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【新潟県立正徳館高校キャリア教育】

始めました。きっかけは私が教育系NPO「みらいずworks」に出席し何か宣伝したい方がいましたら発表してくださいというところで「かき氷販売」という社会教育活動を通して社会性を身に着ける活動を一緒にしませんかと呼び掛けたところ、想いのある高校教諭の方に声をかけて頂いた事をきっかけにとんとん拍子で授業まで。

以前私は教師だったので年間スケジュールや流れについてのシステムなどは把握しており、教師の気持ちや学校の実情を理解しながら民間から学校と地域社会へ教育的な在り方を一緒に考えられることを目指して動いています。

では、ここからは私のfacebook記事のコピペを貼ります。https://www.facebook.com/shiro.sugisaki/posts/10212000973414213


五人の生徒と共に、6/9に行われる全国から削り職人が集まる「与板削ろう会」に地元の学校として関わらせて頂く事になりました。お時間に余裕のある方は是非与板体育館へ遊びにいらしてくださいm(__)m

暑い時期なのでかき氷を提供しながら地域の人や県外から集まる刃物職人の方々と交流し、刃物文化を体感し社会と関わることを短期目標にしています。
授業で食べ物を扱うというのはとてもスペシャルな事で、教師ではなく氷屋のおじさんとして生徒と関係を作れるので、学校から一歩外へ踏み出せる関わり方に繋がっています。
販売するかき氷を自分たちで作って食べてもらい美味しいか確認。笑顔が見れて良かった。

はっきり言いますと、私が高校生の時に地域の人と関わろうなんて言われても一切ピンと来ていないし一つもワクワクしなかったでしょう。なので動機なんて不純で良いし自分事になってもらうためにも人と繋がりを広げていき、最終的に「女優の広瀬すずさん(自己紹介で好みの女性のタイプを聞いた結果)に会おう」という超長期的な目標を裏のテーマに進めています。
人との繋がりを広げ深めるという方向性においても、
「いらっしゃいませ」という売り手と買い手の関係ではなく、人と人の関係の方が円滑なコミュニケーションに結び付きやすいことから「こんにちわ」にしようとか、そういう小さな部分のコミュニケーションから意識してもらうように取り決めを作りました。

地域との関わり方や在り方に正解はないですけれど、自分のキャリアを高めていけることを一つ、一年間かけて行っていきたいです。
どうやったら広瀬すずさんに会えるか、長い長い興味深い挑戦です。

最後に、皆様から様々な提案や関わる機会を高校生に頂けますと、社会が広がり繋がるのでとてもありがたいです。


以上。

社会と繋がり自分事として動くためにはいろんな要素が必要となります。

ミクロ             →           マクロ

自己理解(ミクロの中のミクロ)、ミクロ(地域社会)、県、国、世界

とマクロを語るとあまりにも広いので取捨選択が必要になります。

今回は学校で出来ることという範囲で、地域の人と文化に触れながら、自分は社会の中でどういう存在なのかを「客体的に認識する」ことです。

そのための前提条件として「自ら発信し、社会からの反応を受ける」そしてまた社会からの反応に自らも応える形が必要であると私は必要と考えています。

様々なキャリア教育で見掛けるのですが、とある最新分野と地域の課題を掛け合わせてこういう方法で解決するのはどうですか?という提言で終わる活動は基本的には学校内や学校周辺でしか行われないため、そこで終わります。反応がほとんどない活動によって社会との関わりは限りなく低く、反応も少ないため一年間掛けて行う授業としてはあまり合理的ではないように感じます。
その一方で地域の活動やイベントに積極的に関わっている生徒もいるので、その辺りには私の条件を満たしているので非常に好感が持てます。

教師がプレイヤー(こういう言い方が嫌いな人もいるかもしれないですけれどより良い社会の在り方を模索する人という感じの意味として捉えて欲しいです)として様々なイベントや会合にはあまり出席しないんですね。教育界の中でほぼ補完されているため外に出る必要が無いと考えているように見受けられます。また、外に出て目立つことをあまり好まない性質も感じられます。様々な人との出会いに結び付かないのはとてももったいないと感じます。
そのため、社会変化に対してあまり敏感に動かない教育者という人材を多く抱えてしまう学校教育の現場があると捉えています。
そして生涯教育やダイバーシティが叫ばれる昨今、様々な個人内多様性にまで結びつかない画一的な教育を行う学校教育は大きな欠点に感じます。
この学校内の組織的な課題を、公教育で行われる「キャリア教育」という地域と関わることが前提となる場によって、様々な人と関わり自分の生き方を更に豊かに出来る場の醸成を模索する事が私の手段であり課題解決を目的に進めています。
学校教育を司る巨大組織は内側から変わることがとても難しいと感じているので、出来る範囲でより良い教育を公民地域と連携して創っていければいいなぁと思ってやってみます。
誤字脱字、適当な事を書いている部分もありますが、そんな程度の文章なのでお気になさらないでいただけますと幸いですm(__)m

杉崎史郎

#教育 #学校教育 #キャリア教育 #公教育 #社会教育  

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