誠実ってなんだ?

せいじつ【誠実】
偽りがなく、まじめなこと。真心が感じられるさま。
引用元:三省堂スーパー大辞林3.0
ふせいじつ【不誠実】
誠実でないこと(さま)。
引用元:三省堂スーパー大辞林3.0

自分があまり誠実でないことに実はなんとなく勘付いている。
頑張りますとか愛してるとか、そう言ったときはそう本気で思っているのだけどなかなか気持ちは持続しなくて、いつも口先だけで取り繕うような結果になってしまっている。こうした態度が不誠実だと思われるのだろうか。

人を大事にするにはまず誠実であることが大事だと思う。
その人のことを思って行動したり、多少の不利益や手間がかかっても何かできることはないかと気遣ったり、あの人が応援してくれているから頑張ろうって思えたり、その人の話に親身になって耳を傾けたり、何かしてもらったらお返しをしたり、毎日支えてくれていることに感謝したり。

誠実さの核は真心にあると思う。
上に挙げたことって表面的にやることはできるのだけど、真心からそうした行動をしているかどうかって人にはやっぱり伝わってしまい、信用を失くす。

こういう言い方は自分の至らなさを人のせいにしているみたいで情けないのだけど、どうやら私はコミュニケーションの文法的に他者を尊重するという文化の中で生きてこなかったらしい。

「人のことも考えて行動しなさい」は「こっちのことも考えてよ」の換言だったし、同じグループの友達は自分の言いたいことを言うだけで相手の興味があるとかないとか考えてなくて、その場でポンッと輪に入った子がいたとしてもその話題についていけるかどうかなんてお構いなしに喋る。
話したことのない人のことはすぐに疑って、自分たちのことを下に見ているんじゃないかと思っているらしい。その辺は自己肯定感の問題でもあると思うけれど。

類は友を呼ぶと言うから怖い。知らず知らずのうちに自分も同じようなことをしてしまっているんじゃないか。

別のグループのクラスメイトは、友達が広げていた雑誌に興味を持って好意的な感想を言っていた。
大好きなツイッターの人は、相互フォローじゃない私の進路の相談に親身になって答えてくれた。
誰かのブログで読んだ女の子は、告白してきた人のことを好きじゃないのに送られた短歌のラブレターにひとつひとつ丁寧なコメントを添えていた。

私は…
興味のない話題になると適当に聞き流して、次に自分がする話を組み立てていた。ツイッターのDMでもうまく気持ちを伝えられない。好いてくれてるのかなって思った人のことを邪険にして遠ざけちゃった。

わからない。他の人たちはどうしているのだろう。
具体的には、どうやって他者への愛情や感謝を抱いているのだろう。どうやって人に誠実だと受け取ってもらっているのだろう。
感情なんて自然発生的なものだと理解はしている。こんなこと考える自分はその時点で全然誠実なんかじゃないこともわかってる。
それでも誠実になりたい。誰かを心から愛したい。心から人を幸せにしたいと思いたい。美しく生きたい。人のことを考えて行動できない自分はおかしいんじゃないか、って疑いながら生きていきたくない。

あるいは客観性の欠落なのかもしれない。
愛の感情からの行動を不誠実と取られてしまうのは、この行動が人からどう思われるか、どのような印象に映るのかという思慮に欠けているのからかもしれない。
他の人はここでこう言ったらこうしたら不誠実だと取られてしまうから、次はこうしようとか考えて行動しているのかもとか考える。でも他者の思考はわからない。

これからこのアカウントを通じていろんな人に会いたいなって思ってる。
学校ももうすぐ卒業して、春からは新しい環境で生きていく。
また失敗したらどうしよう。そんな不安も抱えている。
今のまま人を愛せない自分と生きていくのはいやだ。

あなたは誠実さについてどう考えますか?

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さな

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