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わたしが新型コロナになった話⑥

誰かの役に立ちたいとおもって実体験を基に書いているこのシリーズですがもはや自分への備忘録でしかないと感じつつ6本目です。(最終回です)過去シリーズはこちら、(写真はTWGのマカロンです、ううう食べたい)

7/4  (発症12日目/ホテル10日目)

最後の安否確認と最後のご飯を食べ、いざ帰路へ!わたしの場合はホテルから最寄りの大きな駅まで送迎があるとのことだったので、送迎の時間までに身支度をすれば問題なし。だいたいの時間を前日にお知らせしてくれるので安心。10:00過ぎに出発とのことだったので焦ることなく準備できた。ちなみに退所日の自分の症状は、熱なし、鼻、呼吸関連問題なし、味覚はなし、嗅覚はわずかに感じる、といった具合。心ばかりの掃除をして荷物まとめて、最終の送迎連絡が来たので下へ!しかし大荷物。気がまぎれたらいいなと思ってお菓子とか味のついた飲み物など大量に持参したが、実際お水と準備される食事で満腹になるので一切手を付けず療養期間を終えた。(まあ食べ飲みしたところで味分からない)ありったけのありがとうの気持ちを込めてホテルを出た。久しぶりの外の空気を存分に感じたかったが、荷物が多すぎてそれどころではなかったが、気分がいい!送迎車は相乗りでわたし含めて5人だった。みんなよく療養耐えたな~って思ってたら10分しないうちに大きな駅まで到着した。ここからはもう縛りのない世界!おおおおおお!いかんせん平均歩数50歩の世界で生きていたので久しぶりに自らの足でちゃんと歩いて生活する素晴らしさよ、、、。もちろん用事もないしとりあえず荷物が重いので足早に帰路へ。公共交通機関使うのも久しぶりで感極まり。15分ぐらいで自宅に着いたので父にただいま~とだけ告げ、手洗うがいして自部屋へ。わたしがコロナになってからなにも手付けていないのでひとまず諸々洗濯して布団などすべて布団用の掃除機で掃除して、、、といった感じ。食料などはかなり大量に持っているのでしばらく部屋から出なくても大丈夫そう。日が経っているので感染力が低いといえども細心の注意を払って生活していきたい。

とここまで書いたところで今に至ります。自分は何事もなく療養して、帰宅できて父とも再会しとうまいこといきましたが、わたしが移してしまった母のほうが芳しくなくて大きな心配点です。まだ罹ってから日が浅いというのもありますが、この後はまず、母の体調が良くなることを願うばかりです。

たくさん迷惑をかけた会社は7日から戻ります。ちょうど発症して2週間、はじめは在宅からで、実際に出社するのは14日からです。(私達が職場クラスターを発生させたことで社内ルールも大分厳しくなったそう・・・)

またプライベートに関しては明日から始まる週いっぱいは基本家(自部屋)にいて父との接触を最低限にして母の帰りを待ちつつ、その次の週からは出社もあるので徐々に以前のような生活に戻れたらと思います。それまでに味覚戻ってくれ~~~~~~。

最後になりましたが、コロナウィルスは本当に厄介で怖い感染病です。誰にでもなるリスクはありますが、そのリスクに遭わないように工夫をする必要があります。手洗い・うがい・3密を防ぐことはもう重々承知ではあるとは思いますが、まずはそれを前提に。食事が終わったらマスクを着けて会話する、などできる限りの感染予防と普段の生活の両立ができたらベストですね。万が一コロナに感染してしまっても慌てず、保健所から指示を待ちましょう。(PCRは症状が出たらすぐに受けにいきましょう!)ホテル療養の際は今一度忘れ物がないかチェック!こだわりがなければアメニティを活用するのもアリです!(バスタオルは多く持っていきましょう!)療養期間は自分の好きな事をしてゆっくり過ごしましょう。

いや、本当に目まぐるしい日々でした。早く元の世の中に戻ってほしいですね。制限される日々でしんどいですが、今も第一線で尽力してくださっている医療従事者や関係者様、感染してしまった患者さんが懸命に戦っています。今ある不便な生活にも感謝できる人でいたいなと改めて思いました。

お読みいただきありがとうございました。

次回はしばらく経った頃にその後について書きたいなあと思います。

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