[企業開示] 「及び」と「および」どちらを使う?
接続詞をひらがなで書くか、漢字で書くか、細かいけれども気になるときがあります。
例えば「及び」という言葉があります。かしこまった文章には割合よくでてくる言葉ですが、「および」と平仮名で書いてある場合ももちろんあります。では、どちらを使うのがメジャーなのか、少しだけ調べてみました。
調べ方としては、時価総額ランキングの上位の会社から5社ほど抽出し、直前期末の決算短信を見てみることとしました。(最初は有価証券報告書でやろうと思ったのですが、ページ数が多すぎでよくわからなくなってしまいました)
その結果は次のとおりです。
【および・及びの使用状況】
・トヨタ自動車
文章「および」 固有名詞(※)のみ「及び」
・ソフトバンクG
文章 「および」 固有名詞のみ「及び」
・NTT
すべて「及び」(若干「および」あり)
・ソニー
すべて「及び」(若干「および」あり)
・三菱UFJ
すべて「及び」(若干「および」あり)
(※)例えば、貸借対照表の「現金及び現金同等物」のような固有名詞でだけ漢字を使っている場合
想定したよりも「及び」だけを使っている会社があって驚きました。やはり昔ながらの会社は漢字を使っているということなのでしょうか。
私自身は文章本文は「および」勘定科目は「及び」派です。みなさんはどちら派ですか。
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