私たちは本来「すべてにおいて完璧な存在」と言われています。

だから、改めるところなんてひとつもないのです。

一つだけあるとすれば、「改めなければならない点があるという考え方」だけです…

人は、変える必要などないのだとわかったときに変わりはじめて、しなければならないことなど何もないとわかったときに、とても行動的になります。

そして、お金など必要ないとわかったときには、あなたにお金が集まり始めるのです(^^)
感情を抑えれば抑えるほど、人はますます激情し、感情を起きるにまかせて感じているとだんだん穏やかになってきます。

わたしたちは、自己満足と引き替えに大きな気づきの機会をのがしているのです。

「認めて欲しい」とか「馬鹿だと思われたくない」、そんなささやかな我欲のためにです。

そのことに気づいてしまうと、もうあなたの自我（エゴ）は自己主張しなくなります。

ただ気づけば、エゴは「はずかしー」と沈黙します。

そうなると今この瞬間にある源のエネルギーが全て創造に使われるということです。

自分を責めるのに使っていたエネルギーを、他人を排撃するために使っていたそのエネルギーを、我慢に消費していたエネルギーを、葛藤に浪費していた無意味なエネルギーを、自己満足を得るために使ったエネルギーを、他人にどう思われるだろうかに費やしていた余分なエネルギーを、私はまだまだだと嘆きに使っていたエネルギーを、家族の心配にすり減らしていたエネルギーを、全て歓びと美しさの創造へと変えるのです。

腹を立てて怒れば、そのままであなたは完全です。

そのままの自分を無条件に愛おしく愛して下さい。

自分を愛するのにどんな条件も不要です。

それがあなたの源の愛、無条件の愛のことです。

自分の全ての部分をそのままありのまま愛せるようになったとき、はじめて他人のどんな欠点もそのまま愛せるようになってきます。

自然にわいてきた否定的感情を認めて、そんな自分を許せばいいのだと深く心に決心したとき、あなたはその否定的想念に力を与えなくなり、あなたが力を与えない限りあなたの自我（エゴ）はどこからもその活動のエネルギーを受けられず、やがて力を無くし溶けてしまうのです。

他人には何も問題がないのだということを揺るがせないことです。

「このままで何も問題なし」、何を見てもどんな時も「これで良し、何も問題なし」と豊かな気持ちで眺められるようになったとき、あらゆる問題は氷解しています。

ほとんどの場合、あなたは自分を満足させたいのです。

あなたを縛っているのは、「こう思われたくない」というあなたの想いです。

人が人を傷つけることなど不可能なのです。

あなたを傷つけることが出来るのはあなただけですから…

それ以外にはありません。
起きることに身をまかせ、逆らわず、淡々と自分の想いを観察し続けて下さい。それだけでいいのです。

そんな時、自分の何かを変えようとしないで下さい。

ましてや人を変えようとしてはなりません。

今を生きて下さい。

イライラした時があるならば、そのままイライラの中にいて下さい。

安心して何も考えず、何も求めず、逆らわず、流れに乗り切ったとき、高次元の意識エネルギーがあなたに変わって働き始めます。