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お仕事について

主なお仕事

主にWebデザインを中心に、UIデザイン、グラフィックデザインを行なっております。広告キャンペーンや商品サイト、映画の公式サイトなどをよくやっていましたが、最近は企業サイトなどが多いです。Webが「表現」よりも「ビジネスツール」としての側面が重視されていることの現れではないかと思っています。「変わった、尖った表現」を求められることが以前は多かったのですが、最近は道具として伝わることであったり、使えることを求められることが多いです。
家庭の事情で東京を離れた頃と、ちょうどFlash万能だった世界に陰りが見え始め、少しWebの作り方が変わるかもしれないと感じた時期がちょうどリンクしていたように思います。ただ、連れ帰られた九州という環境はわたくしに何の変化ももたらすことはありませんでした。Skypeやメールで、ときどきいろいろな地域の方々とお話をさせていただく機会がありましたが、結局、距離的なものはそうそう関係なくなっているような気がします。
それと、東京でやっていた頃は、比較的大きなクライアントの案件が多かったのですが、そこから離れてみると、決して大きくない市場にもフィットするサービスやテクノロジーもある、と気づいたのはこの頃からです。
例えば、以前はコストが高すぎて提案できなかったECも、マイクロコマース向けサービスが増え、小さい規模でもECが展開できるようになったせいか、ときどきECサイトのデザインなども手がけています。
Webサイトを作るときに「ロゴがない」ということも多く、ロゴデザインから名刺、ブローシュアデザインもまとめて手がけることもあります。もともと紙媒体もやっていたので、VIから一貫してお請けすることも可能です。


たぶん得意なこと

もともと文字が大好きで、文字を組んだり、ロゴなどを作るのは割と好きでした。最近、CSSの文字周りの実装が進み、Webサイトの本文でも、以前よりはずっと豊かな文字表現が可能になりつつあります。そうしたチャレンジを自社サイトでも常に行なっております。Webフォントが浸透しつつある今、そうした技術は軽視できないと感じております。
デザインは主役ではなく、あくまでコンテンツを引き立てる器だと考えています。その器づくりのために、今できることを投入すべく、こつこつと鍛錬をしております。また、それと同時に、WebのUIデザインはお客さんの「らしさ」のようなものを表現する場とも思っています。内容や目的により、柔軟な表現のご提案を心がけております。写真があれば、それをできる限り美しく見えるように、文章があれば、それをより美しく読めるように心がけています。必要な写真がなければフォトグラファーと一緒にお仕事をします。文章がなければ、ライターや編集者に相談します。いまの肩書きはアートディレクターですが、割とディレクションやプロデュース的なこともやることもあります。しかし、できれば、プロデューサーやディレクターの方ともっとお知り合いになって、ちゃんと分業してやりたいと思っています。どなたかいらっしゃれば...。
一時期は執筆もよくやっていて、デザイン雑誌に寄稿したり、本を数冊書いたりもしています。
賞などはあまり興味がないのですが、クライアントさんの「欲しい」という要望で、グッドデザイン賞はなんとか頂いています。あとは、携わったものをクライアントさまや代理店さんが幾度か広告賞に出品していたことが何度かあったのですが、結果を知らないままでした...あれはどこに出していて、結果はどうだったんだろう。

それと、アパレル業界にちょっとだけいたこともあるので、モードの世界に妙に詳しいです。余談ですが...。

お仕事のスタイル

主な業務はアートディレクションとデザインです。ある程度の基本的なHTML/CSS/JSの実装はできますが、一人ですべて手がけることよりも、フロントエンドエンジニアの方とチームを組んでWebサイトを作ることが多いです。Webを作ると言っても、人によって得意分野はそれぞれ違い、スペシャリストとチームをつくることで、よりよい品質を担保できると考えています。サーバーサイドプログラムが必要な場合は、プログラマの方にお願いしております。
ディレクションやプロデュース的なことも手がけるのですが、できれば、プロデューサーやWebディレクターの方とお知り合いになって、一緒にお仕事させていただければいいな、と思っております。どなたかいらっしゃったら、お声をかけてくださると嬉しいです。
現在の拠点は福岡なのですが、実質九州からの発注はほぼなく、東京や関西、名古屋方面などばかりです。基本的には地域にかかわらず、ご縁があればお話をし、デザインをしています。

お請けできないこと
1.お金ないんだけど
品質が担保できないですし、それなりのものしかご用意できません。また、そうした制作物でわたくしの技量の評価をされるのもちょっと...
2.友達だろ、安くしろよ
協業している人々に捨て値で働けとは言えません...
3.いまはほぼタダだけど、お客さんを育てていきましょう
そういう人は万一育ってバジェットが増えると、経験上、高い業者に発注することが多いです...。「なんでもいいから体裁を整えて、今をしのぎたい」というオーダーは、受注する側からすると割と辛いのです。

こういう意味では、「いい人」であることを辞めたので、こうした話はお断りしています。
それと、あまりに予算がつかない場合、他のプロフェッショナルな人を巻き込んだりできないので、相対的に作業量が一人に集中し、その一方で質は下がっていくので、結果として満足していただけるものが成果物として作れないことがなります。それは、結局誰も幸せにしないものができあがってしまうので、基本的にお断りしています。
こう書くと、「あの人安く作ってくれないからケチだしうるさいしキライ」って言われて仕事減りそうで怖いですが。
ただ、上記のようなオーダーを説明すると「腹減ってるんだから、ラーメン食わせろ!10円しかないけど!的オーダー」と言えば、わかっていただけるでしょうか...。
思ったよりもあちこちで散見されることですが、「他人にありえないほど譲歩を求めたり、無理をさせてでも、自分は利益を享受したい」という態度の人は、残念ながらいます。

普通にフェアなオーダーをいただければ、全力を尽くします。

お気軽にご相談ください

よく「いくらぐらいで作ってくれるの?」と訊かれますが、規模や目的によります、としかお答えできないのが現状です。とはいえ、「10万ぐらいでちゃっちゃとできるよね」とか言うような無茶ぶりはちょっとお請けできません...(泣)。ある程度、規模を小さくしたり、機能を絞り込んだりしてご予算に応じた内容のご提案はできますが、ご自分で相場はこれぐらいに違いない、と思い込んで、それを通そうとするようなご依頼はちょっと難しいです。一緒にお仕事をしていただいている方々にも、失礼に当たりますし...。機材にも投資しておりますし、なにより、技術やノウハウを身につけるために、みなさん膨大な時間とお金をかけているのです。そこだけはご理解ください。一応、これまでの平均値から算出した、最低限の価格はサイトにも記載しております。

あとは、「何を作りたいのか、何が必要なのか」というところが重要となります。まずはお話をすることから始まります。ご相談やお見積もりなど、お気軽にどうぞ。(デザインだけでなく、企画のご提案など、高度なものになると、そこも有償となります)

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自己紹介

Webフォントサービスを片っ端から試してみたいですし、オンスクリーン組版ももっと探求していきたいです。もしサポートいただけるのでしたら、主にそのための費用とさせていただくつもりです。