「鼓腹擊壌」を考える

こふくげきじょう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
善い政治が行われ、人民が平和で不満のない生活を楽しむ様子。または、世の中が平和なことのたとえ。
「鼓腹」は食べるものが十分にあり、満腹になった腹を楽器のように打ち鳴らすこと。「壌」は土や地面のこと。
「擊壌」は地面をたたいて拍子をとること。

古代中国の聖天使の尭帝は、世の中がうまく治まっているか気になり、町の様子を見に行った。そこで、一人の老人が満腹になった腹を打ち鳴らし、地面を踏んで人を拍子をとりながら、世の中は平和で天子はいてもいなくても変わらないという意味の歌を歌っていた。
人民が政治を行う者の力を意識せずに、満ち足りた生活が出来ていることが分かり、尭帝は安心したという故事から。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「鼓」 つつみ、太鼓
    膨れた

「鼓腹」  腹が膨れた
      満腹になって、腹を楽器のように打ち鳴らすこと



「擊」 物を強く打ち当てる

「壌」 耕作に適した土地 肥えたやわらかい土


「擊壌」 耕作に適した土地を踏み、拍子をとる



<中国の尭(ぎょう)の時代に、一老人が
腹鼓(はらつづみ)を打ち、大地を踏み鳴らし、太平の世への満足の気持ちを歌ったという「十八史略」などにみえる故事から>
世の中の太平を楽しむこと。


「腹を太鼓のように叩き、
土壌を足で踏み鳴らす」


漢字の意味は、こうですが、
中国の故事にあるように、
ある一人の老人が、
世の中が平和であること、
満足していることを、
腹を太鼓のように叩き、地を踏み鳴らし、
拍子をとりながら歌を歌って、
表現したこと、から、

「世の中が平和であること、
天下太平であること」

の意味として使われるようになった


なるほど

体を使って表現したこと、
それが、その気持ちの方が、
意味として使われることが
あるのですね

勉強になります。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

9

四字熟語を考える―3

1つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。