このご時世に体調を崩したら…?

このnoteは2020年4月上旬に体調を崩すと、どうなるのか書いた経験談です。

文章を通じて1番伝えたいことは、
「病院は無闇に行かないで欲しいけど、必要なら行け」です。
あとは私の乱文が炸裂しているので無視して下さい。

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まず簡単にプロフィール、
・20代前半の男性
・会社員(原則、リモートワーク)
・1人暮らし
・扁桃腺を腫らした経験はなし

<2020年4月5日~4月8日「初期」>
この日は大学時代のゼミの仲間とオンライン飲み会を楽しんだ夜だった。
4月5日の夜眠る前に「ああ、これ明日喉が痛くなる前兆かな」と感じたが、私は特段気に留めることもなく、就寝した。
この日、加湿器を付け忘れたことは今でも後悔している…

明朝起きたとき、やはり喉は痛かった。しかし、激烈なものではなく、水も飲めるしご飯も食べられる。いつも通り2~3日安静にしていれば治ると思っていた。特に今週はこのご時世なので在宅勤務だったし、正直そんなに気に留めてなかった。
9時から17時半までいつも通りに働いた。

喉の痛みは水曜日まで多少和らぐ程度で痛みは続いた。この間の検温は毎日高くても36.7℃だった。平熱よりやや高いほどで、倦怠感等もなく、コロナウイルスでもないなと思っていた。

<4月9日~4月11日「悪化」>
変化があったのは木曜日の夜。この日は友達と流行のZoom飲み。
さすがにアルコールは控えたが、やたら寒気がする。
体温計に手を伸ばすと38.1℃。
そのまま服を着込んでベッドに倒れた。異常な量の汗をかきながら寝た。深夜に何度も着替えた。
正直、個人的には熱が出てくれてラッキーだと思っていた。私の風邪は大半は熱が出ると治るからだ。
だから、見立てだと金曜日の朝に起きれば治ると思っていた。

しかし、翌朝、これまで痛めていた喉が異常に痛い。喉は通常、のどちんこを挟んでシンメトリーになっている。だが、私の喉はのどちんこ挟んで反対側が塞がっている。おかしい…
水や唾を飲むのが少し痛かった。
熱は市販薬が効いてか若干下がっていた(36.5℃)。

金曜日は仕事はお休みを頂き、安静にした。
夜になっても症状に変わりはなかった。

土曜日の朝、起きると喉がさらに激しく痛む。のどちんこの近くまで、炎症は広がっていた。
ここで大問題発生、初診で診てくれる病院がない。
コロナウイルスの影響で大半の病院は、
⑴初診お断り
⑵熱症状のある患者お断り

であった。
神奈川県の保健所には、そもそも電話が繋がらない。
散々断られ続けて、10件目ほどでやっと午後に来てくださいと言われ、安心して向かった。
熱はこの時点で37.0℃。

病院での診断は「細菌性扁桃腺炎」で、風邪薬を処方された。効き目が出るまでに3日程かかると調べたので、土曜日から毎日飲んだが一向に効き目がない。
ここでついに、水を飲むのも唾を飲み込むのも本当に辛くなる。
金曜日の夜を最後に月曜日の夜まで食事を摂取できない状態になる。

<4月12日~13日「瀕死」>
体温37.3℃
喉は以前として激痛が走る。
はちみつ舐めたり、プリン食べたりと試みるもそもそも喉が痛すぎて続かない。あんなサラサラな液体ですら飲めない。

夜ははたまたZoom飲み。
参加したもののフリップでの参加した…
アシンメトリーになった喉は右半分をほぼ封鎖した。
この夜から唾や水を飲み込むのに障害が起き、時々吐いてしまう。
熱は夜も37.3℃
どうやら今の症状を調べると扁桃周囲膿瘍という病気と合致する。
仮にこの場合は死ぬほど痛い処置を施され、入院するらしい(夜中調べて泣いた)。

さすがに翌日、耳鼻咽喉科に行くことを決めた。
しかし、水が飲めず、唾も飲めずで深夜に何度も起きる。

翌朝も吐いてしまう。そのときには、ついにのどちんこが腫れに吸収され、なくなった。万事休すで病院へ。
話せず、携帯のメモ機能で会話する。

病院に到着し、行った瞬間に待合室ではなく、別の場所で待機させられた。

診断結果は「扁桃周囲膿瘍」でした。
もう数日送れていたら、入院手術になってしまうところでした。
抗生物質と漢方を処方され、家で絶対安静になり帰宅。

帰宅後、ゼリーだけ飲み、抗生物質を服用し、そのまま寝不足を挽回するため寝ようとしたところ、、、
口から赤茶色の液体が大量に出てきました、、、
これが喉にあった大量の膿でした。
1時間ほど、うがいを続けた結果軽くどんぶり1杯ほどの膿を吐きました。こわかった、、、
この後も時折、膿が出てきましたが、月曜日のうちにほぼすべての膿を吐きました。
そして、やっと水が喉を通るように。
水の飲み方を忘れており、何度も鼻に水を入れてしまう始末でした…

次の日の朝には熱も下がりました。
水曜日に再診し、今週は休んでくださいと。
原因はストレスですので、仕事も止められました。

いよいよ、明日月曜日から薬を内服しながら、社会復帰です。
転職してすぐで有給がないのが辛いですが、傷病手当金でもやし食べて頑張ります。

<まとめ>
伝えたいことは、2つで1つ!
➀コロナだけを恐れるべからず
⇒このご時世で全ての人々がコロナを警戒していると思いますが、当然ですがコロナ以外の病気にもなります。コロナorNotではなく、自分の身体に起きている症状を俯瞰して見てみるのが大切なのではと思います。

②国や行政の指示には従うべきだが、症状に併せてアクションを起こすべし
⇒私の場合は37.5℃の熱が4日間連続して出続けた日はなかったと記憶しています。
そうすると、国の指示ではまず家での安静になります。実際には初診がお断り、風邪症状による外来もお断りですが、、、
症状が良くならなければ、それに合わせた病院に行くべきだと考えています。
私の今回のケースはもう数日送れていれば、重症化して手遅れになるところでした。そうなれば、この時期に扁桃腺が腫れ、免疫が著しく低下したまま入院手術になる予定で、とても恐ろしいことです。
 確かに無闇に病院に行くのは危険です。ただ、病院に行かないと治らない病気もあり、市販薬では治らないものをそのまま放置すると重篤な状態になるケースもあります。
実際に扁桃周囲膿瘍になると最悪の場合、死に至るケースもあるそうです。

私はこの経験から無闇に風邪っぽいなら病院に行け!ということは決してありません。
しかし、このご時世に「危ないから病院に行くのは辞めておこうか」となり、重篤な状態になるくらいであれば、病院に行く選択肢も考えて欲しいと考えています。

誰もが現状コロナウイルスを恐れ、なりたくないです。しかしながら、それは現在流行り、人びとが注目している感染症であるだけで、他にも人が死に至り苦しむ病気は数多あります。

どうかこの駄文を読んでくれた全ての人が生きて抜くことを祈っております。

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