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寒ぶりを愛する男


今回紹介するお話

今回紹介するのは、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。

2011年12月15日、富山県高岡市の児童養護施設「高岡愛育園」にブランド魚として名高い「ひみ寒ぶり」を、とある男性「寒ぶりを愛する男」が届けたというニュースです。

まずは、ニュース記事をご覧ください。

記事①

44人の子供たちが生活する富山県高岡市の児童養護施設「高岡愛育園」に15日、30歳代とみられる男性が訪れ、寒ブリ2本を置いて立ち去った。高級魚として名高い富山・氷見漁港産で、1本3~4万円。子供たちは思わぬプレゼントに大喜び。刺し身や焼き魚にして味わった。箱には「寒ぶりを愛する男より」との手紙が入っていた。

高橋源吾園長によると、男性が現れたのは15日午前9時頃。ワンボックスカーで乗り付け、玄関の前に青い発泡スチロールの箱2個を置いた。事務室にいた女性職員に気づくと手を挙げ、何も言わずに去っていったという。

箱には、氷見漁協のお墨付きであるブランド名「ひみ寒ぶり」の文字が記され、10キロと8キロのブリが入っていた。「今日とれた寒ぶりです。皆様で食べてください。寒ぶりを愛する男より」と書かれたB5判の手紙と、「魚屋でさばいてもらってください」と1万円入りの封筒も添えられていた。子供たちは興奮し、「こんな大きなお魚を見たのは初めて」と目を輝かせたという。

早速近くの鮮魚店でさばいてもらい夕食メニューに追加。15日は10キロのブリが大皿8枚の刺し身に、16日には8キロのブリが照り焼き約60人分になって食卓に並ぶと、子供たちは「とてもおいしい」と大喜びで平らげたそうだ。

※「寒ぶりを愛する男」、児童養護施設に寒ぶり2本を置いて立ち去る…子供大喜び - 富山 2011年12月17日 YOMIURI ONLINE より
※記事は削除されています

記事②

寒ブリのプレゼントは2022年まで毎年送り続けられていたのですが、温暖化の影響で漁獲量が少なくなり、「今年で最後です、ごめんね」との手紙を添えて、2022年12月10日に最後のプレゼントが届けられたそうです。以下はそのニュース記事になります。


富山県高岡市佐加野の児童養護施設「高岡愛育園」に10日、大物のブリ1本が届けられた。

2011年から毎年続く匿名のプレゼントだが、今回は「今年で最後」とわびるメッセージが添えられた。関係者は子どもたちを思っての長年の心遣いにあらためて感謝した。

 園によると、ブリは午後2時ごろ、玄関前に置かれていた。子どもたちは体長約90センチ、重さ約10キロの丸々としたブリを前に、「うれしい」「楽しみ」と笑顔を見せた。

ブリに添えられた封筒には手書きで「温暖化により寒ブリが少なくなったので今年で最後となります。ごめんね」と記されていた。

職員の山崎康平さんは、メッセージに少し驚きながらも「12年も続けてもらい、ありがたい」と話した。封筒の中には現金1万円が入っていた。

ブリは刺し身に調理され、子どもたちと職員の約30人で夕飯に味わった。

北日本新聞webunプラスより
※記事は削除されています

記事③

X(旧 Twitter) 2013年12月8日午後5:11 に「富山 圏域情報(情報提供受付中) #がんばれ北陸 」が下記内容のポストをしていました。

YouTube

このニュースを元に作られた動画がありましたので、紹介します。

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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