそうだなぁなんて思いました。
出典:Aeta 公式サイト
ボストンは、どんなファッションにも馴染むシンプルなデザインを採用。
リング型のファスナースライダーがさり気ないワンポイントになっています。外装には丈夫でしなやかな鹿革を、内装には摩擦に強い豚革を使用しています。小さくて持ち運びやすく、ちょっとそこまでの外出やランチなどに最適です。
(引用:三越伊勢丹オンライン)
■おまけ
「Aeta」のサイトを見ていて一個気になる製品を見つけました。
わたしは小銭入れをお財布とは別に持っているので、長財布は常にシンプルなものを使用しています。今は「CLASKA」で購入したピンク色のものを使用しているのですが、次は黒の財布が欲しいと思っています。
出典:Aeta 公式サイト
この「ロングウォレット」が次の候補になりそうです。
■終わりに
ブランドのサイトが、思いの外シンプルだったので、ファッションサイトをいくつかみて調べていきました。
最初は、ブランド名の表記から海外のブランドか何かかなって思っていました(英語がすこぶる苦手 笑)。調べていくうちに日本で生まれたことがわかり、少し驚きました(なんでだろう洗練されていたから?)。
「Aeta」は、レザーの質が良、服に合わせやすいところが魅力なんだとか。
最近では、日本にもたくさんの革製品を扱ったブランドが随分増えてきたように感じます。日本の製品は、手が届きやすい値段で、質のいいものがたくさんあるように思います。わたしは、土屋鞄製造所(憧れ「大人ランドセル」)やREN(廃盤になっちゃう「やぎ革・ベアー / ミニデイリュック」)のサイトなどをよく見ますが、きっと気付いてない(認知してない)だけで魅力的なブランドはたくさんあるんだろうなと感じました。(実際、愛読している雑誌に何回か「Aeta 」が出ていたのですが、気に留めてなかったです。)
原産地ブランドの由来ともなった「逢えた」の言葉通り、素材や職人など様々な出逢いを大切に、大切にしながらものづくりされている姿勢に好感がもてました。持っているだけで気持ちを上げてくれる品のいいこのボストンバックをいつか手に入れられたらと思っています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。よければ、またお待ちしています。