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高学歴のフリーター

その人たちは定職につかない。
高学歴で、優秀で、賞歴もある。
正直、どこへアプライしても引く手数多で仕事には困りそうにない人たち。

実際、彼らはそんないわゆる会社員の仕事をやらなくったって生きていける。ご両親は仕事をされているし、帰る家だってある。

一方で、私は両親に「学生期間が終わった後の面倒は見ない。自立をするように」とか、「いつまでもあると思うな、親と金」など言われて育った。

どちらが正解なんてないけれど、
彼らのような夢に向かって突き進む「まずは企業や組織に捉われず、自分の力で道を切り拓きたい!」という野望を持ち、なんらかの形で自分の夢を実現させようと奔走している姿に羨ましさを感じている。
エネルギッシュで。


彼らに久しぶりに再会した。

「仕事に就きたい。固定給のシステムって最高じゃね?」

耳を疑った。
あんなに企業に勤めることを厭わしく思っていたはずなのに。

年金を支払うのもままならないようで、
親を頼るにも頼れないようだ。


かね。
なくったって生きていける。
けど、その無いレベルは見極めないといけないようだ。

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