真夜中の新宿の原っぱ
Twitterで心の拠り所にしているツイッタラーさんが何人かいます。
その中の1人の方が本を出しました。
Fさんの真夜中乙女戦争。
その本を、終電で帰る電車の中で、
七尾旅人のサーカスナイトを聴きながら読むのが好きでした。
東京を壊していく話。
この本を読んでいて、
私はあることを思い出していました。
以前ゼミの先生が、
新宿西口は昔原っぱで何もなかった
と言っていたこと。
終電がなくなった学生たちが、
コンビニで缶ビールを買って、
よく一晩中その原っぱで寝転んでいたらしい。
でも、
それを聞いても、
今の終電を逃した学生たちは、
深夜営業してる居酒屋かカラオケかネカフェかラブホに消えるしかなくて、
私たちには原っぱに行くという選択肢がないことが寂しく思った。
そんなことをなぜか思い出して読んでいる間、
本のイメージがずっと真夜中の新宿西口の原っぱになってしまっていました。笑
皆何を思ってこの本を読んでいるんだろう
本のイメージある人いたら教えてほしいです。いつか深夜にコーヒーでも飲みながらお話聞きたいですね。
でも、私を知っている人には誰にもこの本を読んでることは隠しておきたいし勧める気はないなぁ、、、
なんなら、本屋やビレバンで手書きのポップ出されて山積みにされるべきじゃないし、王様のブランチで話題にされるべきじゃなかった。
大多数の人は知らなくていいと思います。
でも私の好きな人が、もしくはすごく嫌いな人が、同じように隠れて読んでいればいいなって思ってます。
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