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#雛フェス

 仕事に復帰して1週間が経った。ここまでは順調に行っている気がする。なんとかこの調子で3月末を迎えたい。せっかく天狼院で作業しているので、文章でも書くか。

イベントしてきた

 さて、かくおうどうのイベントである。いつものように大野から「みやっち3月の頭に伊豆に行こー。」と、詳細をほとんど知らされぬまま車を出して参戦した訳である。イベント名も、場所も、詳細もいずに向かう途中に知った。というより聞き出して、資料を参照して解読したのだ。なんなら本屋本人もちゃんと把握していなかった(これはいつものことである)。もうちょい事前に色々送ってくれれば、俺もいろいろ用意したりできるのだが、もうそこについては諦めているところはある。

雛フェスって?

地域の賑わい創出イベント
東伊豆町来訪者調査には、東伊豆町に訪れる観光客の満足度を調査したデータが載っています。宿のサービスや食事、温泉など宿に関して高い満足度が得られている一方、飲食店の種類や数やお土産の種類や数、自然景観・名所に関しての満足度が低い結果がでています。地域の中の観光資源を掘り起こす・生み出す取り組みが急務となっています。
雛フェスは 「空き店舗から地域の新しいビジネス(観光コンテンツ)を生み出す」ことをビジョンに掲げ、町内を最も人が行き交う雛のつるし飾りまつりの時期に合わせて空き店舗を活用し、地域振興を図ることを目的としています。
内容としては、伊豆稲取駅〜文化公園雛の館までの通りのシャッターが閉まっている店舗や空きスペースを活用したイベントです。空き店舗での地域体験プログラムや通りの一部を歩行者天国としまちあるきを推進していきます。他にも通りに面した寺院でのイベント、歩行者天国内での露店の出店やライブペイントなど、様々な主体を巻き込んでイベントを盛り上げることによって観光客の数と滞在時間を増加させ、地域にさらなる経済効果を生み出すことを狙います。空き店舗を解消し、地域に新しい魅力を生み出すための第一歩を担うイベントとして雛フェスを運用していきます。
主催 東伊豆町商工会青年部 & 地域おこし協力隊 荒武優希
https://www.facebook.com/pg/izuhinges0303/about/?ref=page_internal

 読んでいただいたらすべてが分かる仕様になっていた。歩行者天国にいろんな出店をして、東伊豆町、稲取の街を盛り上げようというわけだ。知り合いの伝でご紹介いただき、出店に至ったらしい。
 劃桜堂は以前、商店街に突然出店していたのでこうしたイベントは慣れている、はず。

異質

 3/2,3の週末で出店しようということで、前日の夜中から東京を出発してやってきたわけである(3日は悪天候で出店を断念したが)。他団体の皆様は、タープテントを組み立ててそこに机を置くなどして出店をしていた。さて、劃桜堂は。

 テント。テントである。そして中にこたつである。明らかに中でくつろごうという意図しか見えない。タープテントと普通のテントを比べれば一目瞭然、背丈が違いすぎる。机も低いので、あまりにも低すぎて逆に目立つ構造になっていた。テントとこたつは、明らかに道行く人の目を引いていた。

 普段、深夜の美術展などでいらしている方は、お気付きかもしれない。そう、本が多いのだ。ちゃんと本屋なのである。「本屋なんだからそんなの当たり前だろ!」とお叱りを受けそうであるが、ここ最近で一番劃桜堂のイベントに関わっているであろう俺から言わせると、ここ1年くらいで一番本の量が多かったかもしれない(隣が寂しい感じだが、他の出店者さんと少し間が空いている設計だっただけなのだ)。


 かくして、劃桜堂は、出張本屋さんとしての役割を果たしたわけである。実際、結構本を買っていただいたし。遠征陣は大満足だったわけである。

↑テントで味をしめた人

東伊豆町というところ

 今回の雛フェス、1日目は割と自分の出店スペースにいて、2日目は雨だったこともありあまり多くの出店は見ることができていない。それでも、結構地元の小中学生や家族連れ、年配の方などが雛フェスに訪れていた。地域おこしについて詳しいことは分からないので深い言及はしないが、このようなイベント自体を行うことが意義のあることではないかと、そう感じた。ぜひ今後も定期的に開催していただきたい(言うのは簡単)。
 問題提起、考察、そのたぐいは難しくなってしまうので、単純に良いところ(主に食)を列挙していく。

 東伊豆町は金目鯛が美味しいところである。

金目鯛のお刺身。刺身のつまは食べます。

金目鯛の釜飯と味噌汁。週末の朝市で食べることができる。

 東伊豆町は、そこそこの街機能を持ちながらのどかな、海の街であった。

 また、行きたいなあ。

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