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Instagramのリールとは?活用法・メリット・活用事例・与える影響も解説

InstagramをはじめとするSNSは絶えず進化しており、次々に新機能が登場しています。Instagramの中で比較的新しい機能であるリールに関心を持ちつつも、特徴や使い方がよく分からず、有効活用できていない担当者もいるでしょう。

当記事では、Instagramのアカウントをより効果的に運営したい担当者の方に向けて、「リールとは何か」やビジネスにおける活用事例を解説します。他のSNSやInstagram内の他機能とリールの違いも正しく把握し、効果的な動画投稿を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

 Instagramの機能!「リール」とは?

Instagramのリールとは、最長60秒の動画をInstagram内で作成したり、視聴したりするための機能です。リールではInstagram内の豊富な音源・エフェクトを活用し、魅力的な動画を作成できます。

リールに関する理解をより深めるため、他SNSやInstagram内の他機能との違いを見ておきましょう。

Instagramリールと他SNSの違い

InstagramのリールはTikTokやYouTubeショートと近い特性を持つものの、細かな違いが多くあります。各SNSとリールの違いは、以下の通りです。

TikTokとの違い

出典:総務省「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査


TikTokとリールの大きな違いは、キャプションに記載できる文章の文字数です。リールでは最長2,200文字、TikTokでは最長150文字までの文章を記載できます。

TikTokとInstagramでは、ユーザー層が異なる点にも注意しましょう。TikTokはInstagramと比較して、10代のユーザーが多いSNSです。Instagramには20〜40代のユーザーが比較的多く、社会人や主婦層にもアプローチできます。


YouTubeショートとの違い

出典:総務省「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

YouTubeショートとは、最長60秒の動画を投稿・視聴できるサービスです。YouTubeの公式アプリを使用すれば、投稿する動画の撮影・編集を簡単に行えます。

YouTubeは、10〜50代の利用率が8割を超えているSNSです。そのため、YouTubeショートはリールと比較し、幅広い年齢層のユーザーに動画を視聴してもらいやすい特徴を持ちます。

Instagramリールと他配信面との違い

Instagramで動画を配信する方法は、リール・ストーリーズ・フィード投稿・Instagram動画の4種類です。下表は、リール以外の配信方法の概要を示します。

ストーリーズ

  • 投稿から24時間で自動的に削除される短尺動画

  • 最長15秒、4GB未満の動画に対応

フィード投稿

  • Instagramのメインエリアに表示される短尺動画

  • 最長60秒、4GB未満の動画に対応

Instagram動画

  • Instagramのメインエリアに表示される長尺動画

  • 1〜15分(フォロワー数1万人以上の人は最長60分)の動画に対応

Instagramの動画は配信方法によって特徴が異なるため、目的に応じた使い分けが必要です。ここからは、リールと各配信方法の違いをより詳しく解説します。

ストーリーズとの違い

リールはストーリーズのように、自動的に削除されません。また、リールではストーリーズと比較して長く、より充実した動画の投稿が可能です。さらに、リールの編集機能はストーリーズと比較して充実しており、エフェクトや再生速度を工夫した動画も投稿できます。

配信の主な目的も、ストーリーズとリールで大きく異なる特徴です。ストーリーズは多くの場合、フォロワーとのコミュニケーションツールとして活用されます。一方のリールは、アカウントの認知を拡大するための手段としても活用されるツールです。

フィード投稿との違い

フィード投稿の動画は2022年6月現在、一定の枠内に表示されます。リールの場合はフルスクリーンで表示されるため、視聴ユーザーはよりダイナミックな表現を楽しむことが可能です。

なお、フィード投稿とリールには、共通点も多くあります。例えば、いずれの配信方法でもハッシュタグを付ければ、拡散を目的とした動画の作成が可能です。また、いずれの配信方法も自動的に削除されず、アカウントの資産として画面上に残せます。

Instagram動画との違い

Instagram動画は最短1分と、長尺動画に特化した投稿機能です。Instagram動画はフルスクリーン表示にも対応しており、リールで表現しにくいほど詳細に作り込んだ動画を投稿する際によく活用されます。

また、Instagram動画ではキャプションにURLを記載し、リンクを張ることが可能です。リールのキャプションにURLを記載しても、リンクとして機能しません。

★Grab記事本編では、Instagramリールのメリットや使い方、ビジネス活用事例などを詳しく解説しています。ぜひご覧ください。


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