見出し画像

【キャッシュレスで】財布を忘れて愉快なJサポさん【遠征はできるか】

はじめに

似たような事態に直面してこのnoteを開いた人のために、結論から先に述べます。場合によってはキャッシュレスで遠征いけます。

1. 基本Suica(Pasmo)とクレジットカードがあればいける
2. Suicaの残金がないならモバイルSuicaでチャージ
3. そもそもSuicaが無い場合は電子マネーを現金化して電車賃を捻出

と偉そうに書いてますが、私は決して意図的にキャッシュレス遠征を試みたわけではありません。単純に財布を忘れてこの目に遭っただけです。
しかもSuicaも財布に入っていたという二重罰なので、ほとんど何もない3のパターンです。「ひのきのぼう」と「おなべのふた」でラスボスに挑むレベルの最難関縛りプレイです。
改めて言っておきますが、これはライフハック系noteではありません。Twitter芸人による「しくじり先生」みたいな反面教師コメディです。
読んでくださってる方は、私のやらかしを反面教師に忘れ物のない遠征ライフをお楽しみいただければと思います。


1. 準備万全だった。そう、財布以外は。

アウェイ遠征、それはサポーターの楽しみの1つ。「おらがクラブを後押しするんだ」という大義名分のもと日本のあちこちを旅行できる贅沢な時間。

都内某所に住むマリノスサポーターである私も、アウェイのヤンマースタジアム長居で行われるセレッソ大阪戦を楽しみにして、指折り数えて当日を待っていた。
前日はせっせと荷造りをし、ユニフォームは持った、タオルマフラーは持った、と確認に確認を重ねて眠りについた。

遠征民の朝は早い。成田空港でLCCに乗る予定だった私も、朝早くの便に乗るため平日の勤務より遥かに早い時間帯に家を出た。あれほど億劫で仕方がない平日の出勤と違い、サッカーを観に行く休日は目覚めもよく、駅へ向かう足取りも軽やか。
とはいえ、フライトは朝早いためのんびりはしていられない。早いとこ電車で空港に行って余裕を持って搭乗しよう。そう思って改札前でSuica入りの財布を取り出s...あれ?

財布がない。。。

図らずして、財布を忘れて愉快なサザエさん系遠征民となってしまった。


2. 立ちはだかる切符問題。JRはクレカOK、私鉄は基本NG

冷静になって自分の所持品を見返してみる。

・スマホ(iPhone SE)
・Edyつきのクレジットカード(Edyの残額は¥2000くらいだった)
・ユニフォーム、タオマフ、その他応援グッズ(トリパラ)
・強い気持ち

現金、Suicaがない私にとって、一番の難関だったのが、「電車に乗ること」だった。「いやでもクレカ使えたりするんじゃないの?」と思って恐る恐る駅員さんに聞くと、JRの人は(一瞬コイツ何言ってんだ的な顔はしていたけど)OKを出してくれた。

私の場合は、みどりの券売機を利用して購入することができた。新幹線だけしか取り扱ってないものとばかり思っていたけど、在来線の乗車券もいけるみたいだ。

「よしよし、これなら電車はいける!空港までいけそうだな!」

などと思い、こんなふざけたことも考えていた。

乗換案内アプリの命ずるまま、日○里駅から京○スカイライナーに乗ろうとした。もともと予定していたフライトに間に合うにはそれが最後の手段だった。JRの時と同様、恐る恐る(けど内心はOKもらえるだろという甘えがありながら)駅員さんにクレジットカードで乗れるかどうかを聞いてみる。

だが、今度は「コイツはマジで何を言ってるんだ」って顔で、若干叱り飛ばされるようにNOを突きつけられた。私鉄はクレジットカードでは基本乗れないようだ。(太字にすると一般常識も世に知られていない豆知識みたい)


3. スマホの一部サービスからセブン銀行で現金を手に入れられる(2019/05/13現在)

○急の駅員さんの「現金しか受け付けてません」コメントにより、私の完璧なプラン(笑)はあっさり崩れ、フライトを逃すことが決定的になった。
いや、今考えてみると当然なんだけど。

お金を節約するためにLCCにしたはずなのに、そのフライトをみすみす逃すなんて、、、ショックで軽いパニック状態に陥った私は色んな手段を考え始めた。

最悪JRでどうにか成田 or 羽田はいける。

試合時間に間に合うフライトは…ない!?

じゃあ新幹線か。東京駅までならJRでいけるからクレカが使える。

けど新大阪から長居は?私鉄じゃん!クレカダメじゃん!

まさにチェックメイト、王手詰み。(自宅に戻る案もあったが、鍵は財布についていた)
かくして私は「#キャッシュレスで行く大阪遠征」の打ち止めを決意した。何はともあれ現金を手に入れようとしたのだ。

けど、どうやって?と藁をもすがる気持ちで「カード 無い 引き出し」みたいな今どき子どもでも打たないような検索ワードでGoogle先生に祈った。すると、こんな記事が出てきた。

なんと、スマホからセブン銀行ATM経由で現金を調達できるらしい。
しかも「どうせ消費者金融とかそっち系だろう」と思ってたら、LINE PAYが対象に入っているらしいのだ。詳しくはこちらをご参照。

とりあえず無策で東京駅を目指すのをやめ、身近なセブンイレブンを目指し、人生史上もっともがむしゃらにATMに駆け込む。操作は特に複雑ではなく、初めての私でもあまり苦労はしなかった。ポチポチと進めていくと、、、

こうして「#キャッシュレスで行く大阪遠征」は終了、新幹線に乗り込み、新大阪→長居間の私鉄もおろした現金でクリアし、念願のヤンマースタジアム長居にたどり着いた。

〜 Fin. 〜


いかがでしたか?

最初にライフハック系の話じゃないって言ってたくせに、締めは思いっきりそれっぽくしてしまった。

ちなみにスタジアムに着いたあとのスタグルは、現金以外受け付けないところがほとんどだった。
場所によっては交通系ICが使えるところもあるらしいが、キャッシュレスでスタジアムの魅力を100%楽しむことはまだまだ難しいのかもしれない。

「#キャッシュレスで行く大阪遠征」がネタではなく、一般的なことになるようになったら、このnoteも過去を回顧するための資料に、、、なりませんね、ただのTwtter芸人のやらかし記ですね。

やはり遠征の基本は「備えよ常に」のボーイズスカウト精神。読んでくださった皆さまは、ぜひ準備万端で楽しい遠征ライフを。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?