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「感想を言葉にする」は、最高の贈り物になる

先日、塩谷舞さんのnote読者向けイベントについての記事が、Twitterのnoteアカウントにリツイートされ、さらにnote編集部のお気に入り記事マガジンに入れてもらえた。

そのおかげで、2日間くらいで500人以上の人にこの記事を読んでもらえた。

それ自体も嬉しかったけれど、それ以上に嬉しかったのは、いいねをくれた人がいたことと、その感想を書いたり送ったりしてくれた人がいたことだった。

だから今回は、わたしが考えた「感想を言葉にすることとは」について書く!

塩谷さんのイベント記事のこと

本音を言うと、塩谷さんのイベントの記事は公開するときにあまり自信が持てなかった。塩谷さんの言葉や考え方について、もっと伝わる書き方があるはずなのに、、となんだか申し訳なく感じていた。

それでも「伝えないよりは伝えたい、書きたい…!」と思って公開したのだった。

だから、読んてくれた人のお気に入りやnoteのスキや、ポジティブな感想が届いてほっとしたし、嬉しかった。

特に、Twitterで会ったことのない誰かが感想を書いてくれたり、友達がLINEでよかったと言ってくれたこと。それを見てようやく、心から「書いてよかったーー」と思えた。

今までnoteでスキをもらえたり、フォローしてもらえたり「この人には届いたんだ」「よかったと思ってもらえたんだな」という嬉しい瞬間を少しずつ積み重ねてきた。

それでもTwitterで会ったことない人が感想を書いてくれるというのは、たぶん初めてのことで、とても嬉しい出来事だった。

感想を言葉にすること

感想を言葉にしてもらえるのは、とても嬉しい。文章を書く人に限らず、なにかを作る人はそうじゃないかと思う。少なくともわたしはそうだった。

作り手に感想を届けることについて、ふと尊敬する人たちの言葉を思い出した。

ひとつは、幻冬舎の見城徹さんの言葉。

「感想は人間関係の最初の一歩」

箕輪編集室にいたときに聞いた言葉で、見城さんの「読書という荒野」にも書いてある。見城さんは常套句のような感想ではなく、なにがどう面白かったのかなどを心血注いで手紙にしたため伝えるそう。

もうひとつは、コピーライターの阿部広太郎さんの言葉。

「関係づくりは、感想に命を懸ける」

詳しくはこちらのnoteを見てください。

阿部さんはなにかのトークイベントで、「感想は作り手にどんどん伝えた方がいい、それを見てもらうことで、結果その作り手に近づけることもある」というお話もされていた。

お二人の言葉で、感想を言葉にすることの価値を改めて知った。相手に喜んでもらえるのはもちろん、そこから一緒に仕事ができるような人間関係ができることもあるくらい、人の心を動かすんだって。

そして感想を伝えることは、作り手に贈るお礼のプレゼントみたいだ、と思った。今までは感想を「贈る側」だけだったけれど、自分が感想をもらって初めて、「受け取る側」としてそれを実感した。

感想を言葉にするのは難しいかもしれないし、時間や手間もかかるかもしれない。でも、時間がかかってもうまく言えなくても、感想を言うこと自体なら誰でもできるんじゃないかな、と思う。

感想には決まりも何もないから、「面白かった」「よかった」「私は違ってこう思った」……どんな形でもいい。感想を言葉にすることは、誰にでもできる、作り手への贈り物だ。

だから、自分が「よかったな」「面白かったな」って思ったことは、できるだけその人に伝えたいと思う。逆に自分が作り手のときは、読んだ人がつい誰かに感想を言ってしまうような、そんな誰かの言葉を引き出してしまう記事を書いていきたい。

……まだまだ先は長いけど。少しずつ!!



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