囲碁講師の井場悠史です。

4月のメンバーシップもありがとうございました。
4月は価値の高い石の方向などを利用して
工夫した手が多かったように思います。
その中でも大斜定石はこれまでにない取り組みでしたね。

4月の取り組みを振り返っていきたいと思います。

向かい小目から二間ジマリ

最近よく見る布石の一つです。
二間ジマリに対して白のツメもよくある打ち方の一つで
その後の展開を知っておくだけでも
今後安心して戦えるようになるでしょう。

白のダイレクト三々と二間バサミ

非常に有力な組み合わせでした。
ハサミから相手の石を価値の低い上辺へ押し付けるような構想でしたね。

個人的には黒の二間トビ後の攻防が面白かったように思います。

見慣れない布石に対して

見慣れない布石に対してもこれまでの取り組みが活きてきます。
普段自分が経験している形と比べて
どのバランスが崩れているのかなど見てみると対応がわかってきます。

カケの誘導と大斜の活用

小ゲイマカカリからカケる手は価値の高い手として評価されていますが、
それを利用した構想です。

白の大斜は黒の狙いを封じるための構想。

黒も当然難しい戦いを考えていきますね。
どちらがしっかりと研究しているか勝負の分かれ目となりそうです。

星と小目から大ゲイマジマリ

一つの自然な構えと言えそうです。
参加者さんの得意布石の一つでもあります。
白としては大ゲイマジマリを利用して有利に考えたいところです。

個人的には
大ゲイマジマリにツケの後の変化で
あまり見たことなかった変化も多くみれたので
そこが楽しかったです。

二連星布石実践編

勉強してきたことが活きてきたところでもありました。
布石の優位はその後の方針も立てやすくなるので
やはりコツコツと頑張っていきたいところですね。

星と小目から一間ジマリ

王道ともいえる布石の一つです。
実は今回のテーマ意外にも星と一間ジマリの展開から
色々考えていきたいところなので
5月はそちらの方も取り組んでいきたいと思っています。

4月はなんだか盛りだくさんになったような気がします。
26本の記事を投稿できました。

5月も新しい事に取り組んでいくのでどうぞよろしくお願いいたします！