【日記】3

ごめん
まともになれなかった
期待に応えられなかった
ごめん。
ごめんなさい。

大声で泣けない。
記憶が蘇る。
声が蘇る。

苦しい。

あなたに行かないで欲しかった
大好きだから
でも突き詰めてしまえば「1人になりたくなかった」ってだけなのかもね。
でも私はあなたが好きだよ。

あなたの気持ちを踏み躙りたくなかったし、
あなたの気持ちを尊重したかった。
期待にだって応えたかった。

でもやっぱりそれは無理みたい。

やっぱり私はダメなやつだ。


勉強が、結果が、数字が、嫌いだ。
ダメなやつだと再認識する。
自己肯定感がぐんぐん下がる。
謝罪と涙に塗れても、
誰も見えないところでしかできないけどね。
そんなこと。
だからやったって意味ないっちゃ意味ない。
謝る相手に面を向かわせないと、謝る意味もない。

でも、顔なんて合わせられない。
こんな私見せたくない。
知られなくない。
だって知られたら、
ただでさえなのに。


ひねくれててクソ野郎で、
重くて、
人間ですらないと。


いっそ本当に人間じゃあなかったらよかった。
人間の部位があるからダメなんだ。
まだ、

どうなんだろうね。


強がっていたんだ。
ずっと。
誇らしげに話しても、
やってのけたように見せても、
全部強がっていただけで。
本当は全然ダメで、
期待に応えられなくて。

「頭おかしい」って言われたら、
「頭大丈夫?」って言われたら、
「子供みたい」って言われたら、
「強いね」って言われたら、
嫌だ。
嫌だ。
嫌なんだ。

そうやって蚊帳の外から私の心を覗かないでくれ。
偶然でも突かないでくれ。
私は、


わっかんないよ、自分の本性とか。
何が普通で何がいいとか悪いとかさ。
でもわかるよ。
私はダメなやつだって、普通じゃないって。
異常者。
異常者だ。
知ってんだよ、ははは、あは。

なんてさ…

わからないや、
ごめんね。

これを面と迎って言える日は来るのかな。

わからないな。
口がぱくぱくするだけかも。
言葉が出ないかもね。

わからないことだらけだね。



怪文。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?