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2021/02/13(土)Quartet Asturias / Electric Asturias@吉祥寺Star Pine's Cafe

カルアスの初ライヴ&久々のエレアスのライヴに行って来ました。
全てのパートが耳を引き、重なり合って1つの音楽となるのに浸る時間でした。ずっと聴いていたかったです。


コロナ禍で、直接音楽を体験する時間が激減している中、久々のAsturiasの音楽に触れて感動しました。

「こんなに素晴らしい時間を、以前は年に何回も体験していたなんて、何て幸せだったのだろう」と実感したライヴでもありました。素晴らしいライヴに感謝。

■Quartet Asturias

1stVn、2ndVn、Va、Vcの弦楽四重奏の形式による、Asturiasの楽曲の演奏で、動画では公開されていましたが、生ライヴは今回がお披露目でした。

弦楽四重奏と言うそれぞれのパートの魅力が大きく伝わる形で、音色そのものの美しさにも感動しました。
リズム楽器が無い点や、ピアノなど鍵盤が担っていた魅力を置き換えたアレンジも、バンドヴァージョンとは違った魅力がありました。

自己紹介では、楽器に取り付けたマイクで話すユーモラスな一面も。

選曲は、先行公開されていた「漂雲 -clouds-」や、予想外の「Cryptogam Illusion」、テクニカルな「Medusa」など、音楽性そのものがクラシカルな、この形態で演奏することが自然なものでした。

・Quartet Asturias / 漂雲 -clouds-


「Undine」ではテーマとなるフレーズを各楽器で演奏することで、水の波紋が広がるような印象を持ちました。
ヴィオラで演奏することで、ベース的な低音はチェロが担いつつ、ヴァイオリンとは違う音域を表現できることに、バンドと違った面白さも感じました。


この日一番心を動かされたのは「Rogus」。
イントロのリフをチェロが奏でる意外性に始まり、メロディ、アンサンブルのハーモニーなど、全てが感動的でした。

・セットリスト (公式Facebookより引用)

1. clouds -漂雲-
2. Adolescencia
3. Medusa
4. Cryptogam Illusion
5. Undine
6. Rogus

・アンコール
7. Resolution -決意- (+田辺清貴 Dr, 大山曜 B)

■Electric Asturias

後半は、エレアス。
観るのは2019年11月のPROG FLIGHT以来、ワンマンとしては2019年8月の10周年記念ライヴ以来です。

キーボーディストの川越氏が脱退してから、初のライヴでもありました。
この日は中村エイジ氏をサポートに迎えての編成。
ピアノとオルガンをメインに使用するセットリストなのもあって、焦点の絞られた印象の演奏でした。


3rdアルバムからの「嵐が丘」、「Closed World」、現在アルバム未収録の「Stone Circle」と、序盤からメロディアスな楽曲が続いて、テクニカルでありながら情緒を感じられて、1年以上ぶりの感激を味わいました。
新曲の「Tales of Hameln」も同じく、コード進行から、メロディアスな感覚を受ける楽曲でした。

反面、「Karma」、「Crow」、「Sthenno」と言うダークな楽曲の流れもあって、新しめの楽曲の中でもバラエティを感じられる流れでした。


アンコールで演奏された「Aerial City」も、祝祭的な多幸感のある曲で、以前にライヴで聴いた瞬間から気に入った曲だったので、この日も聴けて嬉しかったです。

MCで、新曲が貯まって来たことで、レコーディング~新譜の作成も始まりそうなことが語られていたので、今後のライヴも、新譜も楽しみにしたいと思います。

・セットリスト (公式Facebookより引用)

1. 嵐が丘
2. Closed World
3. Stone Circle
4. Karma
5. Honeycomb Structure
6. Tales of Hameln (新曲)
7. Crow
8. Sthenno
9. アーガス最後の戦い

・アンコール
10. Aerial City


この日はQuartet Asturias、Electric Asturiasの両方を観られる構成で、しかもライヴ自体が久々だったこともあって、本当に思い出に残る一日となりました。

また、こうした幸せな時間を過ごしていけますよう。

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