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私が海外FX業者を利用するわけ

私が使用しているFX業者について
「こませさんはどこのFX業者を使っているんですか?」
と聞かれることもあり、私が使用しているFX業者についてお伝えします。
私がメインで使用しているFX業者は、
XM証券
という海外のFX業者です。
(※海外FX最大手の会社なのでご存知の方も多いと思います)
国内は使わないのか?という質問も頂くのですが、
初心者の頃は株を担保にFXトレードをしていたものですから
今も持っています
しかし、あることを知ってからメインをXM証券に替えました

理由は、下記の4つです。
国内証券は
1.ゼロカットシステムがないので借金を背負わされる可能性がある

2.DD方式でトレーダーと業者が利益相反関係になっているので約定拒否や
ストップ狩りなど何をされるか分からない

3.入金ボーナスなどのボーナスが一切ない

4.税金も年間820万以上稼げないなら海外FX業者の方が安い

簡単に説明します
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1.借金リスクあり
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国内FX業者と海外FX業者の最大で最も重要な違いはゼロカットシステムの有無です。
海外では当たり前のゼロカットシステムが国内FX業者には実装されていないので、
相場の急変で強制ロスカットの決済が間に合わず入金額以上のマイナスが発生した場合、
トレーダーはその損失分を追加で払わなければなりません。
いわゆる【追証】と呼ばれるやつです。

ゼロカットシステムを導入していない国内業者を使うということは、入金額を超える損失(≒借金)を背負うリスクを常に抱えているということです。

「自分が入金した金額以上の損失を追うことは絶対にない」
という大前提のもとFXをしているので、入金額を超える損失(≒借金)を背負うことは私にはできません。

多くのトレーダーは、
「国内FX業者にも強制ロスカット制度があるので、何かあっても安心」
と安易に考えているようですが、実際には取引規約にも書かれている通り、入金額(=証拠金)を上回る損失が生じた場合の追証を国内FX業者から求められるケースが頻繁に起こっています。

以下、国内FX業者各社の取引規約ですが、全てにおいて、
「証拠金以上の損失を被る可能性がある」
と書かれています。

ロスカット時、強制決済時に元本を超える損失が発生する場合がございます
引用:GMOクリック証券

経済指標の結果によっては価格が急激に変動し、思わぬ損失が生ずるおそれがあります。
また、その損失の額が預託した証拠金の額を上回ることもあります
引用:SBI FXトレード

ロスカットルールは、必ずしもお客様の損失を限定するものではなく、相場変動等によ
り、預託した証拠金以上の損失が発生するおそれがございます
引用:みんなのFX

国内FX業者を使う方はこのリスクを承知するべきですが、
実際のところ使っている方はどう認識しているのか気になるところです。

入金額以上の損失が発生した時、追証が10万ほどであれば自分の貯金からすぐに払うことができるかもしれませんが、もし400万円だとしたらどうでしょう。

それ以上だったら?

事実、2015年におきたスイスフランの大暴落時に国内FX業者を使っていた人が強制ロスカットが間に合わずに、本来のロスカットレートよりも大幅に下のレートで決済され「-300万」の追証(≒借金)を背負った事例があります

あなたの大切な資金を守るための知識なので、トレード技術と同等に大事なものだと思います。

おまけ
このゼロカット方式は、欧州圏では2018年8月からのESMA規制により各FX業者への実装が義務付けられており、顧客保護に努めることが必須要件です。

対して日本では相変わらず顧客保護の観点が一切なく、自分達の決済システムに原因があるにも関わらず顧客に追証を請求してきます。

この違いを考えると、借金を負いたくない方は国内FX業者を使うよりも海外FX業者でトレードした方が安全だと言えます。

2.トレーダーと業者が利益相反関係になっている

国内FX業者はDD方式という取引システム(=顧客の注文を処理する仕組み)を採用しているので、国内FX業者とトレーダーとの関係性は、
「トレーダーが儲けると業者は損失を出し、トレーダーが損失を出すとは業者は利益となる」
という【利益相反関係】になっているのはご存知ですか?

利益相反関係というのは平たく言えば、
• FX業者はトレーダーに儲かって欲しくない
• FX業者はトレーダーに損して欲しい

と思っているということです。

まさかと思ったかもしれませんが、これが国内FX業者の現実です。
国内FX業者が、
「前年比で営業利益が2倍になりました!」
と言っているのは、
「今年はトレーダーを去年の2倍負けさしました!」
と言っているのとイコールだということです。

3.入金ボーナスなどのボーナスが一切ない

国内FX業者は入金ボーナスなどのボーナスが一切ありません。
これもかなりのデメリットです。
対して、海外FX業者は様々なボーナスを提供してくれます。

その中でも一番のオススメは入金100%ボーナスです。

これは入金額と同等額のクレジットを付与してくれるもので、例えば5万円入金したら、それと同等の金額つまり5万円のクレジットボーナスが貰えますので、実際のトレードに使える証拠金は10万円になるということです。

5万円の証拠金と10万円の証拠金とでは、できることにかなり違いが生まれますので、お金がない人にとっては海外FX業者のボーナスはかなりのメリットになります。

私も昔お金がなかった頃は、入金ボーナスで証拠金が増えるのが本当に有難かったです。
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4.税金も年間820万以上稼げないなら海外FX業者の方が安い

国内FX業者を使う人の主張として、
「海外FXは税金が高く、国内FXは税金が安い」
というのが言われますが、税率が安くなるのは、
「年間820万以上稼げる人のみ」です。
(※もちろん兼業か・専業かとか、家族がいるか独身かなどで控除額が変わるので820万円確定とは言えませんが、だいたい780万~850万くらいの間です)

理由は、海外FXで得た利益は「雑所得」になるので、通常の給与所得と同じように、「基礎控除や配偶者控除・扶養控除・社会保険料や生命保険料の控除など」を年間のトレード利益から差し引き、その差し引いた額に累進課税の税率が適用されるからです。
(※なので、実際に支払う税額は意外と少ないです)

対して、国内FXで得た利益は申告分離課税が適用されますから、利益実額に対して控除を差し引かれることなく、否応なく20%の税率が適用されます。
このブレークイーブンポイントが、年間820万円くらいだという訳です。

【海外FXで年間820万のトレード利益を上げた場合の税額】
■課税所得:
820万ー48万(基礎控除)ー80万(社会保険料控除)=692万
■支払い税額:
692万×30%ー42万7,500円=164万8,000円

【国内FXで年間820万のトレード利益を上げた場合の税額】
820万×20%=164万円


このように、稼げば稼ぐほど税率が高くなる累進課税の税率が海外FXのトレード利益に適用されたとしても、様々な控除を年間のトレード利益から差し引くことができるので、年間820万円までだと国内FXの方が税金が高くなります。

よって、年間820万稼げないトレーダーは税率が安いという国内FX業者の恩恵を受けることはできませんので、820万円を稼げていない人にとっては、顧客と利益相反関係にあったり借金リスクを背負ったりする国内FX業者を選ぶメリットはありません。

年間数千万、数億稼ぐ人にとっては国内FXを使うメリットがあるでしょう。

国内FXだとどれだけ稼いでも一律20%の税金しか掛かりませんから。
ですが、もしまだ年間820万未満の稼ぎであれば、何度も言います。
• 国内FXの方が税金も高いし、
• 借金リスクも背負わされるし、
• トレーダーと利益相反関係にあるので約定拒否やストップ狩りなど何をされるか分からないし、と、メリットが一つも見当たりません。

おまけ
年間820万以上を稼げるトレーダーは稀だと思うので、特に経歴の浅いうちは税金面から見ても国内FXを使う理由は特にありません。
あと、
「スプレッドが狭いから国内FX業者を使っている」
という人をかなり見かけますが、トレード技術がない人がスプレッドの安さ・狭さを気にしても何の意味もないです
下手な人は、スプレッドが狭かろうが広かろうが負けますので。
この辺は勘違いせずに冷静に自分の実力を見つめましょう。

もう一度言います、多くの人が負けるのはスプレッドが広いからではなく、技術がないからです。

XMの公式HPはこちら

XMなら、海外移住してもそのまま使えますし、ゼロカットシステムを搭載しているので借金リスクを背負うことは100%ありませんということで、以上、私が国内FX業者を使わない4つの理由を解説しました。

結論、「年間820万稼いでもいない人が国内FX業者を使う意味は何もない」ってのが答えだと思います。国内業者を使う多くの人が「知名度があるから」「有名人がCMしてるから」「国内という安心感があるから」という、イメージ戦略で勘違いさせられているのではないでしょうか。

安心感があっても安心じゃ無いわけなので、全くもって非合理的ですが・・・

最後に:「国内FX=安全、海外FX=怪しい」という思考停止の思い込みを辞めましょう

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