「濠濮間想」を考える

ごうぼくかんのおもい
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世間から離れて、自然の中で静かに楽しむ心のこと。
「濠」は濠水、「濮」は濮水のことで、どちらも中国の川の名前。
中国の戦国時代の荘子は、楚王からの丞相にするという招きを断り、濠水で魚が遊ぶのを見て楽しみ、濮水で魚を釣って楽しんだという故事から。
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「濠」 土を掘って作ったみぞ。また、城の周囲に設けた堀。(水をたたえたもの)
    中国を流れていた川の名。(濠水)

「濮」 中国を流れていた川の名。(濮水)

「間」 ①これとそれに挟まれたところ。
    ②人(や団体)の交わり方の仲。
    ③向かい合うもののあいだ。また、二つのものの関係。

「想」 ①物事の形やありさまを心の中に思いさだめる。おもいやる。おもいはかる。
    ②絵画・音楽・小説などの組み立てについての計画。


「濠濮」 中国を流れていた川の名。
     濠水(ごうすい)と濮水(ぼくすい)


「間想」 この二つの関係の
     形やありさまを心の中に
     思いさだめる。



「濠濮間想」
中国を流れていた川、濠水(ごうすい)と濮水(ぼくすい)の二つの関係の
形やありさまを心の中に
思いさだめる。


荘子釣於濮水

(荘子が濮水で釣りをしていた)


濮水で荘子は釣りをしていた。


濠水では?
荘子は魚が泳ぐのを見ていた。



二つの川で
それぞれ、楽しみ方を
使い分けている

ということなのでしょうか?


「間想」の意味を
どう考えればいいのか?


難しいです。 


「世間から離れて
自然の中で
静かに楽しむ心」


というのが
この四字熟語の意味とのことですが

荘子が
楚王からの丞相にするという招きを断り
濠水と濮水の二つの川を
それぞれ楽しんだ。

それが世間から離れて

ということであり、

「自然の中で
静かに楽しむ心」

にあたるのは

「間想」
の意味にあたります。


二つの川の
間の想い

それぞれを
楽しむ心

という解釈をすればよい

ということになりそうです。


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