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#エッセイ

可愛がられなかったけど、大した問題ではなかった

可愛がられなかったけど、大した問題ではなかった

家族の面倒くささを存分に味わって家に帰ってきた。
七泊八日の里帰り。 子供が小さかった頃は2週間くらいは帰っていたから、これでもだいぶ短くなった。イタリアンが続いて胃が重い。

大学に行ったり仕事を始めたばかりの頃。自分より得をしてるように人ばかりが目に入った。有名人が何歳で何をしたみたいな本を読んで悶々としていたのも、多分この時期。 嫉妬ですよ、奥さん、嫉妬。

働き始めたら女子力とか気配りみた

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居場所がないというコンプレックス

居場所がないというコンプレックス

居場所がないことがコンプレックスでした。

ひとりぼっちが恥ずかしいって、たまに落ち込んでいました。

クラスでは、賑やかグループともおとなしいグループでもなく、気になった子と話すタイプで、常に一緒にいる友達が決まってるわけじゃないから修学旅行や遠足のグループ分けはいつもあたふたしていました。大学時代も同じような感じで過ごして居ました。

社会人になってからも、大体同期のグループとかが居ると思うん

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はじめての元若者という立ち位置

はじめての元若者という立ち位置

衣替えしてる途中で力尽きて、いま床に信じられない量の服が散らばってます。

衣替えするたびに、そういえばこんな服あったな〜ってなったり、この夏は一回くらい着てみよって思うけど結局着ないまま終わる服がある。

悪いと思いながらも何度もそういう感じになってしまう服とはお別れしてしまうけど、流行ってぐるぐる回るんですよね。

この27年間でも何度目かの流行を体験したりして、「あの十年前の服、捨ててなかっ

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「高くて良いもの」をきちんとつくる誠実さ

「高くて良いもの」をきちんとつくる誠実さ

私が仕事をしている国際空港では、毎日たくさんのブランド物に身を包んだ、いや、包まれて店を訪れる中国の御一行を見る。

そのイロトリドリのブランド物を見て、ふと考えてしまう。

本当に高くて良いものって、どれだけあるのだろうか..と。

自分の見た目を引き上げれたらそれで良い、所謂“見栄”のためという人も中にはいるんだろうから、そこに品質を求めてるかということはさて置き。

残念ながら、高くても

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日傘はずるい

日傘はずるい

夏がやってくる。というか、気温的にはもうほとんど夏みたいなもんだ。

盆地出身者にしてみたら、東京の夏はそうでもないなと思うことも多いのだが、暑いものは暑い。

暑い日が続くと、決まって思うことがある。

日傘ってなんかずるいなと。
どうずるいかっていうと、実質的に女性限定のアイテムだからだ。

男には、なぜだか、日傘をさして、夏の日差しを回避する術を活用することが社会的に許されていない。
僕がア

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