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「無国籍」とは?

こんにちは。
今日は、かながわ国際交流財団が主催する多文化共生セミナーに参加しました。こちら。
多文化共生セミナー【外国人とともに生きるために】(無国籍ってなに?~国籍のないわたしたちのはなし~)

みなさんの日本語教室には無国籍の方は参加していますか。今は参加していなくても、これから参加するかもしれませんよね。
今回のお話を伺って、知らないことがたくさんありました。「無国籍」といっても、いろいろなケースがありそうだと思ってはいましたが、本当に様々で複雑な問題であることが分かりました。
登壇者の陳天璽(ちん・てんじ)氏のお話で印象に残ったこと。

★3つの「キョウ」が大切:「教(キョウ)育」「共(キョウ)感」「協(キョウ)力」
 ←「無国籍」について知ること、当事者などに共感すること、できることを協力すること(だったと思います。陳氏の意図を正確に再現できていないかもしれません。すみません。)
★複数国籍を認めない(現在の日本)でいることが、現実と合っていない。1つの国籍という枠には収まらない。人はいろいろな側面を持っている。
★国籍というシステム自体に無理がある。好むと好まざるとにかかわらず、今の社会はグローバルな状況であり、1つの「国」の中に多様な人々が暮らしているし、1人の「人」の中にも民族、制度、言語、文化など多様な側面がある。

陳氏が代表を務める団体のホームページはこちらです。無国籍についての詳しい説明や当事者のお話なども掲載されています。まずは知ることから(「教育」)始めてみるのはいかがでしょうか。

<NPO法人 無国籍ネットワーク>

パンフレットもダウンロードできるそうです。

相談窓口もあります。

茨城日本語ボランティアネットワークのリンク集にも追加しました。
<地域日本語教育 各種相談窓口>【民間機関】

(山)