T.UTU with The BAND「GET WILD PANDEMIC」:ロック・スターが放つ色気、バンドが生み出すヘビーなアンサンブル

T.UTU with The BANDが演奏する「GET WILD PANDEMIC」は、2017年10月25日から配信されています。先日、YouTubeでミュージック・ビデオの一部が公開され始めました。T.UTU with The BANDによるライブ(というか開演前にステージを使って撮影されたであろう映像)をもとに、“pandemic” を表現する要素(ウイルスが増殖する感じ)が加えられています。

スタンドマイクを操って歌うウツの姿は、紛れもなくロック・スターです。25年前にソロ活動を始めた頃のコンセプトは「1970年代ロック」であり、ジャケットや映像で漂わせる色気は相当なものがありました(きっと大勢のファンが悶絶した)。「GET WILD PANDEMIC」で放つ色気は、当時に勝るとも劣りません。かつてウツの憧れの対象はRod Stewartだったと思いますが、こうして年齢を重ね、音楽を続けてきたことで、本当に近づいている気がします。

TM NETWORKでは、「GET WILD」は代表曲でありながら(代表曲だからこそ)素材として扱われることが多く、ライブやリミックスで新たな姿を見せてきました。解体と再構築が運命づけられた曲ですね。TM NETWORKでもロックに寄ることがありましたが、ウツと小室さんとでは、解釈のベクトルあるいは次元が違っているのがおもしろいですね。ここまでブルージーな演奏で表現できるのは、やはりウツならではであり、このバンドだからこそと言えるでしょう。

バンドのメンバーは土橋安騎夫(Keyboards)、山田亘(Drums)、葛城哲哉(Guitar)、是永巧一(Guitar)、種子田健(Bass)です。歴戦のロック・ミュージシャンが演奏する「GET WILD PANDEMIC」を聴いたとき、とにかく音が太くて格好良いと思いました。しみじみと「ロックにおける音の太さ・厚みというのはこういうことだよな」と思います。ツイン・ギターを筆頭にしたヘビーな音の塊が中毒症状をもたらします。


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fujiokashinya

Impressive music PART3

印象的な音楽を記録して記憶に刻みます。
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