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聞き手が思わず納得する、〇〇を使った伝え方。

こんにちは、渋谷区恵比寿の広告代理店アイビスティ有限会社です。

すっかり正月も明けて、いつも通りの日常に戻っています。
良く言えば安定、悪く言えば変わり映えのないというか。
言葉の使い方次第で、白くも黒くもなる毎日です(どんなだ?)。

さて、今日は「伝え方」についてです。

私たちはWebサイトや販促品を制作する際、
コンセプトだったりペルソナを予め決めて
コストも納期も最適化した状態で提案しています。

その過程の中で、時折聞かれることがあります。

「商品の魅力をもっと伝えたいけど、
なかなか良いコピーができない。」

「ブログを書いているけど、
伝えたいことがなかなか書けないでいる。」

など。

情報伝達、すなわち「伝える」ということが
基本的なことでありながらも、同時に
非常に難しいというお客様が多数おられます。

せっかく良い商品があっても、
うまく良さを伝えられなければ売れません。
(逆に、大した商品でなくても、コピーの力で
売れてしまうケースもたまにあります)

ECでもランディングページでも、
商品の販売にセールスコピーは外せません。

というより、言葉自体が外せません。

ということは、言葉を伝える力を鍛えることが命題になります。

例えを使ってみよう。

物事の状況や度合を相手に知ってもらうために、
「例え」をフックにしてみると面白いですよ。

これは、僕自身がお笑い大好き人間なのですが
お笑いの世界では「例え」を巧みに使う人が
非常に多いです。

くりぃむしちゅー上田さん、フットボールアワー後藤さん、
霜降り明星粗品さんなど。

今、番組の花形であるMCをやられている方々は
この「例え」を生かした情報伝達力がずば抜けています。

1つの美しいモノを見て、次の瞬間真逆の光景を目の当たりにした時
「高低差あり過ぎて耳キーンなるわ!」
というのはフット後藤さんのキラーフレーズとして語り継がれています。

また、相方せいやさんのニコニコしながらもキレッキレの動きに対して
「キッズダンサーの笑顔!」
と、これ以上ない例えを繰り出す粗品さんも見事でした。

物事の様子や度合を、巧みに比喩を用いて表現することで
よりダイレクトに情報が聞き手に伝達されます。

聞き手に『伝わる』というのは、伝え方次第でいかようにも変わるということですね。
一見すると難解に思えることも、身近な何かに例えて伝えることで
一気に分かりやすくなるものです。


話は少し逸れましたが、、

仕事の時に置き換えてみましょう。

例えば、コーヒーメーカーを契約してもらうとします。
月々の豆を配り、年に一度のオーバーホールというのが基本。
この分野でつきものなのが、年数縛りです。
多いのは3年縛り。

さて、これをどうクリアしたら良いでしょう。

決して難しくはありません。
一見、3年縛りという長く感じられる年月を、
いかに短いと感じてもらうかが勝負です。

そこで実際、僕はこう言いました(実話だったんかい)。

「〇〇さん、そう言えば学生時代にサッカーやられていたんですよね?
部活にも打ち込まれていて、さぞ充実していたと思います。

3年間の部活動、あっという間じゃなかったでしょうか__?

そう、3年間なんて思っているよりあっという間なんです。


というフレーズで、3年縛りを振り切って契約に繋げた覚えがあります。

最初3年縛りに難色を示していたお客さんが、みるみる内に変化していくのを見て取れました。
コーヒーメーカーの縛りでも、部活の年数でも3年は3年。
うまく例えがハマったお陰で契約を頂くことができました。

例えを使ったプレゼンが、きれいにハマった事例ですね。

あの大物起業家も、「例え」が上手かった!

大物起業家というのは、他でもありません。

スティーブ・ジョブスです。

言わずと知れた、Apple創業者の1人にして20~21世紀にかけて最大の革命家です。

彼の書籍を読んだことがある方なら、気づいたかも知れません。
彼は「例え」をよく使います。

AppleのテレビCMで実際に使われたセリフに
「クレイジーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。」

これ、なかなか出てこないワードセンスだと思います。

さらに
「Keynoteを使う、というのはいわばプロのグラフィックス専門家に、プレゼンを作ってもらうようなものだ」

という傑作もあります。

スティーブ・ジョブスは希代の変人とも言われたりもしましたが、
自分自身の思考回路が人とは違うということも理解していたのでしょう。

そして、自分は人と違うことを認めながらも
必死に自分自身について発信していたのかなとも思います。

例えを使う上での注意

最後に、例えを使う上での注意。

当然ですが、使いすぎは良くありません笑
あくまでも「例え」というのは、情報を分かりやすく伝える為の
ツールでしかないわけですから。

そのツールに頼り過ぎてしまうと、
本来の伝える力そのものが損なわれてしまいます。

そして、もう1つ。
ワードセンスに自信がない時は、あえて使わないこと。

あくまでも交渉における切り札ですから、
絶対に刺すつもりでもない時はあえて
使わない方が良いでしょう。

せっかく例えを使ったとしても、
相手に伝わっていなければ意味がありませんし
そればかりか余計に伝わりづらくなることもあります。

何より大事なのは、聞き手に情報を伝えられるかどうか。
シンプルに伝わるのが一番。
シンプルに伝わらないからこそ、切り札としての「例え」があるのですから。

これらを踏まえた上で、「例え」を使ってみましょう。

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