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アコギが大好き!

18歳で社会人になった頃にレコード屋の片隅に展示してあった安いギター。
何か一つでも楽器ができればと購入してから、毎日練習した。
不思議なもので類は友を呼ぶというか、たまたま出会ったのが同級で同レベル位のギター初心者。意気投合し早々、腕も無いのにデュオバンドを結成。私が作詞、彼が作曲担当、コピーをやると下手さがバレるのでオリジナルで行く事にした。ライブだって経験した。
彼が作る曲は同じコード進行で単純だったが、メロディーの才能があるのか、アメリカンテイストで私は好きでしたが、知らない土地に来たばかりの私には初めての友人だったので、嬉しさのあまり私が熱くなり、次第に彼の方がギターから遠ざかって行った。それでも1人で作詞・作曲を続け毎日続けていた。気がつけば部屋には楽譜本でいっぱい。
今の仕事をしている中で、ふとプロになる訳でもなく、いくら練習してもうまくならない自分に疑問を抱くようになり、次第に私も弾く日数も減って来た。
デザインの仕事に集中しよう…。
それから10年の月日が流れ一度目の結婚。嫁さんとはまったく趣味が違ったのでギターを弾くことすら無くなった。5年間続いた結婚生活は終わった…。その間に今の事務所を起業し離婚祝い?にと当時流行りのオベーションギターを購入。再婚し家を建てた。それでもそんなにギターに入れ込むことも無かった。
2004年の台風で身長くらいにまで水に浸かった家の中にオベーションギターが泥だらけで横たわっていたのを必死で洗い流し再び愛着が湧いて来た。
当時コブクロさんが人気で、これなら弾けるのでは…と結構高額のギターを新調、仕事の合間に夢中で弾いていた。
私の子どもの頃はフォークブームと言われ、かぐや姫さんや吉田拓郎さん等がギターの神様と言われ、次第にバンドブームの中でエレキギターが格好いい時代もあったが、個性が重視されるようになった平成の半ばには、ギタ女子と言われるアーティストが注目を浴び、女性がアコギを抱えて弾く姿はすごく格好良くて、また皆すごくいい。このギタ女子と言われるアーティストの出現によりアコギのスタイルは昔のそれとは違い、テクを始めとして弾き方も何かファッショナブルな感覚になったのは私だけでしょうか?
10年くらい前、私はあるギタ女子に出会い、彼女の曲とギターの音色に夢中になりました。同じギターが欲しくて同型のレベル下のモデルをも購入しました。
昔は生ギター、今ではアコギと呼ばれるようになり、より親しみが湧いたギター。楽器単体で演奏として成り立つのはギターとピアノくらいではないかな?
私はアコギが大好き!です。先日ギタ女子をモデルとした「LINEスタンプ」も制作し販売しました。少しでも同じ人達と繋がりたいとも思う気持ちです。

平成もあとわずか「令和」の時代がやって来ます。(何故か締めに言っておきたかった言葉)
そして今また別の友人ドラマーと二人でバンドを始めてます。
相変わらず練習しようも一向に上達する気配はありませんが…。
ただ決してプロになろうなんて気は有りません。ただただ好きでやっている今です。

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