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モノなし生活を4年間してみて感じたこと

はじめに言っておくが、ミニマリストではない。
ミニマリストを目指したワケでは無かったし、当時はちょうどお金が無かったからそのまま4年経った、という理由だけだ。
どのくらいモノがないのかというと、僕の家には洗濯機や冷蔵庫、電子レンジ、テレビや家具、食器など一般的な生活必需品のモノが一切ない。
あるのは元々付いてたエアコンだけだ。
最近までテレビもあったが、メルカリで高く売れた。

服は上下合わせて10着もなく、それを毎日代わり番こに着て、シーズン毎に何か一着買うくらい。

だから部屋はガランとしてる。
このまんま4年間が過ぎたが、慣れなのか、特段不便した経験は無く、東京は便利だなぁ、と感謝している。

それでは、モノが無くて良い点、悪い点を整理しよう。
まずは良い点から。
まず、これだけモノが無い状態で4年も経つと、無いのが当たり前になり、それ以上モノが増えなくなる。
それでも部屋は散らかるが、10分くらい本気で掃除すれば、一瞬で綺麗になる。
つまりは、掃除が楽だ。
更には、モノが何処にあるのか常に自分の頭の中に把握出来る。
把握出来るとどうなるのかというと、自分が使っているモノと使っていないモノを区別出来る為、断捨離のハードルが下がる。
だからモノが増えない。
また、長持ちしないような安物は買わなくなるので、買い物上手になり、無駄な支出が減る。

次に悪い点。
まず、洗濯機が無いと、衣服を洗う方法が、
1.手洗い
2.コインランドリー
3.クリーニング
の3つに限られる。
僕は、2、3を使っている。
トップス、ボトムス、アウターなどはクリーニングに出し、それ以外の下着、靴下、タオルなどは全てコインランドリーで洗っている。
2つとも、家から徒歩5分以内の位置にある為、週1で通い、処理している。
2つ目の悪い点は、冷蔵庫だ。
夏場が苦しくなる。
誰しも夏の夜中に目覚める事があるだろうが、その時に冷えた麦茶が飲めない事だ。
水道の蛇口をひねるか、外の自販機まで買いに行くかの選択を迫られる。
これは結構苦しい。

でも、悪い点はこれくらい。

最後にまとめると、
「そんなにモノって要らないんだなぁ、」って身を以て感じた事だ。
これは都市に住めば住むほど、1人暮らしであるほど、モノは必要ないと思う。
完全にモノの多さは豊かさに直結しなくなってる、とか思ったりする。
まぁそんな事は今では当たり前だが、4年間生活してみて改めて感じた事だ。
オススメ出来る事ではあるけれど、不便をするくらいなら、モノがあった方が生活のQOLはずっと高いと思うし、各々必要なモノは揃えた方がいいと思う。
だが、使ってないモノは今では2次流通市場に流せるので、とっととお金にした方がいいし、使えないモノは捨てた方が、何となく次に行ける気がする

以上、モノを減らしたい方へ参考になればと思います。



故郷の母と父に、何か買って送ってあげたいと思います。