と言っても、最近移植された3のリメイク「TRIALS of MANA」ではなく、タイトル通りのGB版初代聖剣伝説の話です。

ゲームボーイを持っていない人生なので、これでやっと聖剣伝説は初代、2、3、4(！)、LoMとプレイ出来ました。
リメイクだと、音楽にしても、操作感＋ゲーム性にしても、どうしても変わってしまうので、「そのままプレイしたい」という夢を叶えてくれた「聖剣伝説コレクション」での完全移植に感謝！

シンプルなアクション、名曲揃いのサウンド、心に残るストーリー、初プレイなのですが今でも面白かったです。

「ゲーム性」の魅力として、特に感じたのは、2Dだからこその縦軸、横軸でした。
3Dアクションのような、上下の段差や円形の動作がなどが無い分、シンプルな避けと攻撃の面白さを実感します。

敵の攻撃の軌道を理解してのプレイは、シューティングゲームでの弾除けや、2Dアクションゲームにも通じる感覚。2次元での軸合わせによる最適な動作を目指す面白さです。

また、今のような、現在地を詳細に示すマップではないのと、「ルーラ」のようなワープ移動手段が無いので、現在地の把握や、次に行く場所で迷ったりもしましたが、その辺りは、いかにもゲームボーイ時代のRPGと言う感じがします。
(自分は攻略サイトを参考にしましたが、リアルタイムならメモに書くか、攻略本を購入するでしょう)

そして何より、フィールド、ダンジョン、戦闘など、様々な時間の経過や、状況によって変わるプレイヤーの気持ちに心地良く沿ってくれる音楽の絶大な魅力を感じました。

特にフィールド曲の「果てしなき戦場」、「聖剣を求めて」、神秘的な「ダンジョン3」、「マナの神殿」、戦闘曲の「戦闘1」、「戦闘2」、「最後の決戦」は最高峰の素晴らしさだと感じます。