「虚心坦懐」を考える

きょしんたんかい
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不信、疑念、不満などがなく、すっきりとした気持ちであること。
「虚心」は不満や不安などがなく、偏見や先入観を持たずに、事実のまま素直に受け入れることができる心のこと。
「坦懐」は心の中に不満や不安などがなく穏やかなこと。
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「虚」 ①中身がない。からっぽ。からにする。
    ②実が伴わない。

「心」 ①体に対し、(しかも体の中に宿るものとしての)知識・感情・意志などの精神的な働きのもとになると見られているもの。また、その働き。
    ②事物の内にこもっていて、それの価値のもとになるようなもの。

「坦」 ①たいら。たいらか。ひらたい。
    ②おだやか。やすらか。
    ③明らか。はっきりしている。

「懐」 ①着物の内側の胸の部分。
    ②ふところに入れて持つ。



「虚心」 わだかまりを持たない心。先入観を持たない。すなおな態度。


「坦懐」 わだかまりがなく、さっぱりとした心。


「虚心坦懐」
心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。



中身がない心。先入観を持たない。
心を空にして、
素直に、静かに、そういう心。

懐が、内側が、
おだやかで、やすらか。



簡単に、まとめると

「心が空で、先入観がない。
懐の内側は、おだやかである」

という
ことなのでしょう。



このような心の状態で
生きていきたいものです。

一つの理想です。


記憶に、残しておきたい
四字熟語の一つではありますね。




よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。