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金の品質を保証する刻印

初めまして。BELIEVER JEWELRYのAiです。

当店は店舗がなくお客様と会話する機会も限られるので、私とも、ジュエリーとも、少しでも身近に感じていただきたくNOTE始めてみました。

また、一言でゴールドといってもとても奥が深く、私自身もまだまだ勉強中といったところですが、こちらに記することが購入の際の知識として手助けになれば幸いです。

金の純度を確かめられる刻印

金属製品には必ずK24やK18、14Kなどの刻印があります。この「K」というのはカラット(karat)で、「KT」という刻印の場合もあります。
この刻印はその純度に満たないと刻むことができないため、金の品質を保証する大切なものになります。

その「K」や「KT」の前後に付く数字が金の純度になります。
日本でよく見かける「K18」や米国の「14K」、純度については次回また詳しく書きますね。

ちなみに数字よりKが先に来ることが多い日本の表記「K18」、後に来ることの多い米国 「14K」
買取の際に『あとケー』などと差別を受けることがありますが、そのようなことを言って価格を下げるような買取店には売らなくていいです笑

金は金、価値は変わりませんのでご安心ください!

また時々、「鑑定書はつきますか?」といった質問を受けることがありますが、基本的に付きません。また鑑定書がないと売れないこともございません。
ダイヤモンドなど石に対してグレードや品質を保証するものが鑑定書として重要なことはございますが、金の場合は「刻印」が全てなのです。

もう一つよくいただくご質問で
「14Kなどの表記意外にも刻印が入ってるのは何か」
ですが、こちらはファクトリーネームになります。
当店はアメリカからの輸入になりますが、米国ではファクトリーネームも一緒に刻印することが多いようです。

左が14KT(14金)右がファクトリーネーム
よく見るとクラスプ(引き輪)部分にも刻印が入ります


メッキや金張りを表す表記

GP=Gold Plated
GEP=Gold Electro Plated
HGE=hard Gold Electro Plated

GF=Gold Filled
RGP=Rolled Gold Plate

このような表記が数字の後に続く『K18GF』などは金張りです。
メッキと金張りの加工の違いについては割愛。


色を表す表記

間違えてほしくないのは、数字の後にアルファベットが来たら全てメッキというわけではありません。
色を表す刻印が続く場合があります。

イエローゴールドはYGと表すため「K18YG」
ホワイトゴールドはWG、ピンクゴールドはPG
とここまではご存知の方も多いと思いますが
ゴールドにはグリーンゴールド( GG)、レッドゴールド(RG)などもあります。

特にホワイトゴールドは見た目にはシルバー(925)にもプラチナ(Pt) にも見えるので、ヴィンテージなどで素材がわからない場合は刻印に注目してみてください。

以上、ゴールドの基本のキ!でご存知の方も多いと思いますが、今一度ぜひ参考にされてくださいね!


Ai

本日地金相場貼っときます!