2023年最後に観たライヴは、八十八ヶ所巡礼のワンマンでした。
ソールドアウトと言う事で、O-EASTフロア外までオーディエンスが溢れる入りの多さ。

激しい演奏と叙情性の「赤い衝動 -R.I.P-」、雰囲気に合わせて揺れるのも心地良く夜を思わせる刹那感のある「慧光」、「紫光」、プログレ色の強い「泥春」。
サビが魅力的な「近頃どうしてる？」、「奈落サブウーファー」、リズムに乗らざるを得ない「幻魔大祭」、「M.O.8」、「JOVE JOVE」、「金土日」、そしてアグレッシヴな「攻撃的国民的音楽」。

単純にどんどん良い曲を演奏してくれるので、ずっと幸せな3時間でした。

また、ライヴハウスでライヴの場を共有することの意味を、MCではっきり言葉にしてくれるのも嬉しいです。
「捨てるものがあれば、その分得られるものもある」と言う話も、何気に意味深い。

自然と身体が動き、メロディに心が動き、「◯◯しなければいけない」に捉われずに、好きなようにその場を楽しむことで、少しずつ自分自身の自然な在り方が解放されていく感覚。

O-EASTを満員に出来るバンドで、「プログレのTシャツを通販で買った」「変拍子で踊ろう」なんてMCが聴けるのも最高でした。

これだけの規模になっても、ファンと眼を合わせて触れ合うためにフロアに降りてくれるのにも感謝。

■セットリスト

1. 赤い衝動 -R.I.P-

2. 幽兵衛no幽鬱

3. 脳の王国

4. 銀河の恥…

5. OH! SOJI!

6. 慧光

7. 泥春

8. 近頃どうしてる？

9. 紫光

10. 幻魔大祭

11. ohenro3

12. 沙羅魔都

13. 仏滅トリシュナー

14. 奈落サブウーファー

15. 惡闇霧島

16. 苦苦★念仏

17. M.O.8

18. JOVE JOVE

19. 具現化中

20. 日本

・アンコール

21. 攻撃的国民的音楽
22. 金土日
23. 仏狂