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お役立ち!コロナ関連頻出英単語

コロナ禍での生活がもうすぐ1年。収束するどころか世界中で感染が拡大しているようだが、1日も早く状況が落ち着くことを願う。

今日は海外メディアでよく目にするコロナ関連の頻出英単語を10個ピックアップしたい。皆さんの英語の勉強やネット記事を読むときの参考になれば幸いである。

new normal


コロナと言えばまずはこの用語、「新常態」。私は「新しい日常」と言うほうがしっくりくるが。これはもう皆さん聞き飽きている言葉であり、これ以上補足説明は不要だろう。
New normalになったら、ミーティングの半分はオンラインにしたいな~。

pent-up demand

コロナによるロックダウンや外出制限で、私たち消費者は買い物や旅行などたくさんのしたいことを我慢している。その「潜在的な需要」をさす。例えばこんな使い方ができる。
Pent-up demand will boost the traveling market in 2021.
(新常態において繰越需要が今後旅行市場を盛り上げるだろう)

unprecedented

「前代未聞の」という形容詞。これもコロナになってから毎日のように耳に目にするようになった。上手に発音ができるようになってから通訳でも時々カッコつけて使ってみる私…。
The world is facing unprecedented challenges due to the pandemic.
(コロナによって世界全体が前代未聞の試練に立たされている)

upend


endがupされるという意味か、つまり「逆転する」ということか、とわかってから抵抗なく使えるようになった。便利な言葉である。
The COVID-19 has upended the global economy and our lives.
(コロナ禍で世界経済や私たちの生活はめちゃくちゃになった)

surge/resurge

最近はsurge(急増する)よりも、resurge(再び急増する)やresurgence(再燃)の方をよく見る。なぜなら昨年夏にいったん収まりかけているように見えたコロナ感染の第二、第三の波が世界中で急増しているからだ。

furlough


「furloughed workers」「furlough scheme」などよく耳にするものの、勉強不足のためpaid time off(有給休暇)やlayoff(解雇)との違いを今一つよく理解していない(私はフリーランスなのでいつでも失業者といえば失業者である)。furloughは「一時帰休」「一時自宅待機」と訳されるが、その間給与はどうなるのか、また職場に戻れる保証はあるのか。おそらく各国によってfurloughの意味や制度が違うのではないか。引き続き勉強していきたい。

curfew

「(夜間)外出禁止令」。欧米のコロナ対応でよく出てくる言葉である。しかし日本でロックダウンや外出禁止令は今のところ法律上できないと理解している。そのため「外出禁止令」と言われても実態があまりピンとこない。コロナ対策を主に国民の「自粛」に委ねる日本のやり方も、きっと海外にはわかりにくいのだろうが。

inoculate

「予防接種をする」。コロナのワクチン開発が過熱してきたころから頻出する言葉。
Frontline essential workers get inoculated first.
(最前線のエッセンシャルワーカーが最初に予防接種を受ける)
とは言え、米国ではエッセンシャルワーカーであっても予防接種を拒否する人がいるという。世界全体でもワクチン接種が当初予定より遅れているらしい。自らもワクチン接種をどう考えているかを含め、今後の予防接種の動向に注目していきたい。

curbとcurve

発音が日本人にとって紛らわしいためか、それとも日本語にすると両者の意味が似ているせいか、curb(制御する)とcurve(曲線を描く)の使い分けがごっちゃになり何度か辞書を引いた。コロナ関連でよく見るのは次のような使い方だろう。
The government is taking effort to curb the spread of COVID-19.
(政府はコロナが蔓延することを防ぐために努力している)
How did China successfully flatten the curve of COVID-19 cases?
(中国はどのようにうまくコロナ感染者数の増加を抑えたのか)

in the toilet

最後にちょっと変わり種。最初に「in the toilet」を目にしたときは何事かと思ったが、「ひどい状態、地に落ちる」という意味があるらしい。そんな言い方までしなくても…と思うものの例えば以下のように使う。
Due to COVID-19, revenue is in the toilet.
(コロナで売上はひどく落ち込んだ)


以上、コロナ関連の頻出用語10連発。頻出というより個人的に気になる用語も含まれるが、英語の勉強などでお役に立てたら嬉しい。

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