それは本当のアウトプットか | 500文字のエッセイ
頭の中にある構想や、胸に抱いた夢のおおくが、実現されないまま今日に至っていることに気がついた。
こんなものあったらいいかも、こんなことしてみたい。どんな些細な前触れであれ、それがかたちとならないまま自分の中でくすぶって終わるのは、とてももったいないことだ。
日ごろからアウトプットを心がけているつもりではいる。こうしてnoteも書いているし、人との会話や手を動かしてゆくなかで。
アウトプットに詰まるのは、インプット不足だと思っていた。自分の中にあるものが不足しているから、かたちにしようとしてもできないのだと。
ところがふと、疑問を抱く。
そもそも僕は、自分の心が抱く構想や夢に見合うだけのアウトプットをし続けられているのだろうか?
インプットは意識をしなくたって常日頃から継続的に行われている。一方、アウトプットは断続的になってしまってやいないか?
アウトプットに詰まるのは、その方法を知らないからなのではないか?
そしてそれは、本当のアウトプットだったのか?
僕はアイデアの良し悪しに不貞腐れていたわけじゃない。アウトプットを止めてしまっていただけだ。
今日の文字数:470文字
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