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1日目 イボガマイクロドージング

それはいきなり始まった

シャーマンとイボガマイクロドージングについての接種スケジュールと接種量を相談したとき、曜日の確認をしていたシャーマンは「じゃあ、今日からしようか」と言った。

今日これから??
…折りしもイボガールは仕事帰りの22時すぎ。
少なくとも金曜夜か土曜だと思っていただけにドキドキと緊張が高まった。厳粛なその時が、遂に来る…  

まだ封を開けていなかったゆうパックを開け、緩衝材に包まれた茶色のガラス瓶を見る。中には砂のような土のような、茶色い粗めの粉が入っていた。これが、イボガ。根の皮だ…

0.01グラム単位で計れるスケールで、今夜の量を取り分けた。…いよいよ始まる。

お風呂で禊と意図を確定させる

お風呂に入りながら、この1週間で可能な限りたくさんのバグを修正すると意図した。冬至まで、あと数週間。お湯で心身を禊ぐように、丁寧にお風呂に入る。24時を回ろうとしている。

イボガの香りは深く、味は苦かった

寝所の横に目覚まし時計とファン族の音楽をループ設定したスマホ、水を置いて、ひと呼吸置く…

意図はしたが、イボガに任せる。
コントロールや期待を捨てて、イボガの働きに明け渡す。
そう思ったあと、意を決してイボガを口に入れ続いて水を入れた。舌が痺れてきたら、飲み込んでいい。

水を口に含んで、横になる。
ファン族の音楽が鳴り響くなか、音が身体に入ってくるままじっとしていた。

水が生ぬるくなり、少し起き上がる。すると舌の前に水が動いて、かなり苦くなっているのが分かった。

鼻から息を抜いてみる。
深くて苦味のある、土らしい良い香りがした。

飲み込む。
横になる。

しばらく天井を見つめて、無になっていた。

アファメーションの原理を理解しないまま、ただ唱え続けて拒絶反応を起こしたことを思い出した。

意味のないことをしていたと思う。

それから、数十年も思い出さなかった、中学生ごろに母が着ていたブルーやグリーンの毛糸のジャケットがありありと見えてきた。
何の意味かは分からない。

目を瞑る。

いつの間にか、寝ていた。

寝覚めの感覚はあたたかい

寝ている間、何が起きていたかは分からない。
シャーマンは、イボガには半減期があるからいきなり明確なはたらきはないようなことを言っていた。もちろん、個人差があることを前提にしたうえでのコメントである。

朝4時ごろ…いつものように目が覚める。アラームを消したとき、一緒にYouTubeも消していたらしい。音楽はなかった。

胸のあたりのエネルギーが、和らいでいるような気がする。ふと浮かんできた人に意識を当てて量子瞑想すると、欠伸と涙がたくさん出てきた。良い兆候。ちゃんとワークできている。100%には至っていないが。それが課題。何も為さずに、完了するまで無でいたい。

通勤途中は、足が暖かくて軽い気がした。
いきなり冬モードになって寒い頃合いなのに。

いまから仕事。
さて、どんな現実が展開するか。

また書きます。

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